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日経平均は下落、売り仕掛け警戒のなか、任天堂やソニー等に資金シフト

2017/1/12 12:15 FISCO
*12:15JST 日経平均は下落、売り仕掛け警戒のなか、任天堂やソニー等に資金シフト  日経平均は下落。171.91円安の19192.76円(出来高概算9億3000万株)で前場の取引を終えた。日経平均は売り先行で始まると、その後一時19095.39円と19100円を下回る場面をみせた。注目されたトランプ次期米大統領による記者会見では、「日本などとの貿易で米国は多額の損失を被っている」などと述べ、米利益最優先を強調。また、薬価高騰を理由に製薬業界に適切な入札方式を導入する意向を発表したほか、防衛予算のコスト削減に言及した。円相場は1ドル114円台に突入する場面もみられており、嫌気売りにつながっている。  セクターでは医薬品が下落率トップ。倉庫運輸、小売、ゴム製品、鉄鋼、建設、精密機器、繊維、銀行、保険の下げが目立つ。一方で、原油相場の上昇を受けて石油石炭が上昇率トップ。水産農林、証券、機械が小じっかり。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1500を超えており、全体の7割を占めている。指数インパクトの大きいところでは、ユニファミマ<8028>、アステラス薬<4503>、ファーストリテ<9983>、コナミHD<9766>、塩野義薬<4507>が軟調。半面、東エレク<8035>、ダイキン<6367>、NTTデータ<9613>、コマツ<6301>が堅調だった。  トランプ次期大統領の会見は想定内といったところであったが、円相場が1ドル114円台と円高に振れて推移していること、医薬品株の下落が重しとなっている。これにより日経平均はあっさり25日線レベルを捉えてきており、踏ん張りどころであろう。価格帯別出来高をみると、比較的商いの薄いところであり、一気に25日線まで下げてきた点についてはそれ程驚きはなさそうである。ただ、午後は日銀のETF買い入れへの思惑が強まりやすいなか、上値の重さが強く意識されてくるようだと、短期筋の売り仕掛け的な商いに注意する必要があるだろう。  その中で、底堅い値動きをみせている任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、日本カーボン<5302>、ソニー<6758>、コマツ<6301>辺りに資金が向かいやすそうである。(村瀬智一) 《AK》
関連銘柄 13件
4503 東証プライム
1,798.5
9/4 15:00
-21.5(-1.18%)
時価総額 3,301,780百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4507 東証プライム
6,630
9/4 15:00
-27(-0.41%)
時価総額 5,898,260百万円
製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
5302 東証プライム
4,275
9/4 15:00
-120(-2.73%)
時価総額 50,586百万円
1915年創業の炭素製品メーカー。1927年に日本で初めて人造黒鉛電極を製造。炭素繊維製品や特殊炭素製品、リチウムイオン電池用負極材等を手掛ける。電極材関連製品は製造コスト削減、適正売価による販売に注力。 記:2024/08/06
6301 東証プライム
3,813
9/4 15:00
-206(-5.13%)
時価総額 3,710,606百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6367 東証プライム
17,875
9/4 15:00
-675(-3.64%)
時価総額 5,239,413百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9613 東証プライム
2,269
9/4 15:00
-41(-1.77%)
時価総額 3,182,272百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10
9766 東証プライム
12,930
9/4 15:00
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モバイルゲーム、家庭用ゲーム等を手掛けるデジタルエンタテインメント事業が主力。スロットマシンやアミューズメントマシンの製造・販売等も行う。配当性向30%以上目処。パワフルプロ野球2024-2025を発売。 記:2024/08/12
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17