2022/4/5
前日に動いた銘柄 part1 マネジメントソリューションズ、KeePer技研、Sansanなど
*07:15JST 前日に動いた銘柄 part1 マネジメントソリューションズ、KeePer技研、Sansanなど
銘柄名<コード>4日終値⇒前日比
ランサーズ<4484> 340 +80
メタバースで学べる仕事連動型の最先端デジタル教育サービスの
事前面談申し込み受付を開始。
オークワ<8217> 921 +1
減損損失計上の発表と同時に新中期経営計画を発表。
エル・ティー・エス<6560> 3005 +139
広島県委託事業の受注を発表。
シノケングループ<8909> 1052 +10
経済産業省が定める「DX認定事業者」の認定を取得。
マネジメントソリューションズ<7033> 4460 +405
先週末に高値更新で上値妙味が広がる。
サイバーリンクス<3683> 1202 +132
web3関連銘柄として人気化する形に。
ラクス<3923> 1824 +141
中小型グロース株上昇の流れが支援に。
KeePer技研<6036> 2703 +225
3月月次動向をポジティブ視の動きにも。
ブイキューブ<3681> 1067 +97
心理的な節目の1000円突破でショートカバーも優勢に。
Sansan<4443> 1507 +123
中小型グロースの代表格として人気化。
ネットプロHD<7383> 817 +77
マザーズ指数上昇でリバウンドにも安心感。
イーレックス<9517> 1870 +133
ベトナムのバイオマス燃料事業検討に着手と正式発表。
スター・マイカ・ホールディングス<2975> 1710 +88
業績・配当上方修正を引き続き評価材料視。
Link−U<4446> 821 -80
目立った材料ないまま先週末に急伸の反動。
マルマエ<6264> 2143 -204
東海東京証券では目標株価を引き下げ。
BEENOS<3328> 2153 -197
急ピッチのリバウンドにも一巡感で。
ピアラ<7044> 732 -94
先週の株価急騰の反動が強まる展開に。
KADOKAWA<9468> 3160 -100
上値の重さ意識で高値もみ合い下放れ。
TOWA<6315> 2307 -84
大手半導体製造装置株の軟化に押される。
Gunosy<6047> 1058 -102
先週末にかけての連日の急伸で過熱警戒感も。
《FA》
2022/2/15
前日に動いた銘柄 part1 ソウルドアウト、ゲオHD、ロート製薬など
*07:15JST 前日に動いた銘柄 part1 ソウルドアウト、ゲオHD、ロート製薬など
銘柄名<コード>14日終値⇒前日比
小田原エンジニアリング<6149> 2117 -158
22年12月期営業利益は前期比43.4%減。
ラキール<4074> 1700 -79
22年12月期営業利益は前期比20%増益で一時急伸も、戻り待ちの売りで失速。
メニコン<7780> 2948 +108
今期業績予想を上方修正、
中国でのオルソケラトロジーレンズの販売好調や販管費の効率化が寄与。
シークス<7613> 1333 -48
22年12月期営業利益は前期比61.5%増で一時急伸も、戻り待ちの売りで失速。
ソウルドアウト<6553> 1350+300
博報堂によるTOB価格1809円にサヤ寄せが続く。
アイ・オー・データ機器<6916> 1301 +255
MBO実施に伴うTOB価格1300円にサヤ寄せの動き続く。
フロンティア・マネジメント<7038> 794 +100
今期の大幅増益見通しを高評価。
ゲオHD<2681> 1370 +167
業績上方修正で一転大幅増益見通しに。
ヒノキヤグループ<1413> 2396 +270
ヤマダHDが株式交換で完全子会社化、サヤ寄せの動きに。
パンパシHD<7532> 1936 +236
10-12月期収益回復がポジティブインパクトに。
コスモエネHD<5021> 2585 +246
今期業績上方修正や原油市況の先高観で。
飯野海運<9119> 768 +100
業績・配当予想上方修正を評価の流れが継続。
ミルボン<4919> 5890 +420
配当予想引き上げなど見直す動きにも。
イーレックス<9517> 1640 +165
第3四半期好決算確認で見直し買い。
ミクニ<7247> 439 +29
10-12月期大幅増益決算をポジティブ視。
富士石油<5017> 281 +32
業績予想の上方修正を材料視へ。
石川製作所<6208> 1504 +75
ウクライナ情勢緊迫化で防衛関連として買われる。
石油資源開発<1662> 2934 +190
ウクライナ情勢緊迫化による原油市況上昇で石油関連高い。
木村化工機<6378> 794 +46
大幅上方修正で12期ぶり最高益更新見通しに。
ダブル・スコープ<6619> 863 +84
営業益上方修正で過度な警戒感が後退へ。
三井松島HD<1518> 1799 +56
原油価格上昇が買い手掛かりにも。
INPEX<1605> 1218 +75
