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後場に注目すべき3つのポイント~内需・ディフェンシブへの資金逃避は継続へ

2014/12/16 12:22 FISCO
*12:22JST 後場に注目すべき3つのポイント~内需・ディフェンシブへの資金逃避は継続へ 16日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・いったんは下げ止まりが意識される水準だが ・ドル・円は117円47銭付近、東京株式市場の弱含みで軟調推移 ・後場も内需・ディフェンシブ優位の展開は継続か、値動きの軽い銘柄の値幅取りに ■いったんは下げ止まりが意識される水準だが 日経平均は大幅に続落。324.48円安の16774.92円(出来高概算11億8000万株)で前場の取引を終えている。原油安に歯止めがかからず、ロシアの通貨や株式が大幅に下落するなど信用不安の高まりが嫌気され、幅広い銘柄に売りが先行した。その後下げ渋る局面もみられたが続かず、じりじりと下げ幅を広げている。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1600を超えており、全体の9割近くを占めるなどほぼ全面安商状に。セクターでは、東証33業種全てが下げており、その他金融、卸売、その他製品、水産農林、食料品、機械の下落率が2%を超えている。 日経平均はギャップ・ダウンで11月10日以来の安値水準を付けている。これにより、11月4日に空けたマド(16530-16720円レベル)上限を捉えてきている。ボリンジャーバンドの-2σを割り込んできており、いったんは下げ止まりが意識される水準であろう。後場は日銀のETF買入れも期待されるため、下げ渋りの動きが想定される。 ただし、原油安を背景とした下落基調のなか、セリングクライマックスを見極めるのは厳しい状況であろう。IPO銘柄が前引け際に相次いで寄り付いてきた動きをみても、一先ず利益を確保したいとの動きに映る。日銀のETF買入れのインパクトが限られるようだと、短期筋の利益確定の売りなども強まりやすい。消去法的に内需系や値動きの軽い銘柄への短期的な売買にとどまりそうである。 ■ドル・円は117円47銭付近、東京株式市場の弱含みで軟調推移 ドル・円は117円47銭付近で推移。ドル・円は、東京株式市場が弱含みに推移していることで軟調に推移。ユーロ・ドルは、1.2435ドルから1.2450ドルで推移。長期資金供給オペ(LTRO)の返済予定を受けて下げ渋る展開。 12時20分時点のドル・円は117円47銭、ユーロ・円は146円31銭、ポンド・円は183円90銭、豪ドル・円は96円70銭付近で推移している。 ■後場のチェック銘柄 ・原油市況を巡る外部環境の不透明感でリスク回避先行、日経平均は300円超の下落 ・クラウドワークス<3900>やJIA<7172>など直近IPO銘柄の一角に短期資金の関心 ・後場も内需・ディフェンシブ優位の展開は継続か、値動きの軽い銘柄の値幅取りに ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 12:45 5年国債入札の結果発表 <海外> 16:00 英中銀金融安定報告書 《KO》
関連銘柄 2件
3900 東証グロース
1,362
9/4 15:00
-42(-2.99%)
時価総額 20,799百万円
国内最大級のクラウドソーシングサイト「クラウドワークス」の運営を行う。ビジネス向けSaaS事業「クラウドログ」等も手掛ける。登録クライアント数は97万社超。サーキュレーションを持分法適用関連会社化。 記:2024/06/18
1,188
9/4 15:00
-82(-6.46%)
時価総額 73,137百万円
航空機や船舶、海運コンテナのオペレーティング・リース事業が主力。環境エネルギー事業、不動産事業、プライベート・エクイティ投資事業等も展開。オペレーティング・リース事業以外の売上高拡大などに取り組む。 記:2024/08/01