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年初来高値が射程に、需給的には上へのバイアスが強まりやすい【クロージング】

2015/8/10 17:30 FISCO
*17:32JST 年初来高値が射程に、需給的には上へのバイアスが強まりやすい【クロージング】 10日の日経平均は上昇。84.13円高の20808.69円(出来高概算21億9000万株)で取引を終えた。終値ベースでは7月21日以来の20800円を回復している。7日の米国市場は、雇用統計の結果を受けた早期利上げ観測を背景に下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円安の20650円だったこともあり、これにさや寄せする格好から利益確定の売りが先行した。 しかし、寄り付き直後につけた20617.05円を安値に、その後はじりじりと下げ幅を縮める展開。さらに後場に入りプラス圏を回復し、大引けにかけてもじりじりと上げ幅を拡大させていた。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1300を超えており、全体の7割を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数ともに上昇しており、中型、小型株指数の強さが目立っていた。セクターでは繊維、その他製品、パルプ紙、情報通信、陸運、空運などが堅調。半面、鉱業、ゴム製品、機械、ガラス土石、鉄鋼などが冴えない。 日経平均は売りが先行したものの、その後は底堅い値動きをみせ、じりじりと切り返している。KDDI<9433>、ソフトバンクグ<9984>辺りの強い値動きなども買い安心感につながった。夏休みシーズンで参加者は限られているとみられるが、指値の薄い中を小さなエネルギーで切り上がった格好だろう。上海指数の上昇が材料視されたようだが、資源関連等の弱い値動きをみると、中国株の上昇が材料視されたわけではなさそうであり、ソフトバンクグの強い値動きや断続的なインデックス買いが指数を押し上げたようだ。 日経平均は直近戻り高値を捉え、6月につけた年初来高値が射程に入っている。週末にはオプションSQを控えているが、足元の強い値動きでヘッジに伴う買いも入りやすいだろう。需給的には上へのバイアスが強まりやすい。 《AK》
関連銘柄 2件
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時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
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時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17