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欧米為替見通し:ドル底堅い展開か、米当局者発言で114円回復も

2016/3/29 17:26 FISCO
*17:26JST 欧米為替見通し:ドル底堅い展開か、米当局者発言で114円回復も 今日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い展開となりそうだ。米早期利上げ期待が背景。連邦準備制度理事会(FRB)議長など金融当局者から弱気な発言が聞かれなければドル買いに振れやすい見通しで、今月15日以来、2週間ぶりの114円回復を想定する。 今晩はウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(18時15分)、イエレンFRB議長(24時半)、カプラン・ダラス連銀総裁(日本時間30日2時、同5時)の講演が注目される。最近ではアトランタ地区連銀のロックハート総裁など複数の金融当局者が4月26-27日の連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げの可能性に言及しており、引き締め方針継続を好感したドル買いが続いている。 今晩もイエレン議長などから米経済に関し強気な見解が聞かれればドルを押し上げる要因となるだろう。また、1月S&Pケース・シラー住宅価格指数(22時)や3月消費者信頼感指数(23時)の経済指標は予想通り前回を上振れればドル買いを支援するかもしれない。一方で、ドル・円は114円台では利益確定売りが出やすく、「上昇ピッチは緩む」(市場筋)とみられる。4月1日発表の米雇用統計に向け早期利上げ観測の思惑は広がりやすいが、115円まではやや距離がありそうだ。 【今日の欧米市場の予定】 ・17:00 ユーロ圏・2月マネーサプライM3(前年比予想:+5.0%、1月:+5.0%) ・18:15 ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁講演(米経済、シンガポール) ・22:00 米・1月S&Pケース・シラー住宅価格指数(前年比予想:+5.75%、12月:+5.74%) ・23:00 米・3月消費者信頼感指数(予想:94.0、2月:92.2) ・24:30 イエレン米FRB議長講演(NY経済クラブ) ・02:00 米財務省5年債入札(340億ドル) ・02:00 カプラン米ダラス連銀総裁講演 ・05:00 カプラン米ダラス連銀総裁講演 《SY》