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今週のマーケット展望「イエレンFRB議長の半期議会証言等に注目」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(飯村真由

2017/7/10 11:51 FISCO
*11:51JST 今週のマーケット展望「イエレンFRB議長の半期議会証言等に注目」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(飯村真由 こんにちは、フィスコリサーチアナリスト飯村真由の「マネックス証券の気になるレポート」です。先週末に6月の米雇用統計が発表されましたね。さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、7月10日に配信されました。その中から今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。 広木さんは今週の動きについて、『シカゴの日経平均先物は2万20円で引け、7日の大阪取引所終値を70円上回った。NY時間の朝方発表された6月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が市場予想を大幅に上回る伸びとなり、ドル円が一時、114円台をつけるなど相場の地合いが改善した。これを受けて週明けは反発して始まることが予想されるが、週を通じて再び2万円台を固めることができるかが焦点である。日経平均は下値支持線となっていた25日移動平均線を割り込んでしまったが、現在2万40円程度にある25日線を早期に回復することが鍵である』と伝えています。 続けて、『日経平均が2万円を固めるにはグローバルな株式市場が安定を取り戻すことが条件であろう。いま注視されるのが金利上昇への耐久性だ。株価にとって金利上昇は理論的にはマイナスの効果だが、実際の相場では必ずしもそうではない。足元で起きている海外金利の上昇が一段と高まるのか、その場合、欧米株式市場は落ち着きを取り戻せるのかがポイントである』との見解を述べています。 次に、今週の重要イベントについて、『今後の海外金利の動向をみるうえで重要なイベントのひとつが12-13日に予定されているイエレンFRB議長の半期議会証言だ。イエレン議長の発言からバランスシート縮小の開始タイミングなどの示唆が得られるか市場の注目度は高い』と分析しています。 最後に、『米国時間14日の材料は今週の日本株相場に反映されない。よって14日のCPI、米銀決算などを見極めたいと週末は見送りムードが高まりやすい。週を通じて弱い地合いが続き、2万円を回復できない水準で推移すれば、週末にはオプションのSQ算出を控えて、1万9750円の行使価格を巡る攻防となる可能性もある』と言及しています。 飯村真由の「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを飯村真由の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。 フィスコリサーチアナリスト飯村真由 《DM》