株～企業情報・おすすめ銘柄

*08:00JST 6日の米国市場ダイジェスト：ダウは120ドル安、軟調な主要企業決算を嫌気 ■NY株式：ダウは120ドル安、軟調な主要企業決算を嫌気 NYダウ　　　　　　　ナスダック 終値　：17419.75　　終値　：5056.44 前日比：-120.72 　　前日比：-83.51 始値　：17542.61　　始値　：5146.63 高値　：17572.04　　高値　：5149.93 安値　：17362.86　　安値　：5035.41 6日の米国株式相場は下落。ダウ平均は120.72ドル安の17419.75、ナスダックは83.51ポイント安の5056.44で取引を終了した。明日の雇用統計を控えて様子見ムードとなる中、朝方は週間新規失業保険申請件数が予想より減少したことで買いが先行したものの、メディア大手やバイオ・製薬関連決算などが嫌気され終日軟調推移となった。セクター別では、エネルギーや公益事業が上昇する一方で医薬品・バイオテクノロジーやメディアが下落した。 メディアのバイアコム(VIA)や新聞のニューヨークタイムズ(NYT)は、四半期決算で売上高が予想を下振れたことで下落。コーヒーメーカーのキューリグ・グリーン・マウンテン(GMCR)は、決算内容が嫌気され、大幅下落。電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は、通期の出荷台数見通しを引き下げたことで軟調推移。一方で、アパレルのマイケル・コース(KORS)は、決算内容が予想を上振れたことで、上昇した。 明日の雇用統計では、非農業雇用者数が22万5000人増、失業率は5.3%増と前月からほぼ横ばいが予想されている。先月末に発表された4-6月雇用コスト指数（ECI）の伸びが史上最少となったことから、平均時給にも注目が集まるだろう。 Horiko Capital Management LLC ■NY為替：ドル・円は124円73銭、原油安、株安、国債利回り低下でドル売り・円買い 6日のニューヨーク外為市場で ドル・円は、124円96銭から124円55銭まで下落して124円73銭で引けた。原油安、株安で警戒感を受けたリスク回避の円買いや債券利回りの低下に伴うドル売りが再燃した。 ユーロ・ドルは、1.0874ドルへ下落後、1.0936ドルへ反発して1.0924ドルで引けた。ユーロ・円は、135円84銭へ下落後、136円35銭まで上昇した。ポンド・ドルは、1.5483ドルから1.5545ドルへ反発した。英国中央銀行は金融政策委員会で予想通り現行の金融政策を据え置いた。しかし、利上げ主張が1名にとどまったことから、ポンド売りが先行。その後の会見でカーニー英中銀総裁が利上げを示唆したためポンド買いが再燃し、安値から反発した。ドル・スイスは、0.9848フランまで上昇後、0.9793フランへ反落した。 ■NY原油：続落で44.66ドル、価格の低落長期化見通しで売りの勢い加速 NY原油は続落(NYMEX原油9月限終値：44.66↓0.49)。44.20ドルまで下落した後、いったん上昇に転じたが、44.84ドルまでの反発にとどまった。前日発表の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)で、ガソリン在庫の予想外の増加を受けて売られた流れが、6日も継続した。 また、米金融大手のゴールドマンサックスが、原油価格の低落傾向は長期化するとの見通しを示しており、売りの勢いが加速したもよう。今後2週間の米国の冷房用電力需要が減少するとの予報に絡み、石油の需要後退の思惑なども、売りにつながったとの見方も。 ■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比（騰落率） バンクオブアメリカ（BAC） 　17.82ドル　-0.055ドル（-0.31％） モルガン・スタンレー（MS）　38.93ドル　-0.070ドル（-0.18％） ゴールドマン・サックス（GS）205.22ドル　-0.480ドル（-0.23％） インテル（INTC）　　　　　　29.01ドル　-0.110ドル（-0.38％） アップル（AAPL）　　　　　　115.13ドル　+0.250ドル（+0.22％） グーグル（GOOG）　　　　　　642.68ドル　-1.100ドル（-0.17％） フェイスブック（FB）　　　　95.12ドル　-1.320ドル（-1.37％） キャタピラー（CAT） 　　　　77.46ドル　+0.580ドル（+0.75％） アルコア（AA）　　　　　　　9.91ドル　+0.150ドル（+1.54％） ウォルマート（WMT） 　　　　72.78ドル　-0.750ドル（-1.02％） スプリント（S） 　　　　　　3.29ドル　+0.140ドル（+4.44％） 《NO》