原油相場の大幅続伸などを買い手掛かりに。
東邦亜鉛<5707> 2682 +194
業績・配当計画の上方修正を発表で。
ロート製薬<4527> 3445 +195
通期業績予想を上方修正している。
レオパレス21<8848> 210 +10
第3四半期累計経常益は通期計画を超過。
セレス<3696> 1502-400
今期の大幅減益見通しをネガティブ視。
ラクス<3923> 1911 -482
グロース株安の中で減益決算マイナス視。
IRJ−HD<6035> 4200 -1000
第3四半期減益決算をマイナス視。
エル・ティー・エス<6560> 2010 -432
今期経常利益は2割減益の見通しに。
ネットプロHD<7383> 879 -131
本日の決算発表控えて警戒感も。
ギークス<7060> 1220 -220
第3四半期好決算発表だが出尽くし感優勢に。
《FA》
2022/2/14
出来高変化率ランキング(14時台)~LAHD、セルムなどがランクイン
*14:40JST 出来高変化率ランキング(14時台)~LAHD、セルムなどがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較する
ことで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。
■出来高変化率上位 [2月14日 14:23 現在]
(直近5日平均出来高比較)
コード⇒銘柄⇒出来高⇒5日平均出来高⇒出来高変化比率⇒株価変化率
<4414> フレクト 336500 21400 1472.43% 14.93%
<6338> タカトリ 793400 51040 1454.47% -2.27%
<2681> ゲオHD 1069300 79620 1243.00% 12.39%
<5017> 富士石油 3082200 234880 1212.24% 14.46%
<2569> 上場NSQA 409320 37668 986.65% -4.69%
<2634> NFS&P500ヘッジ有 217980 21354 920.79% -3.34%
<4074> ラキール 130100 14420 802.22% -0.51%
<6560> LTS 127000 17000 647.06% -17.16%
<6378> 木村化 917400 133280 588.33% 6.02%
<2561> iS日国際 151839 22670.6 569.76% -0.08%
<7038> フロンティアM 309900 47960 546.16% 14.41%
<6208> 石川製 1065700 172880 516.44% 3.92%
<2632> MXSナス100ヘッジ有 21705 3626.6 498.49% -4.85%
<8093> 極東貿 106000 18540 471.74% -9.53%
<4047> 関電化 823200 148160 455.62% 6.39%
<2630> MXSS&P500ヘッジ有 3059 611.8 400.00% -3.34%
<7806> MTG 355700 72140 393.07% 8.35%
<2389> デジタルHD 933900 205020 355.52% 2.27%
<2986>* LAHD 178300 40080 344.86% 0.66%
<6697> テックポイント 183700 41780 339.68% -13.57%
<4331> T&Gニーズ 295700 67800 336.14% 10.7%
<5381> Mipox 1367600 320400 326.84% 2.29%
<2624> iFE225 124463 29935.6 315.77% -2.09%
<5021> コスモエネHD 1375800 332160 314.20% 10.73%
<6612> バルミューダ 51400 12460 312.52% -5.72%
<4488> AIinside 166400 40520 310.66% -14.35%
<4371> CCT 303500 73940 310.47% 6.65%
<7367>* セルム 181300 44580 306.68% 12.31%
<5985> サンコール 281000 69680 303.27% -8.56%
<1881> NIPPO 252500 63660 296.64% 0.13%
(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄
20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
《CS》
2022/2/14
出来高変化率ランキング(13時台)~タカトリ、フレクトなどがランクイン
*14:00JST 出来高変化率ランキング(13時台)~タカトリ、フレクトなどがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。
