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後場に注目すべき3つのポイント~前場はリターンリバーサルで銀行が切り返す、後場は商社の動向に注目

2016/2/2 12:29 FISCO
*12:29JST 後場に注目すべき3つのポイント~前場はリターンリバーサルで銀行が切り返す、後場は商社の動向に注目 2日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・前場はリターンリバーサルで銀行が切り返す、後場は商社の動向に注目 ・ドル・円は120円84銭付近、利益確定売り継続 ・小野薬<4528>、通期業績予想を上方修正 ■前場はリターンリバーサルで銀行が切り返す、後場は商社の動向に注目 日経平均は小幅反落。前日比0.53円安の17864.70円(出来高概算13億1000万株)で前場の取引を終えた。原油価格の下落や円安推移の一服などを受けて、東証市場は売り優勢でスタート。日銀によるマイナス金利導入発表以降、日経平均が約800円上昇していたことも利益確定売りに押される要因となった。ただ、売り一巡後は、足元売られていたメガバンク3行が切り返したほか、第一生命<8750>もしっかりで推移したことから下げ幅をじりじりと縮小する展開に。一方、指数のけん引約となっていた三井不<8801>、三菱地所<8802>など大手不動産株は売られるなどリターンリバーサルがはっきりする地合いとなった。 業種別では、鉄鋼、鉱業、非鉄金属、不動産、石油・石炭が弱かった一方、医薬品、水産・農林、精密機器、電気・ガス、小売、銀行が買われた。なお、大幅続伸していたREIT指数は前日比1.34%安とこちらも上げ一服となっている。 前引けにかけて日経平均、TOPIXは下げ幅を縮小し前日終値水準まで戻している。12時45分に発表される10年国債の入札結果が波乱とならなければ、後場プラス圏で推移する場面も見られそうだ。前場の売買代金は1.34兆円と前日比では商いが減少したものの、後場は13時に三菱商事<8058>の決算が発表される。商社は資源価格下落による厳しい業績が事前に伝わっていることから、同社の決算発表が総合商社のアク抜けにつながるか注目されよう。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は120円84銭付近、利益確定売り継続 ドル・円は120円84銭付近で推移。120円台での取引が中心となった。利益確定売りが観測されている。 ドル・円は前日海外市場から利益確定売りが出ており、東京市場でも朝方に121円04銭を付けた後はじりじり値を下げる展開。上海総合指数は堅調推移となっているほか、日経平均株価は安寄り後に下げ幅を縮小。しかし、原油価格は弱含む展開のため、積極的なドル買いは手控えられている。 ランチタイムの日経平均先物は下げ幅を縮小しており、午後はプラス圏に切り返す可能性はあろう。ただ、原油価格が反転しないと市場の警戒感は後退せず、ドル・円の上昇にもつながらないとみられる。 12時24分時点のドル・円は120円84銭、ユーロ・円は131円67銭、ポンド・円は174円36銭、豪ドル・円は85円84銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ファナック<6954>、エーザイ<4523>、アステラス薬<4503>が日経平均を約36円押し上げ ・投資判断引き上げのH2O<8242>、三越伊勢丹<3099>が堅調 ・小野薬<4528>、通期業績予想を上方修正 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・12:30 豪準備銀行が政策金利発表(2.00%に据え置き予想) 《SY》
関連銘柄 10件
2,175.5
9/4 15:00
-89(-3.93%)
時価総額 863,221百万円
三越と伊勢丹の経営統合で誕生した持株会社。百貨店業、クレジット・金融・友の会業、不動産業等を展開。伊勢丹新宿本店は百貨店の店舗別売上で国内首位。24.3期は伊勢丹新宿本店、三越銀座店の総額売上が過去最高。 記:2024/06/13
4503 東証プライム
1,798.5
9/4 15:00
-21.5(-1.18%)
時価総額 3,301,780百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4523 東証プライム
5,989
9/4 15:00
-78(-1.29%)
時価総額 1,776,140百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
4528 東証プライム
2,081.5
9/4 15:00
-12.5(-0.6%)
時価総額 1,077,020百万円
1717年創業の医薬品メーカー。抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」、慢性腎臓病治療剤「フォシーガ錠」などが主要製品。新薬開発に特化。配当性向40%目途。がん・免疫疾患、中枢神経疾患などが重点研究領域。 記:2024/08/26
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8058 東証プライム
2,882.5
9/4 15:00
-151.5(-4.99%)
時価総額 12,430,729百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07
2,110
9/4 15:00
-55(-2.54%)
時価総額 264,174百万円
阪急阪神百貨店、イズミヤ・阪急オアシス、関西スーパーマーケットなどを傘下に収める持株会社。阪急阪神東宝グループ。27.3期営業利益320億円目標。阪急本店への積極投資や百貨店リモデルへの重点投資図る。 記:2024/06/04
4,086
9/4 15:00
-214(-4.98%)
時価総額 4,214,092百万円
第一生命保険を中核とする持株会社。第一フロンティア生命保険、アイペット損害、ベネフィット・ワンなども傘下に持つ。既存進出国の資本効率改善などに取り組む。中期経営計画では27.3期ROE10%程度目標。 記:2024/08/30
8801 東証プライム
1,482.5
9/4 15:00
-81(-5.18%)
時価総額 4,166,765百万円
大手総合デベロッパー。オフィスビル、商業施設等の賃貸が主力。連結子会社に三井不動産レジデンシャル、三井不動産リアルティ、東京ドームなど。データセンター事業の強化図る。27.3期純利益2700億円以上目標。 記:2024/08/30
8802 東証プライム
2,386.5
9/4 15:00
-84.5(-3.42%)
時価総額 3,320,765百万円
総合不動産大手。三菱グループ。新丸の内ビルディングなど東京・丸の内エリアでオフィスビルを多数保有。住宅事業や投資マネジメント事業等も。配当性向30%程度目処。再開発プロジェクトの推進、事業化等に取り組む。 記:2024/07/07