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*16:56JST 今週の【JASDAQ市場】5月2・6日『連続ストップ高で盛り上がる企業も』 【売り一巡後は緩やかに下げ渋る展開へ】2日(月) ■概況■108.26、-0.6 2日(月)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20ともに続落となった。値上がり:172銘柄、値下がり：449銘柄、変わらず：78銘柄。JASDAQ平均は朝方の売り一巡後緩やかに下げ渋る動きとなった。戻りの鈍かった日経平均との比較では、為替円高の影響が相対的に小さい分、押し目買いの動きも強まったもよう。バイオ関連銘柄などが総じて底堅い動きとなる。 ◆注目銘柄◆ デジタル教科書関連としての関心が続き、チエル<3933>がストップ高。パスポート<7577>は健康CP<2928>との業務提携効果に期待再燃。FVC<8462>は「京都市スタートアップ支援投資事業有限責任組合」設立が材料視される。フィスコ<3807>はテックビューロへの出資や業務提携など発表が手掛かりに。アスコット<3264>、アルファクス<3814>は連日の急伸、ぱど<4833>は業績下方修正もアク抜け感強まる。反面、ガーラ<4777>は先週末に急伸の反動で利食い売り優勢。テクノホライゾ<6629>は業績下方修正が、ザイン<6769>は第1四半期赤字決算がそれぞれ弱材料視される。JASDAQ-TOP20では、インフォコム<4348>、セリア<2782>がしっかり。一方、ザインのほか、ユビキタス<3858>、田中化研<4080>、フェローテック<6890>などがさえない。 --------------------------------- 【米雇用統計控え中小型株への物色シフトで堅調な展開】6日(金) ■概況■108.92、+0.66 6日(金)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20ともに3日ぶり反発となった。値上がり：379銘柄、値下がり：227銘柄、変わらず：81銘柄。JASDAQ平均は朝方から買いが先行。米雇用統計の発表を前に主力大型株の手掛けにくさが意識され、日経平均がマイナスに転じるなか、中小型株への物色シフトを背景に堅調な展開となった。足元で強い値動きのテーマ株、材料株への関心が続いたほか、決算発表を受けた物色も活発だった。 ◆注目銘柄◆ 前週末に業績予想の修正等を発表したぱど<4833>が2日連続のストップ高。さらに、チエル<3933>やアルファクス<3814>が3日連続、アスコット<3264>は5日連続のストップ高に。チエルはデジタル教科書関連として関心が続き、アスコットは中国平安グループによる株式取得を材料視した物色が継続している。また、2日引け後に通期決算を発表した日本ライフL<7575>もストップ高。その他ではシンバイオ製薬<4582>やマークラインズ<3901>の上昇が目立った。一方、Dガレージ<4819>やカルナバイオ<4572>が小安く、イリソ電子<6908>、トレイダーズ<8704>が軟調。また、前期業績の下方修正を発表したリプロセル<4978>に加え野村マイクロ<6254>が大幅安となった。 --------------------------------- 《TM》