■出来高変化率上位 [2月14日 13:31 現在]
(直近5日平均出来高比較)
コード⇒銘柄⇒出来高⇒5日平均出来高⇒出来高変化比率⇒株価変化率
<6338> タカトリ 729400 51040 1329.08% -4.04%
<4414> フレクト 297100 21400 1288.32% 18.39%
<2681> ゲオHD 1012700 79620 1171.92% 12.22%
<5017> 富士石油 2103600 234880 795.61% 14.46%
<4074>* ラキール 105900 14420 634.40% 0.67%
<6560> LTS 119000 17000 600.00% -17.04%
<7038> フロンティアM 309900 47960 546.16% 14.41%
<6378> 木村化 855900 133280 542.18% 7.49%
<6208> 石川製 938200 172880 442.69% 5.53%
<8093> 極東貿 100600 18540 442.61% -9.69%
<4047> 関電化 757000 148160 410.93% 4.73%
<7806> MTG 326600 72140 352.73% 6.18%
<6697> テックポイント 174600 41780 317.90% -13.37%
<2389> デジタルHD 838000 205020 308.74% 3.4%
<6612> バルミューダ 49700 12460 298.88% -6.02%
<4331> T&Gニーズ 268000 67800 295.28% 8.17%
<1881> NIPPO 249400 63660 291.77% 0.13%
<4488> AIinside 156800 40520 286.97% -14.66%
<5021> コスモエネHD 1260700 332160 279.55% 10.65%
<4371> CCT 278400 73940 276.52% 6.33%
<5381> Mipox 1194300 320400 272.75% 2.18%
<7061> 日本ホスピスHD 81100 21880 270.66% -0.4%
<4395> アクリート 617200 171860 259.13% 18.16%
<5985> サンコール 248100 69680 256.06% -8.38%
(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄
20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
《FA》
2021/11/8
出来高変化率ランキング(13時台)~ワンプラ、ミズホメディなどがランクイン
*14:32JST 出来高変化率ランキング(13時台)~ワンプラ、ミズホメディなどがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。
■出来高変化率上位 [11月8日 14:24 現在]
(直近5日平均出来高比較)
コード⇒銘柄⇒出来高⇒5日平均出来高⇒出来高変化比率⇒株価変化率
<4199> ワンプラ 1691000 49440 3320.31% 0.45%
<4595>* ミズホメディ 1022700 122140 737.32% -11.68%
<1448> スペースバリューHD 424400 55260 668.01% 9.75%
<6941> 山一電 1092100 154760 605.67% 14.18%
<2427> アウトソシング 5841500 842840 593.07% -22.7%
<6958> 日本CMK 1384900 212760 550.92% 18.47%
<6787> メイコー 1070500 168860 533.96% 21.14%
<6670> MCJ 1463100 243060 501.95% -20.02%
<7826> フルヤ金属 501200 86460 479.69% 15.52%
<7199> プレミアグループ 271000 48540 458.30% 13.19%
<2342>* トランス 504500 104480 382.87% -8.76%
<8150> 三信電気 180300 37620 379.27% 1.64%
<3926> オープンドア 1025500 214140 378.89% 7.39%
<7874> レック 297000 64680 359.18% -4.77%
<3040> ソリトン 161300 36300 344.35% -8.65%
<1852>* 浅沼組 207200 48620 326.16% -4.89%
<4680> ラウンドワン 3362400 790100 325.57% 5.82%
