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後場に注目すべき3つのポイント~中小型株の短期値幅取りと中国関連への見直しに期待

2015/10/19 12:33 FISCO
*12:33JST 後場に注目すべき3つのポイント~中小型株の短期値幅取りと中国関連への見直しに期待 19日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・中小型株の短期値幅取りと中国関連への見直しに期待 ・ドル・円は119円52銭付近、中国GDP上振れ受けドル急反発 ・新型ゲーム機「NX」のソフトウエア開発キットの配布で任天堂<7974>上昇 ■中小型株の短期値幅取りと中国関連への見直しに期待 日経平均は反落。101.44円安の18190.36円(出来高概算9億7000万株)で前場の取引を終えている。16日の米国市場は上昇し、シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円高の18365円だったが、これにさや寄せ出来ず。海外勢のフローが少ないほか、本格化する決算を前に利益確定の流れが優勢。また、中国7-9月GDPなどの発表を控えており、これを見極めたいとするムードが強まった。 中国7-9月GDPの発表が近づく局面において、警戒感から一時18078.43円と18100円を割り込む局面もみられた。しかし、7-9月GDPが6.9%増と市場予想(6.8%増)を僅かに上回ったことから、その後は下げ幅を縮めてきている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターではその他製品、建設、水産農林、医薬品、小売が小じっかり。半面、ゴム製品、非鉄金属、鉄鋼、鉱業、不動産などが冴えない。 中国の7-9月GDPへの警戒感が想定以上に強かったことから、意外感のある調整をみせている。ただし、僅かに予想を上回ったほか、その後発表された小売売上高は10.9%増と、こちらも市場予想(10.8%増)を上回っていた。 一先ず中国7-9月GDPの発表が通過したことで、東京市場も落ち着きをみせてくると考えられる。一時18100円を割り込む局面もみられたが、25日線が支持線として機能しているほか、その後は5日線を上回っての推移をみせている。これまでのもち合いレンジを上放れることは考えづらいものの、レンジ内での推移がつづきそうだ。 規模別指数では小型株指数のみがプラス圏で推移している。そのため、引き続き中小型株への短期的な値幅取り狙いの動きが意識される。そのほか、中国市場の落ち着きがみられてくるようだと、鉄鋼、鉱業、卸売、機械、輸送用機器といった関連セクターへの見直しも意識されそうだ。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は119円52銭付近、中国GDP上振れ受けドル急反発 ドル・円は119円52銭付近で推移。中国の7-9月期国内総生産(GDP)の予想上振れを受けた値動き。 ドル・円は119円50銭で寄り付いた後、日経平均株価の下落に連動。国内勢の売りが強まり、一時119円14銭まで値を下げた。しかし、11時に発表された中国の7-9月期国内総生産が市場予想をやや上回る前年比+6.9%、前期比+1.8%となったことが好感され、ドルは一時119円61銭まで買われた。 中国のGDPを受け、株安を意識したリスク回避的な円買いは縮小。ただ、ランチタイムの日経平均先物は、前週末終値付近でもみあい、プラス圏に切り返していないことから、ドル・円は午後の取引では119円半ばで推移すると予想する。 12時32分時点のドル・円は119円52銭、ユーロ・円は135円74銭、ポンド・円は184円55銭、豪ドル・円は86円96銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・日曹達<4041>、花王<4452>、資生堂<4911>が日経平均を値上がり寄与上位 ・マンション傾斜問題の三住建設<1821>、旭化成<3407>は8%超の大幅安 ・新型ゲーム機「NX」のソフトウエア開発キットの配布で任天堂<7974>上昇 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・14:00 日銀地域経済報告(さくらレポート) <海外> ・特になし 《FA》
関連銘柄 6件
1821 東証プライム
374
9/4 15:00
-10(-2.6%)
時価総額 60,840百万円
総合建設会社準大手。三井建設、住友建設が2003年に合併して誕生。超高耐久橋梁等に強み。HARUMI FLAG PARK VILLAGEなどで施工実績。総還元性向50%目安。施工・品質管理体制の強化図る。 記:2024/09/02
3407 東証プライム
1,024
9/4 15:00
-21.5(-2.06%)
時価総額 1,427,386百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
4041 東証プライム
5,080
9/4 15:00
-70(-1.36%)
時価総額 288,483百万円
1920年設立の化学メーカー。電子材料や農業化学品、医薬中間体等を手掛ける。医薬品添加剤「HPC」、固形塩素剤などで高シェア。医薬品添加剤、KrFフォトレジスト材料など高付加価値製品の拡販等に注力。 記:2024/06/25
4452 東証プライム
6,641
9/4 15:00
+80(1.22%)
時価総額 3,154,475百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
4911 東証プライム
3,094
9/4 15:00
-116(-3.61%)
時価総額 1,237,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28