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《一読必須》今日の日経平均はこうなる~フィスコ・アナリスト別予想!

2014/11/17 8:34 FISCO
*08:34JST 《一読必須》今日の日経平均はこうなる~フィスコ・アナリスト別予想! 【小幅高となる】17500-17650円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一 まずは7-9月期の国内総生産(GDP、速報値)に国内外の関心が集まることになろう。安倍首相が消費税率を引き上げるかどうか判断するうえで重要な指標となるが、増税先送り論が高まっている。結果を受けて消費再増税先送りとの見方が強まることで為替市場では円売りが加速するようだと、先物主導での思惑的な動きが強まることになりそうだ。 SQ値は17549.60円と年初来高値を上回っている状況であり、まさに幻のSQである。これをあっさりクリアしてくるかが注目されることになる。ボリンジャーバンドでは上昇する+2σに沿ったトレンドが継続しているが、先週末の段階で+2σは17780円辺りまで上昇している。ただ、首相は18日午後にも、増税の先送りと、衆院を解散する考えを表明することになるとみられており、これを見極めてからとなると、高値圏でのもち合いとなる可能性もありそう。17500-17650円のレンジを想定する。 【小幅安となる】25日線乖離率は昨年5月22日以来の水準=フィスコ田代 昌之 先週の日経平均は週間ベースでは610.45円の上昇となった。週初こそ急ピッチな上昇に対する反動でマイナスとなったが、にわかに高まった「消費再増税先送り、衆議院解散」が短期筋の先物への思惑買いを誘い日経平均は17000円台回復後上げ幅を拡大へ。11月限オプションSQ値算出後は、利益確定売りに押されたが日銀によるETF買入が指数を下支えし、終値ベースでは連日の年初来高値更新となった。 東証一部騰落レシオは106.46%と過熱感は一切感じられない状況にある。ただ、これは指数インパクトの大きい銘柄を中心とした相場展開となっていることが要因。実際、日経平均型では129.17%とそこそこ高い水準となっている。また、25日移動平均線との乖離率は10.03%と昨年5月22日以来の10%台に到達。この時の騰落レシオは117.95%(5月10日は152.16%まで上昇)と現在よりも高い水準となっていたが、オプション市場でコールの建玉が積み上がっている背景など相似点はある。 週明けに7-9月期国内総生産(GDP)速報値が発表される。「消費再増税先送り、衆議院解散」の流れがほぼ固まりつつあるなか、想定よりも強い数字とならない限りは、解散への思惑先行の展開が続くと見る。指数インパクトの大きい銘柄中心の地合いとなるが、オプションに引っ張られる格好で指数は上昇しそうだ。解散から投開票前日まで指数は上がりやすいというアノマリーも上げ材料となろう。一方、先物、オプション中心の地合いを考慮すると「はしご外し」には警戒。今週は年初来高値を更新する場面も見られそうだが、高値圏でのもみ合いとなろう。 《KO》