<7246> プレス工 4355600 1042240 317.91% 11.36%
<2146> UTGROUP 672600 166100 304.94% 5.59%
<2453>* JBR 277600 69800 297.71% -13.52%
<6561>* HANATOUR 309500 81980 277.53% 15.25%
<6560> LTS 55500 14840 273.99% 7.21%
<6612>* バルミューダ 107500 29420 265.40% -1.37%
<4800>* オリコン 332900 91560 263.59% 9.09%
<7030> スプリックス 251000 69200 262.72% 3.6%
<2191> テラ 4673100 1288480 262.68% 23.16%
<3663> アートスパーク 2266200 648260 249.58% -6.05%
<3927>* F−ブレイン 3460800 991940 248.89% 29.04%
<2193> COOK 1065500 310240 243.44% -6.2%
(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄
20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
《FA》
2021/11/8
出来高変化率ランキング(11時台)~ミクシィ、ヘッドウォータなどがランクイン
*11:33JST 出来高変化率ランキング(11時台)~ミクシィ、ヘッドウォータなどがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。
■出来高変化率上位 [11月8日 11:1 現在]
(直近5日平均出来高比較)
銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率
<4199> ワンプラ 819000 49440 1556.55% -1.89%
<1448> スペースVHD 312500 55260 465.51% 8.2%
<6941> 山一電 817600 154760 428.3% 16.92%
<6787> メイコー 720100 168860 326.45% 20.66%
<7826> フルヤ金属 360500 86460 316.96% 16.16%
<7199> プレミアグループ 197000 48540 305.85% 11.5%
<2427> アウトソシング 3416000 842840 305.3% -21.99%
<7874> レック 252300 64680 290.07% -5.15%
<6670> MCJ 940400 243060 286.9% -20.75%
<6958> 日本CMK 728500 212760 242.4% 12.07%
<8150> 三信電 123100 37620 227.22% 0.42%
<3926> オープンドア 694100 214140 224.13% 13.85%
<6560> LTS 43700 14840 194.47% 6.74%
<4680> ラウンドワン 2320200 790100 193.66% 9.32%
<3185> 夢展望 2230100 787760 183.09% 35.87%
<7246> プレス工 2898900 1042240 178.14% 10.53%
<3040> ソリトン 99300 36300 173.55% -7.68%
<2121>* ミクシィ 1106300 406240 172.33% -18.21%
<2191> テラ 3368900 1288480 161.46% 23.16%
<7030> スプリックス 177200 69200 156.07% 0.9%
<2193> COOK 786000 310240 153.35% -6.2%
<4011>* ヘッドウォータ 7500 3160 137.34% -6%
<3463>* いちごホテ 3055 1293.2 136.24% -0.21%
<2146> UTGROUP 386500 166100 132.69% 2.66%
<2477> 手間いらず 36700 16080 128.23% 3.04%
<4374> ロボペイ 486500 218980 122.17% 13.31%
<3901> マークラインズ 54900 24900 120.48% -1.67%
<6030> アドベンチャ 164100 74480 120.33% 8.07%
<6445>* 蛇の目 221900 100740 120.27% -3.35%
<8303>* 新生銀 3728700 1697120 119.71% -2.99%
(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄
