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12月4日のNY為替・原油概況

2014/12/5 5:38 FISCO
*05:38JST 12月4日のNY為替・原油概況 4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円25銭まで上昇した後、119円34銭 まで下落し、119円70銭で引けた。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の量的緩和に絡む発 言を受けて、ユーロが上下した展開に連れる形で、ドル買いやドル売りになったとみ られる。 ユーロ・ドルは、1.2280ドルから1.2456ドルまで上昇した。ドラギECB総裁が「1-3 月に現在の刺激策を再評価する」と述べ、量的緩和(QE)の早期導入観測が後退し、ユ ーロが買い戻された。一方で「国債を含むQEは、われわれの責務の範囲内と確信」な どの発言はユーロ売りにつながった。ユーロ・円は、147円35銭から148円95銭まで上 昇した。 ポンド・ドルは、1.5644ドルから1.5726ドルまで上昇し、ドル・スイスフランは、 0.9796フランまで上昇後、0.9649フランまで下落した。 4日のNY原油先物は反落。66.09ドルまで下落した後、反発に転じたが高値は67.19 ドルにとどまった。この日、サウジアラビアが米国とアジア向けの1月積みの原油価 格を大幅に引き下げると発表したことを受けて、売りが先行した。 その後、欧州中央銀行(ECB)の量的緩和の早期導入観測が後退して、ユーロの買い 戻しが優勢になったことで(ドル安)、原油も割安感から反発した。しかし、欧米株安 やリビアの生産再開見通しなどが重石になり、伸び悩んだとみられる。引けは、前日 比0.57ドル安の66.81ドル。 《KK》