株～企業情報・おすすめ銘柄

*16:04JST 平山 Research Memo（4）：現場改善コンサルティングとITソリューションを組み合わせたサービスの提供が強み ■事業概要 2. SWOT分析 平山ホールディングス<7781>の経営を取り巻く外部環境と経営の現状について、SWOT分析を用いてまとめてみる。SWOT分析とは、企業の持つ強み「Strength」や弱み「Weakness」、外部環境における成長機会「Opportunity」や脅威「Threat」などを4つに区分してまとめ、組織のビジョンや事業戦略を立案する際に利用する、経営分析の一般的な手法である。 人材サービス市場の見通しについては、国内労働人口の減少傾向が今後も続くこと、ワークスタイルの多様化や女性・シニア層の労働参加、また、政府の近い将来における労働者不足への懸念から、外国人労働者受け入れ拡大の政策や国家戦略としての製造業の国内生産回帰の流れが生まれつつあること（半導体工場の国内誘致等）から、中期的に安定成長が見込まれている。一方、市場のリスク要因としては景気悪化に伴う求人件数の減少や、ロボットやITサービスの普及による人材需要の減少などが挙げられる。特にコロナ禍によって人との接触機会を減らす取り組みが製造現場でも進み、ロボットやITサービスで置き換えられる業務については、人材サービスの需要も減少していくことが予想される。 同社固有の強みとしては、主力事業である製造請負において、現場改善コンサルタントと連携することで生産性向上を実現していくことができる点にある。コンサルティングによる現場改善力は、日研トータルソーシング(株)や日総工産<6569>、UTグループ<2146>、アウトソーシング<2427>、ウイルテック<7087>、nmsホールディングス<2162>、ワールドホールディングス<2429>など製造請負・派遣事業を展開する同業他社に対する大きな差別化要因になると考えられる。実際、2021年4月～12月期における製造請負・派遣事業を展開する同業他社とのセグメント利益率を比較すると、同社は7.4%と同業他社よりも高い水準にある。また、現場改善コンサルティング・教育サービスをパッケージ化し、日系企業の海外工場にも提供しているほか、ここ1～2年はIoTやAIなどの先進技術も活用して現場改善の効果をさらに高める取り組みも進めており、こうしたソリューション提案力も同社の強みになると考えられる。 そのほか、同社はプロフェッショナルな人材としての自立促進、顧客企業の生産性向上等、質の高いサービスを提供する独自の人材育成体制を構築しており、結果として高い定着率を実現していることも強みと言える。同社は、社内で育成した人材を社会へ還元する教育会社としての「人材輩出企業」を目指しており、契約社員・派遣社員として入社したスタッフにも、自分がやりたいことを見出して自立できるよう、キャリア支援「ソロフライトプラン」※1とメンタル支援「ココロケアサポート」※2という2つの従業員支援プログラム（Employee Assistance Program）制度を整えている。 ※1 契約社員・派遣社員として入社した社員を、最終的に自社または他社の正社員として輩出することを目的とした制度。個々にキャリアカウンセリングを行い、目標に沿った研修カリキュラムを設定し、働きながら正社員になるための教育が受けられる。 ※2 従業員のキャリア支援にはメンタル面のサポートも必要と考え、より充実したメンタルヘルスケアを実現するために、国家資格を取得しているカウンセラー（社内または社外機関からの選択が可能）が、中立の立場で各事業所や希望の面談場所に出向き、カウンセリング（訪問型相談支援）を行う。 また、外国人エンジニアの受け入れ拡大についても、同社はミャンマーのマンダレー工科大学と2018年2月に提携して、受け入れルートを確保している。同大学では日本語教育の提供と併せて卒業生の日本での受け入れを進めてきた。国内でITエンジニアの慢性的な不足が続くなか、ミャンマーからの受け入れを増やすことで技術者派遣事業を拡大していくことが可能となる。 一方、同社の抱える課題としては、同業大手と比べて規模が小さく、採用力が弱い点が挙げられる。人材サービスでは人材そのものが成長の源泉であるため、採用力が売上に直結することになる。同社ではブランド力向上を図るための費用を投下していくとともに、営業・採用拠点を増設することで採用力を強化していく方針となっている。 また、事業規模や利益水準がまだ小さく固定費率が高いことから、売上変動による利益増減率が大きくなる点もリスク要因となる。特に技術者派遣事業については先行投資段階であるとの認識であり、稼働人数に対する新規採用者数の比率が相対的に高い。採用者数が多くなれば採用費及び教育費が増加するため、短期的には減益要因となる。同社が売上高で年間40億円程度の規模になれば、利益率も7～8%程度の水準で安定してくると見ている。 （執筆：フィスコ客員アナリスト　佐藤　譲） 《EY》

