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6月10日のNY為替概況

2016/6/11 4:11 FISCO
*04:11JST 6月10日のNY為替概況  10日のニューヨーク外為市場でドル・円は、107円08銭から106円56銭まで下落し、106円75銭で引けた。米連邦準備理事会(FRB)の6月追加利上げ観測が後退するなか、英国のEU離脱懸念から欧州株が大幅安となり、原油安、米株安で米国債利回りが低下する状況に、ドル売り・円買いが優勢になった。  ユーロ・ドルは、英国問題から波及した欧州売り的な圧力を受けて、1.1312ドルから1.1246ドルまで下落。ユーロ・円は120円95銭から119円92銭まで下落した。  ポンド・ドルは、英国のEU離脱懸念から売られ、1.4425ドルから一時1.4181ドルまで急落。ドル・スイスフランは、避難先需要によるスイスフラン買いに0.9617フランまで下げた後、0.9658フランまで戻した。  10日のNY原油先物は続落。49.96ドルから48.85ドルまで下落した。英国のEU離脱懸念から欧州株に売りが広がるなど、欧州売り的な圧力の高まりに、ユーロ・ドルが1.1246ドルまで下落したことから、割高感による原油の売りが継続した。  終盤に米ベーカー・ヒューズ社が国内の石油掘削装置(リグ)稼働数を発表。稼動リグ数は前週比3基増の328基だったが、2週連続の増加となったことから、米国内の原油生産拡大への姿勢が示されたとして、売り材料視された。 【経済指標】 ・米・6月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:94.3(予想:94.0、5月:94.7) ・米・6月ミシガン大学1年期待インフレ率:2.4%(5月:2.4%) ・米・6月ミシガン大学5-10年期待インフレ率:2.3%(5月:2.5%) ・米・5月財政収支:-525億ドル(予想:-560億ドル、15年5月:-840.68億ドル) ・カナダ・5月失業率:6.9%(予想:7.2%、4月:7.1%) ・カナダ・5月雇用者数増減:+1.38万人(予想:+0.18万人、4月:-0.21万人) 《KK》