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後場に注目すべき3つのポイント~ドル・円が一時110円台も、手掛けづらい状況

2014/10/1 12:20 FISCO
*12:20JST 後場に注目すべき3つのポイント~ドル・円が一時110円台も、手掛けづらい状況 10月1日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・政策などを手掛かりにした全員参加型のテーマ材料などが必要 ・ドル・円は109円94銭付近、日米景況感の格差、金融政策の乖離などで堅調推移 ・サイバーダイン<7779>などが上昇も、物色の波及効果は限定的 ■政策などを手掛かりにした全員参加型のテーマ材料などが必要 日経平均は反発。41.26円高の16214.78円(出来高概算11億1000万株)で前場の取引を終えている。引き続き香港の民主派によるデモへの警戒感から上値の重い展開となるなか、米国市場の下落などが重しとなる一方で、シカゴ先物清算値が大阪比60円高の16200円だったほか、円相場が円安に振れているなか、小動きで始まった。9月の日銀短観では、大企業製造業DIがプラス13と、2期ぶりに小幅改善したが、それほど材料視はされず。 その後一時16096.73円と16100円を割り込む局面がみられたが、円相場が1ドル110円台に乗せてきており、これを好感した流れの中で、プラス圏を回復している。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに小幅に上昇。東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄が過半数を占めている。セクターでは倉庫運輸、水産農林、陸運、小売、繊維、銀行、情報通信などが堅調。一方で、鉱業、証券、その他金融、パルプ紙、電気機器、サービスなどが冴えない。 円相場は約6年1ヶ月ぶりに1ドル110円に乗せてきている。ただ、指数を下支えしているのはファーストリテ<9983>、ソフトバンク<9984>、KDDI<9433>、NTTデータ<9613>などであり、トヨタ自<7203>こそ堅調だが、ホンダ<7267>やダイキン<6367>、ファナック<6954>、TDK<6762>など、外需セクターの値動きは鈍く、手掛けづらい状況である。 また、サイバーダイン<7779>が動意付く中、菊池製作所<3444>など他のロボット関連の一角にも波及がみられているが、それ程広がらず。MUTOHHD<7999>がいちよしによる新規カバレッジを材料に急伸しているが、他の3Dプリンター関連への波及は限られるなど、個別対応といった形である。政策などを手掛かりにした全員参加型のテーマ材料などが必要であろう。 ■ドル・円は109円94銭付近、日米景況感の格差、金融政策の乖離などで堅調推移 ドル・円は109円94銭付近で推移。ドル・円は、日米景況感の格差、金融政策の乖離を受けて、110円のオプション・バリアーへの買い仕掛けで堅調に推移。ユーロ・ドルは、1.2609ドルから1.2631ドルで推移。欧州中央銀行定例理事会やウクライナ情勢への警戒感から上げ渋る展開。ユーロ・円は、138円43銭から138円79銭で推移。 12時18分時点のドル・円は109円94銭、ユーロ・円は138円66銭、ポンド・円は177円96銭、豪ドル・円は95円41銭付近で推移している。 ■後場のチェック銘柄 ・ドル・円が一時110円台を回復、日経平均はプラス圏に転じる展開に ・サイバーダイン<7779>などが上昇も、物色の波及効果は限定的 ・外需セクターの値動きは鈍い、個別材料を手掛かりにした物色が主体 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 14:00 自動車販売(9月) 15:30 財務省、税収実績(8月末) <海外> 14:00 印・HSBC製造業PMI(9月) 《KO》
関連銘柄 12件
3444 東証スタンダード
315
9/4 15:00
-9(-2.78%)
時価総額 3,886百万円
精密機器や電気機器、自動車部品向けの試作・金型製品等の製造・販売を行う。装着型ロボットやドローン等のフィールドロボットの開発も手掛ける。ロボット・装置関連製品では受託開発、受託製造の引き合いが拡大傾向。 記:2024/06/03
6367 東証プライム
17,875
9/4 15:00
-675(-3.64%)
時価総額 5,239,413百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6762 東証プライム
9,238
9/4 15:00
-637(-6.45%)
時価総額 17,957,379百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,530
9/4 15:00
-74.5(-4.64%)
時価総額 8,314,456百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7779 東証グロース
210
9/4 15:00
-7(-3.23%)
時価総額 28,864百万円
世界初の装着型サイボーグ「HAL」が主力製品。筑波大学発のベンチャーとして2004年に設立。茨城県つくば市に本社。清掃ロボット、搬送ロボット等も。HAL腰タイプ介護・自立支援用は990台超が稼働中。 記:2024/09/02
7999 東証スタンダード
2,404
9/4 15:00
-61(-2.47%)
時価総額 12,152百万円
大判インクジェットプリンタ事業が主力。多品種・少量印刷に強み。3Dプリンタや設計製図機器等の製造・販売、CADソリューション等も手掛ける。配当性向50%目標。3Dプリンタは製品ラインナップの拡充図る。 記:2024/08/12
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9613 東証プライム
2,269
9/4 15:00
-41(-1.77%)
時価総額 3,182,272百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17