*14:45JST 出来高変化率ランキング（14時台）～金連動、APLIXなどがランクイン ※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較する ことで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。 ■出来高変化率上位 [3月29日　14:26　現在] （直近5日平均出来高比較） コード⇒銘柄⇒出来高⇒5日平均出来高⇒出来高変化比率⇒株価変化率 <2934> Jフロンティア　　 　260400 　22700　 1047.14% 22.31% <2524> NZAM　　　　　 　TPX 　103300　 1501000.00% 5.8821% <1328>* 金連動　　　　　　 　72300 　12164　 494.38% -0.38% <2378> ルネサンス　　　　 　428900 　79700　 438.14% -4.86% <5698> エンビプロH　　　 　1365000 　255700　 433.83% 25.22% <6294> オカタアイヨン　　 　179900 　34560　 420.54% 0.27% <6569> 日総工産　　　　　 　774200 　151760　 410.15% 1.06% <3232> 三交GHD　　　　 　791400 　163620　 383.68% -2.5% <4886> あすか製薬HD　　 　338600 　74960　 351.71% 10.92% <3727>* APLIX　　　　 　377200 　89520　 321.36% 2.34% <6338> タカトリ　　　　　 　497400 　119600　 315.89% 5.5% <2841> IFナス100ヘッジ有 　2003 　487.4　 310.96% 1.92% <4170> KaizenPF　 　3822000 　930340　 310.82% 18.97% <9828> 元気寿司　　　　　 　108000 　26360　 309.71% -1.48% <4054> 日本情報　　　　　 　178800 　46060　 288.19% 15.79% <2561> iS日国際　　　　 　133409 　35299.2　 277.94% -0.27% <1719>* 安藤ハザマ　　　　 　1702400 　453220　 275.62% 5.88% <2730> エディオン　　　　 　2201200 　615300　 257.74% 0.94% <2676> 高千穂交　　　　　 　96100 　27320　 251.76% -2.14% <7412> アトム　　　　　　 　2237400 　637460　 250.99% 0.52% <4107> 伊勢化　　　　　　 　14900 　4260　 249.77% 4.12% <7942> JSP　　　　　　 　364100 　105820　 244.07% -0.19% <7616> コロワイド　　　　 　1517400 　443900　 241.83% -0.76% <8877> エスリード　　　　 　213200 　65460　 225.70% -0.62% <9900> サガミHD　　　　 　329900 　104260　 216.42% -0.81% <7366> LITALICO　 　209800 　66740　 214.35% 15.27% <2692> 伊藤忠食　　　　　 　81500 　26040　 212.98% -0.6% <7554> 幸楽苑HD　　　　 　246700 　80880　 205.02% -0.68% <8935> FJネクスト　　　 　404600 　133600　 202.84% -0.3% <8614>* 東洋証　　　　　　 　1049300 　350280　 199.56% 3.18% （*）はランキングに新規で入ってきた銘柄 20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外 《CS》

*13:55JST 出来高変化率ランキング（13時台）～ Jフロンティア、ルネサンスなどがランクイン ※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。 ■出来高変化率上位　[3月29日　13:35　現在] （直近5日平均出来高比較） コード⇒銘柄⇒出来高⇒5日平均出来高⇒出来高変化比率⇒株価変化率 <2934> Jフロンティア　　 　220400 　22700　 870.93% 23.3% <5698> エンビプロH　　　 　1365000 　255700　 433.83% 25.22% <2378> ルネサンス　　　　 　405900 　79700　 409.28% -4.86% <6294> オカタアイヨン　　 　172300 　34560　 398.55% 1.17% <6569> 日総工産　　　　　 　754200 　151760　 396.97% 0.8% <3232> 三交GHD　　　　 　720200 　163620　 340.17% -1.67% <4886> あすか製薬HD　　 　317900 　74960　 324.09% 10.48% <9828> 元気寿司　　　　　 　105800 　26360　 301.37% -1.51% <6338> タカトリ　　　　　 　465100 　119600　 288.88% 4.74% <4054> 日本情報　　　　　 　168800 　46060　 266.48% 17.08% <2730> エディオン　　　　 　2082100 　615300　 238.39% 0.6% <4170> KaizenPF　 　3146600 　930340　 238.22% 17.95% <7412> アトム　　　　　　 　2114300 　637460　 231.68% 0.13% <4107>* 伊勢化　　　　　　 　14000 　4260　 228.64% 4.24% <7942> JSP　　　　　　 　343700 　105820　 224.80% 0.06% <7616> コロワイド　　　　 　1426900 　443900　 221.45% -0.88% <2676> 高千穂交　　　　　 　85500 　27320　 212.96% -2.2% <8877> エスリード　　　　 　202100 　65460　 208.74% -0.85% <9900> サガミHD　　　　 　314100 　104260　 201.27% -0.81% <2692> 伊藤忠食　　　　　 　76800 　26040　 194.93% -0.4% <8935>* FJネクスト　　　 　383200 　133600　 186.83% 0% <7366> LITALICO　 　190700 　66740　 185.74% 14.86% <6850> チノー　　　　　　 　131800 　46280　 184.79% 0.29% <8881> 日神GHD　　　　 　364500 　129340　 181.82% -1.64% <7554> 幸楽苑HD　　　　 　226000 　80880　 179.43% -1.05% <3221> ヨシックス　　　　 　88400 　31940　 176.77% -0.27% <4718> 早稲アカ　　　　　 　115500 　42080　 174.48% -0.19% （*）はランキングに新規で入ってきた銘柄 20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外 《FA》