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7-9月期GDPを受けて思惑的な売買が先行

2014/11/17 8:03 FISCO
*08:04JST 7-9月期GDPを受けて思惑的な売買が先行  17日の東京市場は堅調な相場展開が期待されよう。14日のNY市場は10月小売売上高が予想を上回ったことが好感される一方、高値警戒感から利益確定の売りも散見され、小幅な値動きだった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円高の17485円、円相場は1ドル116円台半ばと円安に振れて推移している。  本日は7-9月期の国内総生産(GDP、速報値)に国内外の関心が集まることになろう。安倍首相が消費税率を引き上げるかどうか判断するうえで重要な指標となるが、増税先送り論が高まっている。自民税調会長が「増税先送りを容認」との報道や、サマーズ元米財務長官は「増税よりも成長力強化」を訴えている。  もっとも、消費税率10%への引き上げ判断の参考とするための「今後の経済財政動向等についての点検会合」の第4回、第5回会合が17日、18日に予定されている。これをないがしろにして表明するとは考えづらく、首相は18日午後にも、増税の先送りと、衆院を解散する考えを表明することになろう。そのため、思惑的な商いが先行することになり、先物主導での荒い値動きには注意しておきたいところか。  そのほか、米国では寒波が早まるとの予想から、冬物衣料などを早めに買う動きがみられている。先週はウォルマートの予想を上回る決算が確認された。さらに、14日発表の小売売上高は前月比0.3%増と2ヶ月ぶりにプラスに転じたほか、市場予想(0.2%増)を上回った。年末商戦への期待が週明けの市場に好影響を与えそうである。 《TN》