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中国は深刻度増しインバウンド関連への影響を警戒、ミクシィの底堅さ見極め

2015/7/8 8:27 FISCO
*08:27JST 中国は深刻度増しインバウンド関連への影響を警戒、ミクシィの底堅さ見極め  8日の東京市場は、こう着感の強い相場展開になりそうである。7日の米国市場ではギリシャの債務問題への先行き不透明感は強いものの、再び協議の場についたことで進展期待などもあり、NYダウ、ナスダックともに上昇。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円高の20440円だった。  シカゴ先物にさや寄せする格好となろうが、同水準には5日、25日線のほか、一目均衡表の転換線や基準線などが位置しており、強弱感が対立しやすいところである。ただし、同水準を支持線に変えてくることができれば、リバウンド基調が強まる可能性はあるだろう。  また、ユーロ圏各国はギリシャ政府に対し、支援を行う前提となる構造改革案を9日までに提出するよう求めた。この新たな提案の提出を受けて、12日に相次いで会議を開き、提案の内容を精査したうえで対応を協議するようである。一先ず週内は小康状態が保たれる格好になるため、リスク回避の流れは強まらないだろう。  一方、中国の動向が不安視される。中国株は相次ぐ救済策の効果は限られ、上海指数は不安定な値動きが続いている。また、足元で下げ渋りをみせているが、売買停止中の銘柄が約3割あると伝えられている。売買停止を延長する企業も相次いでいるようであり、売買停止で株価は下がらないが、より深刻度は増している。米国ではアリババの下落基調が続くなど、波及をみせてきていることも警戒要因である。インバウンド関連などへの影響も警戒されよう。  その他、ミクシィ<2121>は、海外募集による新株式発行と自己株式処分及び株式売出しを発表した。これが他の中小型株の重石になる可能性があり、反応を見極めたいところである。昨晩のPTS市場では6000円辺りまで売り込まれていた。ただし、それでも直近の安値を上回っているほか、上昇する25日線を支持線としたトレンドは崩れていない。需給悪化を手掛かりに、短期筋の売り仕掛け的な商いが膨らむ可能性が高そうだが、東証1部昇格への思惑等もあり、ショートカバーにつながる展開も意識しておきたい。 《AK》
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