20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
《ST》
2021/8/4
LTS---「プライム市場」2次判定クリア
*08:50JST LTS---「プライム市場」2次判定クリア
LTS<6560>
昨日大引け後、来年4月からの市場区分変更に伴い、東証から「プライム市場」の上場維持基準に適合したとの2次判定結果を受領したと発表。「プライム」適合のボーダーライン銘柄とみなされていたが、プライム落ち回避を好感した買いが予想される。
2021/5/21
エル・ティー・エス---1Qは2ケタ増収・増益、プロフェッショナルサービス事業が順調に推移
*13:37JST エル・ティー・エス---1Qは2ケタ増収・増益、プロフェッショナルサービス事業が順調に推移
エル・ティー・エス<6560>は14日、2021年12月期第1四半期(21年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比26.9%増の17.42億円、営業利益が同7.4%増の1.72億円、経常利益が同16.5%増の1.78億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同19.6%増の1.21億円となった。
プロフェッショナルサービス事業の売上高は前年同期比26.8%増の16.81億円、セグメント利益(営業利益)は同15.2%増の1.57億円となった。企業活動の様々な制約によってIT部門を取り巻く環境が大きく変化していく中で、堅調な変革ニーズを捉え、積極的に事業展開を推進した結果、ビジネスプロセスマネジメントを活用した業務の可視化・改善を強みとする従来型のコンサルティング案件(業務分析・設計、IT導入支援・現場展開)の獲得は順調に推移した。ソフテックの連結子会社化により、静岡・東海エリアでの事業が拡大するともに、ログラスとの業務提携による経営管理領域でのデジタルトランスフォーメーション推進等、テクノロジー企業を中心とする外部企業との連携を推進した。また、書籍発刊やセミナー等を通じ、提供サービスに関する外部への情報発信も積極的に実施した。
プラットフォーム事業の売上高は前年同期比24.3%増の0.73億円、セグメント利益(営業利益)は同38.1%減の0.14億円となった。IT業界に特化した、ビジネスマッチングと学びの場を提供するプラットフォームである「アサインナビ」の会員数は、2021年3月31日現在で法人・個人を合わせ10,599会員(前期末比393会員の増加)となり、順調に成長を続けている。会員基盤の拡大に伴い、「アサインナビ」及び「コンサルタントジョブ」によるマッチングや会員向けサービスの実績も拡大しており、売上高は堅調に推移した。一方、既存サービスの育成・成長に加え、新サービス「CS Clip」への開発投資を継続するとともに、組織体制の強化や積極的な営業活動等、将来の収益拡大に向けた投資も、積極的に実施した。
2021年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比26.0%増の70.00億円、営業利益が同21.2%増の5.80億円、経常利益が同18.5%増5.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同26.1%増の3.41億円とする期初計画を据え置いている。
《ST》
2021/5/18
前日に動いた銘柄 part1 ケイアイスター不動産、ギフティ、IDECなど
*07:15JST 前日に動いた銘柄 part1 ケイアイスター不動産、ギフティ、IDECなど
銘柄名<コード>17日終値⇒前日比
JTOWER<4485> 5880 -1160
今期営業減益見通しが失望感誘う。
コニカミノルタ<4902> 559 -47
今期は損益改善も市場予想に届かず失望売り。
フェローテク<6890> 2230 +30
今期は前期をさらに上回る大幅増益見通しで好感される。
ウェルスナビ<7342> 3290 -340
決算受けて材料出尽くし感強まる。
AOITYOHoldings<3975> 710 +100
MBO実施発表でTOB価格にサヤ寄せ。
ケイアイスター不動産<3465> 4335 +700
大幅増益・増配見通しを高評価。
フコク<5185> 930 +143
今期の高い収益変化率や大幅増配を評価。
ギフティ<4449> 3490 +500
第1四半期大幅増益決算を評価。
日精樹脂工業<6293> 1122 +149
今期の大幅増益見通しや連続増配を好感。
理想科学工業<6413> 1491 +180
大幅増益見通しや増配・自社株買いを評価。
IDEC<6652> 1947 +252
今期経常益は5割増益見通しに。
大同工業<6373> 971 +96
今期は大幅増益・増配見通しに。
クオールHD<3034> 1480 +141
今期の2割経常増益転換見通しを評価。
エアトリ<6191> 2229 +216
上半期税前利益は通期計画を超過へ。
