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欧米為替見通し:英中銀MPC議事録と米FOMC議事録に要注目

2014/11/19 17:11 FISCO
*17:12JST 欧米為替見通し:英中銀MPC議事録と米FOMC議事録に要注目 本日19日の欧米市場のドル・円は、10月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録でフォワードガイダンス(将来の金融政策指針)の修正の可能性を見極める展開となる。 ドル・円のテクニカル分析では、目先の目標値は2007年10月の高値117円95銭であり、ドル・円のトレンドの目安である「陽線新高値15手」程度での到達が予想される。ドル・円は、昨日まで陽線新高値14手を数えており、本日から陽線新高値15手を数える。 ドル・円は、2005年8月の「郵政解散」後の上昇(112円⇒121円40銭)の再現期待から、「消費増税延期解散」後の上昇が予想される。しかしながら、米系ファンド勢が、来週の感謝祭休暇に向けて安倍トレード(日本株買い・円売り)を手仕舞う可能性があることで、上げ渋る展開が予想される。 黒田日銀総裁は、10月31日に2015年10月の消費増税10%を前提として黒田バズーカ砲第2弾を打ち出し、第3弾の可能性を示唆していた。しかし、安倍首相が消費増税延期を決定したことで、黒田日銀総裁は本日の会見で黒田バズーカ砲第3弾に言及しなかった。 11月のイングランド銀行(英中央銀行)金融政策決定会合議事録では、カーニー英中銀総裁がインフレ率の低迷を警戒していることで、利上げのタイミングを模索することになる。 10月末の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では、量的緩和第3弾(QE3)の終了が決定され、労働市場や米国の景況感に対するやや楽観的な見解が示唆されたことで、12月の連邦公開市場委員会(FOMC)に向けて、フォワードガイダンス(将来の金融政策指針)の変更、「相当の期間」の削除、変更の可能性を見極めることになる。 【今日の欧米市場の予定】 18:30 英国中央銀行MPC議事録公表(11月会合分) 21:00 米・先週分MBA住宅ローン申請指数(前回:-0.9%) 22:30 米・10月住宅着工件数(予想:102.5万戸、9月:101.7万戸) 22:30 米・10月建設許可件数(予想:104万戸、9月:103.1万戸) 04:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録公表(10月28-29日会合分) 《KO》