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日経平均は8日ぶり反落、FOMC結果控えマイナス圏でもみ合い

2019/10/30 12:24 FISCO
*12:24JST 日経平均は8日ぶり反落、FOMC結果控えマイナス圏でもみ合い  日経平均は8日ぶり反落。81.38円安の22892.75円(出来高概算6億2000万株)で前場の取引を終えている。  29日の米株式市場でNYダウは3日ぶりに反落し、19ドル安となった。アルファベットの決算が市場予想を下回り、ハイテク株を中心に売りが先行。翌30日に発表される連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとのムードも強く、NYダウはもみ合う展開となった。日経平均は前日におよそ1年ぶりに23000円台を回復する場面があり、短期的な達成感に米国株の反落も加わって本日は20円安からスタート。朝方には利益確定の売りが広がり22856.86円(117.27円安)まで下落する場面があった。ただ、FOMCの結果発表を前に大きく売り込もうとする動きも限られ、その後マイナス圏でもみ合う展開となった。東証1部の値下がり銘柄は全体の5割強、対して値上がり銘柄は4割弱となっている。  個別では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ソニー<6758>などが軟調。東エレク<8035>やアドバンテス<6857>、安川電<6506>は2%超下落した。米中通商協議を巡り、「第1段階」の合意文書への署名が11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)に間に合わない可能性があるなどと報じられており、景気敏感株を中心に目先の利益を確保する売りが出たようだ。決算発表銘柄ではNEC<6701>が6%安、カプコン<9697>が9%安と急落し、東証1部下落率上位に顔を出した。一方、任天堂<7974>が小じっかりで、キーエンス<6861>やエーザイ<4523>は堅調。決算発表銘柄では野村<8604>が2%超上昇し、通期予想を上方修正した富士通<6702>は6%を超える上昇となった。また、経営統合観測が報じられたケーヒン<7251>、日信工業<7230>、ショーワ<7274>が揃って東証1部上昇率上位に顔を出した。セクターでは、鉄鋼、石油・石炭製品、ガラス・土石製品などが下落率上位。反面、精密機器、医薬品、証券などが上昇率上位だった。  日経平均は10月中旬からの急ピッチの上昇で、前日の取引時間中にはおよそ1年ぶりに23000円台を回復する場面があった。このため、FOMCの結果発表を控えたタイミングでの調整は想定内と受け止める市場関係者が多いようだ。日足チャートを見ると、売り一巡後は22800円台半ばに位置する5日移動平均線を上回って推移しており、これまでと同様に底堅さを窺わせる動きとなっている。10月第3週(15~18日)の投資主体別売買動向では、外国人投資家が現物株、株価指数先物を大きく買い越す一方、信託銀行や個人投資家が売り越していた。外部環境への警戒感からここまでの株高に乗り遅れた国内勢を中心に、下値で押し目買いが入りやすいと考えられる。  とはいえ、3会合連続での利下げが見込まれる今回のFOMCで今後の利下げ打ち止めが示唆されれば、日米で株価調整局面に入る可能性があるとの見方も根強い。海外勢からは目先の利益を確定する売りが出るとみられ、後場の日経平均もマイナス圏でのもみ合いになるとみておきたい。月末にかけて決算発表の第1のピークを迎えるため、個別物色中心の相場展開となりそうだ。本日は花王<4452>やOLC<4661>、ソニー、コマツ<6301>などが決算発表を予定している。(小林大純) 《AK》
関連銘柄 19件
4452 東証プライム
6,641
9/4 15:00
+80(1.22%)
時価総額 3,154,475百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
4523 東証プライム
5,989
9/4 15:00
-78(-1.29%)
時価総額 1,776,140百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
4661 東証プライム
3,938
9/4 15:00
-13(-0.33%)
時価総額 7,161,060百万円
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの運営等を行うテーマパーク事業が主力。ホテル事業や商業施設「イクスピアリ」の運営等も。テーマパーク事業は海外ゲストの回復などで順調。25.3期は2桁増収計画。 記:2024/07/02
6301 東証プライム
3,813
9/4 15:00
-206(-5.13%)
時価総額 3,710,606百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6506 東証プライム
4,617
9/4 15:00
-299(-6.08%)
時価総額 1,231,308百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6701 東証プライム
12,845
9/4 15:00
-830(-6.07%)
時価総額 3,504,758百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6702 東証プライム
2,769.5
9/4 15:00
-77.5(-2.72%)
時価総額 5,735,934百万円
国内最大のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。事業ポートフォリオの変革は順調。サービスソリューションが成長領域。26.3期売上4.2兆円目標。 記:2024/04/30
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6861 東証プライム
67,650
9/4 15:00
-2,220(-3.18%)
時価総額 16,453,021百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
7230 東証1部
2,243
11/10 15:00
±0(0%)
時価総額 146,809百万円
ブレーキメーカー。二輪車や四輪車向けのブレーキシステムに加え、部品を製造、販売する。ホンダ系の3社と経営統合へ。20.3期は南米やインドは堅調も、中国での新型コロナウイルスによる減産等が影響した。 記:2020/07/23
7251 東証1部
2,597
11/10 15:00
+3(0.12%)
時価総額 192,139百万円
自動車部品メーカー。四輪向け電動車用制御や空調システム、二輪車用キャブレター等を手掛ける。同社含むホンダ系3社等と経営統合へ。20.3期は二輪車向けが堅調も、四輪車製品は国内や北米向けが低調に推移した。 記:2020/07/23
7274 東証1部
2,293
11/10 15:00
-1(-0.04%)
時価総額 174,314百万円
ホンダ系の自動車部品メーカー。ショックアブソーバやパワーステアリング、ガススプリング等を手掛ける。ホンダ向け売上比率が高い。21.3期1Qはコロナ禍で苦戦続く。二輪・汎用事業はじめ、アジア、北米で販売減。 記:2020/09/10
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8604 東証プライム
810.9
9/4 15:00
-53.6(-6.2%)
時価総額 2,622,096百万円
国内最大級の総合証券「野村證券」を中核とする持株会社。野村アセットマネジメント、野村信託銀行等も傘下に持つ。預り資産は153兆円超で業界トップ。インベストメント・マネジメント部門は運用資産残高が過去最高。 記:2024/06/17
9697 東証プライム
3,166
9/4 15:00
-108(-3.3%)
時価総額 1,687,513百万円
ゲームソフト大手。人気IPを多数保有。アミューズメント施設の運営や関連機器の開発も。24.3期3Q累計は昨年6月発売の「ストリートファイター」新作などが業績に貢献。施設運営や機器販売も伸びて増収宇増益に。 記:2024/04/11
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17