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仕掛け的な動きを睨みつつ、資金の流れを見極め

2015/4/13 12:04 FISCO
*12:04JST 仕掛け的な動きを睨みつつ、資金の流れを見極め  日経平均は小幅に続落。25.21円安の19882.42円(出来高概算9億株)で前場の取引を終えている。10日に米国市場の上昇やシカゴ日経225先物清算値が20035円だったこともあり、日経平均は反発して始まった。しかし、急ピッチの上昇に対する過熱警戒感などが意識されるなか、先週末の2万円回復で利益確定が出易い需給状況に。そのため、買いが先行したものの、その後は大型株を中心に利食いの流れに。  東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が全体の過半数を占めている。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに下げているが、小型株指数は小幅な下げにとどまっている。セクターでは鉱業、その他製品、情報通信、証券、ガラス土石、石油石炭、精密機器がしっかり。一方で、保険、陸運、電力ガス、輸送用機器、不動産などが冴えない。  利食い優勢の展開となっているが、日経平均は5日線が支持線として機能しており、底堅い相場展開に。また、マザーズ、ジャスダックはプラス圏で推移している。こう着のなかでも個人主体による物色などが目立っており、需給状況は良好のようである。とりわけ、新興市場の出遅れ感のある銘柄のほか、3ケタの低位銘柄での水準訂正を狙った資金が集中しやすい状況に。  とはいえ、資金の逃げ足が速いなか、日経平均が再び2万円を捉えてくるようだと、資金の流れは再び主力処に向かうだろう。大阪225先物への仕掛け的な動きを睨みつつ、資金の流れを見極めたいところである。(村瀬智一) 《FA》