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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、リスク回避一服で円売り基調

2015/7/10 17:44 FISCO
*17:44JST 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、リスク回避一服で円売り基調 ドル・円は底堅い値動きとなりそうだ。中国株が前日に続いて大幅に上昇しているほか、日経平均株価が2万円付近に戻していることから、リスク回避の動きはいったん収束し、円売りの流れが続く見通し。 東京市場のドル・円は121円34銭で寄り付いた後、仲値にかけて輸入企業が5・10日のためドルを多めに買い、121円後半に上昇した。 ただ、今週半ばまでドル・円の買いのサポートとみられていた122円付近に、今度は売りが厚くなっており、上値が抑えられた。市場関係者は「買い戻しが続かないと水準を維持するのは難しい」と話している。 目先は日経平均株価の値動きが目安で、2万円を回復すれば、ドル・円も122円台が続く、と同市場関係者はみている。 ただ、中国株への警戒感は続いている。市場関係者は「2日程度上昇したからといって、浮かれるような状況ではない」と指摘する。 ギリシャ問題に関しては、財政難に陥った国を支援するユーロ圏の基金「欧州安定メカニズム(ESM)」を活用した新たな金融支援をギリシャ政府が要請、と伝えられる。12日に開催する臨時のEU首脳会議までに、支援の是非を最終判断する。 債権団とギリシャ政府による協議が合意に向け楽観的な見方から、ユーロ買い・円売りが進みやすい。東京市場では133円後半で寄り付いた後、135円前半に上昇した。こうした値動きもドル・円の底堅さに波及している。 【今日の欧米市場の予定】 ・21:30 カナダ・6月失業率(予想:6.9%、5月:6.8%) ・21:30 カナダ・6月雇用者数増減(予想:-1万人、5月:+5.89万人) ・23:00 米・5月卸売在庫(前月比予想:+0.3%、4月:+0.4%) ・24:35 ローゼングレン米ボストン連銀総裁講演 ・01:30 イエレン米FRB議長講演(経済見通し) 《SY》