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*08:36JST 今日の為替市場ポイント：ギリシャ懸念でリスク回避的な円買い継続も 昨日16日のドル・円相場は、東京市場では118円78銭から118円37銭で推移。欧米市場では一時118円28銭まで下落し、118円48銭で取引を終えた。 本日17日のドル・円は118円台で推移か。ギリシャ債務協議の打ち切りを嫌気してリスク回避的な円買いは継続する可能性がある。 ギリシャ政府は、ユーロ圏が提示した既存プログラムの延長案の受け入れを拒否したことで、16日の欧米市場ではユーロ売りが活発となった。この日の協議は打ち切りとなったが、完全に終わったわけではない。 ギリシャ側に残された時間は多くないが、債権者側は既存の救済プログラムが2月末で失効した後も、ギリシャの破綻を回避するための金融支援プログラムを用意し、ギリシャ政府と合意することを模索している。 関係筋などの見方を総合すると、ギリシャ側が従来の支援プログラムを受け入れる可能性はほとんどないようだ。債権者側がプログラムの内容を変更する余地はあるとみられているが、ギリシャ側に譲歩することになり、一部投資家はユーロに対する信認は大きく低下するのではないか、と懸念している。 《KO》