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*14:18JST ユーロ圏の内憂外患：ウクライナとポルトガル ユーロ圏の外患は、ウクライナ紛争による地政学的リスク、ロシア制裁によるロシア資本の引き上げ、対ロシア債権の不良債権化懸念、対露貿易の低迷による景況感悪化懸念、などが挙げられる。 ユーロ圏の内憂は、ポルトガルのエスピリト・サント銀行救済を巡る欧州金融危機再燃懸念が挙げられる。 ポルトガル中央銀行は、銀行破綻処理基金64億ユーロの内、エスピリト・サント銀行救済で49億ユーロを支出したことで、残高が15億ユーロとなっており、更なる金融機関の破綻に対して対応できなくなっている。 ユーロ圏の金融機関の対ロシア、ウクライナへの債権は600億ユーロとのことだが、ポルトガルの金融機関のロシアやウクライナに対する債権が、追加制裁により不良債権となる可能性が高まりつつある。 《MY》