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日経平均は反落、アップル決算受けスマホ関連に見直し買いも全体の上値は重い

2018/5/2 12:29 FISCO
*12:29JST 日経平均は反落、アップル決算受けスマホ関連に見直し買いも全体の上値は重い  日経平均は反落。71.57円安の22436.46円(出来高概算7億5555万株)で前場の取引を終えている。1日の米国市場では、主要企業決算が嫌気されて売りが先行したほか、トランプ大統領が、EUやカナダなど5ヵ国に対する鉄鋼・アルミニウム輸入関税の適用を1ヶ月延期したことで先行き不透明感が強まった。引け後に米アップルが発表した18年1-3月期決算は、売上高・1株利益ともに予想を上振れたほか、1000億ドルの自社株買い計画と16%の増配も好感され、時間外取引で上昇した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円高の22540円となり、為替市場では朝方に1ドル109円80銭台と前日比円安方向に振れる場面がみられた。これらを背景に本日の日経平均は買い先行でスタートした。米アップルの好決算を受け、iPhoneの販売不振懸念が後退したことで日東電<6988>やアルプス<6770>、TDK<6762>などのスマホ関連銘柄が見直されたほか、決算を受けた個別物色の動きが目立つ格好となった。しかし、為替が朝方からやや円高方向に振れたほか、日経平均が直近3営業日で続伸していることも背景として連休前に利益を確保する動きが強まり、マイナスに転じて前場の取引を終えた。  東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1000を超え、全体の約半分近くを占めた。セクターでは、石油石炭、鉱業、不動産業、医薬品、空運業がさえない半面、その他金融、ガラス土石、金属製品、食料品は堅調であった。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>やソフトバンクG<9984>が2銘柄で日経平均を約25円押し下げたほか、テルモ<4543>やホンダ<7267>がさえない。一方で、日東電のほか、信越化<4063>、アドバンテ<6857>、ヤマトHD<9064>、JT<2914>、ヤマハ<7951>などはしっかり。  国内は4連休前であり、海外では週末にかけて米連邦公開市場委員会(FOMC)や雇用統計発表など重要イベントが控えている。また、週明け7日からの1週間でも1000社を超える企業が決算を迎えることから、オーバーウィークでのポジションは取りにくい需給状況であり、これまで上昇していた主力大型株には利益確定の動きが一段と強まる可能性がある。前場に日経平均が下げ幅を拡大した半面、日経ジャスダック平均やマザーズ指数は上げ幅を拡大しており、短期資金は一部の好業績銘柄や値動きの軽い中小型株へとシフトする展開が続きそうだ。(雲宮祥士) 《AK》
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2914 東証プライム
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時価総額 8,314,000百万円
世界的な大手たばこメーカー。メビウス、セブンスター等のブランドを展開。製薬会社の鳥居薬品、加工食品メーカーのテーブルマーク等を傘下に持つ。たばこ事業は販売数量増などで、自社たばこ製品売上収益が順調。 記:2024/07/01
4063 東証プライム
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時価総額 11,804,685百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4543 東証プライム
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医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
6762 東証プライム
9,238
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時価総額 17,957,379百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6770 東証プライム
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時価総額 328,812百万円
電子部品のアルプス電気、カーナビのアルパインが経営統合。スイッチや可変抵抗器などコンポーネント事業が主力。タクトスイッチは業界トップクラスのシェア。海外売上高比率が高い。車載用電子部品の拡大等に注力。 記:2024/06/15
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6988 東証プライム
11,595
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-600(-4.92%)
時価総額 8,194,894百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7267 東証プライム
1,530
9/4 15:00
-74.5(-4.64%)
時価総額 8,314,456百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7951 東証プライム
3,531
9/4 15:00
-22(-0.62%)
時価総額 1,917,333百万円
世界最大の総合楽器メーカー。1887年創業。静岡県浜松市に本社。ピアノ、電子楽器、弦楽器等の製造・販売を行う。音響機器、電子デバイス等も手掛ける。総還元性向50%目標。業務用音響機器は旺盛な需要続く。 記:2024/08/30
9064 東証プライム
1,661.5
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時価総額 631,079百万円
宅配便国内最大手。クロネコヤマトの宅急便のヤマト運輸を中核とする持株会社。クロネコメンバーズの登録者数は5000万人超。宅急便ネットワークの強靭化図る。27.3期営業利益1200〜1600億円目標。 記:2024/06/07
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17