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《一読必須》今日の日経平均はこうなる~市場エネルギー乏しく高値圏でのもみ合いに

2015/7/21 8:50 FISCO
*08:51JST 《一読必須》今日の日経平均はこうなる~市場エネルギー乏しく高値圏でのもみ合いに 【小幅高となる】市場エネルギー乏しく高値圏でのもみ合いに=フィスコ田代 昌之 前週(7月13日-17日)の日経平均は週間ベースで871.09円の上昇。ギリシャ債務交渉で大きな進展を迎えたことや、上海株の下げ止まりなどを背景に買戻し優勢となった。週間の上げ幅は今年最大で6-10日の下げ幅759.96円を取り戻す格好に。結果として9日の長い下ヒゲ形成が「セリング・クライマックス」となったわけだが、14日以降、商いは減少し17日の東証一部売買代金は2兆0449億円と2兆円割れ寸前となった。3連休前で市場参加者が減少ということもあり、この日の日経平均の上下のレンジは僅か47円。先物市場の売買も大きく減少しており早くも「夏枯れ相場」といった状況にある。 足元の裁定買い残から東京市場を見ると極めて良好な地合いといえる。SQなどが影響して7/10時点での裁定買い残は15.3億株。今年1月末の最も少なかった水準(15億株前後)まで減少している。市場では約10億から13億株ほど裁定に絡んだポジションが常に残っていると観測されることから、ニュートラルに近いと言えよう。既に15日時点では16.1億株と裁定買いのポジションが徐々に積み上がっている。次のメジャーSQである9月上旬に向けて20-22億株ほどの裁定買いが積み上がると仮定すれば、日経平均やTOPIXの上値余地はまだあるとも言える(1月末の日経平均は17674.39円、TOPIXは1415.07p)。 今週は年初来高値更新を期待したいところだが、市場エネルギーに乏しい状況を考慮すると高値圏でのもみ合いか。食品など内需株が買われる地合いとなっていることからTOPIX型の地合いとなろう。NT倍率は縮小傾向を強めると想定する。 《SY》