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7日の米国市場ダイジェスト:ダウは44ドル安、決算発表シーズン控え利益確定売りが先行

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*07:28JST 7日の米国市場ダイジェスト:ダウは44ドル安、決算発表シーズン控え利益確定売りが先行 ■NY株式:ダウは44ドル安、決算発表シーズン控え利益確定売りが先行 NYダウ       ナスダック 終値 :17024.21  終値 :4451.53 前日比:-44.05   前日比:-34.40 始値 :17063.83  始値 :4477.74 高値 :17063.83  高値 :4478.02 安値 :16992.45  安値 :4447.60 7日の米国株式相場は下落。ダウ平均は44.05ドル安の17024.21、ナスダックは34.40ポイント安の4451.53で取引を終了した。連休前にダウ平均が17000ドルの節目を上回り過去最高値を更新したこともあり、利益確定の売りが先行。今週から4-6月期決算発表シーズンに入ることもあり、企業業績を見極めたいとの思惑から手控える向きも多く、終日軟調推移となった。セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や公益事業が上昇する一方、運輸や素材が下落した。 穀物大手のアーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)はスイスの食品原料メーカーの買収合意を発表して上昇。半導体製造装置のアプライドマテリアルズ(AMAT)はアナリストの投資判断引き上げで堅調推移となった。一方で、ユナイテッド・コンチネンタル(UAL)やデルタ(DAL)など航空各社は、引き続き競争激化による利益率の低下懸念で下落。8日に決算発表を予定しているアルミニウムのアルコア(AA)も軟調推移。エネルギーのピーボディ・エナジー(BTU)は、ドイツ証券が投資判断を引き下げて下落した。 ゴールドマン・サックスが利上げの時期の予想を、従来の2016年第1四半期から2015年第3四半期へ繰り上げるなど、早期利上げ観測が強まっていることも嫌気された。 (Horiko Capital Management LLC) ■NY為替:ドル・円は101円87銭、地政学的リスクによる円買いが優勢に ドル・円は101円93銭から101円79銭へ軟化し101円87銭で引けた。米国債券利回りの低下に伴うドル売り、地政学的リスクの上昇に伴う円買いが優勢となった。 ユーロ・ドルは、1.3591ドルから1.3609ドルへ上昇し1.3605ドルで引けた。良好なユーロ圏の経済指標を好感したユーロ買いや1.3590ドル付近のソブリン筋の買い観測にユーロ買いが強まった。ユーロ・円は、138円44銭から138円63銭へ上昇。ポンド・ドルは、1.7109ドルから1.7139ドルへ上昇。ドル・スイスは、0.8945フランから0.8930フランへ下落した。 ■NY原油:続落で103.53ドル、リビアの供給先行き増加観測で売りが継続 NY原油は続落(NYMEX原油8月限終値:103.53 ↓0.53)。104.01ドルから103.19ドルまで下落した。リビア石油省が、閉鎖されていた主要石油ターミナル2カ所から輸出を再開する用意があると表明したことで、供給の先行き増加観測から売りが継続した。 また、イラクでは、イスラム教スンニ派過激派組織の勢力が南部(油田の75%以上が分布)までは及んでいない現状に、供給懸念は引き続き後退している。一方、米国では、ハリケーン「アーサー」の影響による消費低迷の見方から、ガソリン相場が下落しており、原油相場の重石になった。 ■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC)  15.94ドル -0.11ドル(-0.69%) モルガン・スタンレー(MS) 32.39ドル -0.23ドル(-0.71%) ゴールドマン・サックス(GS)167.78ドル -1.68ドル(-0.99%) インテル(INTC)    31.03ドル -0.11ドル(-0.35%) アップル(AAPL)      95.97ドル +1.94ドル(+2.06%) グーグル(GOOG)      582.25ドル -2.48ドル(-0.42%) フェイスブック(FB) 65.29ドル -1.00ドル(-1.51%) キャタピラー(CAT)     110.16ドル -0.92ドル(-0.83%) アルコア(AA)       14.74ドル -0.24ドル(-1.57%) ウォルマート(WMT)     76.07ドル +0.29ドル(+0.38%) 《KO》