アシックス<7936> 2397 +219
メリルリンチ日本証券では投資判断格上げ観測。
丸文<7537> 558 +58
今期大幅増益・増配見通し高評価へ。
荏原製作所<6361> 5010 +400
第1四半期大幅増益や高水準の自社株買いを評価。
クロス・マーケティンググループ<3675> 606 +52
足元の好決算評価の動きが続く。
曙ブレーキ工業<7238> 191 +14
今期の黒字浮上見通しを買い材料視へ。
ロイヤルHD<8179> 2023 +147
第1四半期赤字決算も目先のあく抜け感が先行。
アイスタイル<3660> 482 +26
今期最終損益は黒字転換の見通しに。
ヤマハ発動機<7272> 2972 +247
第1四半期営業益は想定以上に高水準で通期予想を上方修正。
北越コーポレーション<3865> 614 +38
今期経常益は倍増見通しに。
マーケットE<3135> 1129 -300
今期収益予想の大幅下方修正を嫌気。
ピアラ<7044> 1131 -399
第1四半期大幅減益決算を嫌気。
グレイステクノロジー<6541> 1963 -479
今期増益率鈍化見通しをマイナス視。
ファイバーゲート<9450> 1183 -300
1-3月期経常益は10%減益に。
シンシア<7782> 700 -150
第1四半期は2割超の経常減益に。
ベース<4481> 5100 -1000
第1四半期増収増益決算も期待値に届かず。
ショーケース<3909> 692 -117
第1四半期は営業赤字転落に。
エル・ティー・エス<6560> 3360 -700
第1四半期営業増益率は1ケタにとどまり。
一正蒲鉾<2904> 1011 -205
第3四半期決算増益率鈍化などマイナス視か。
GSIクレオス<8101> 958 -188
今期経常利益は大幅減益見通しに。
夢真ビーネックスグループ<2154> 1233 -148
通期は経常減益見通しに。
《FA》
2021/4/22
出来高変化率ランキング(13時台)~恵和、ステラケミファなどがランクイン
*14:03JST 出来高変化率ランキング(13時台)~恵和、ステラケミファなどがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。
■出来高変化率上位 [4月22日 13:43 現在]
(直近5日平均出来高比較)
コード⇒銘柄⇒出来高⇒5日平均出来高⇒出来高変化比率⇒株価変化率
<1514> 住石HD 66724300 2671920 2397.24% 17.83%
<3840> PATH 4157400 179040 2222.05% -16.43%
<6166> 中村超硬 493900 49920 889.38% 2.24%
<3747> インタートレ 4857000 507080 857.84% -13.62%
<4766> ピーエイ 2128000 296400 617.95% 0%
<9517> イーレックス 2264900 381480 493.71% 4.46%
<6617> 東光高岳 303400 70060 333.06% -0.85%
<3647> G3HD 11421400 2726300 318.93% -11.01%
<3668> コロプラ 3064700 816840 275.19% -6.13%
<7694> M−いつも 178100 51840 243.56% 8.54%
<7587> PALTEK 645600 194320 232.24% 0.29%
<3466> ラサールロジポート投 20588 6868.2 199.76% 2.5%
<9474> ゼンリン 155500 53140 192.62% -2.35%
<6632> JVCKW 6308300 2182420 189.05% 0.45%
<3035> KTK 453000 164800 174.88% 6.9%
<2060> フィード・ワン 291400 108040 169.71% 0.35%
<3680> ホットリンク 1021900 385100 165.36% 10.36%
<4293> セプテーニHD 1941600 755440 157.02% 3.37%
<4251>*恵和 357900 147420 142.78% 9.6%
<1489>*日経平均高配当株50 4031 1661.8 142.57% 0.58%
<4109>*ステラケミファ 150900 63920 136.08% 2.53%
<7092>*FFJ 233800 9986000.00% 1.3413%
<3661>*エムアップHD 148400 64080 131.59% -3.79%
<6937>*古河池 589100 255140 130.89% 1.34%
<1326> SPDRゴール 24929 12047.2 106.93% 0.33%
<1542> 純銀信託 27899 13608.4 105.01% 1.77%
<4393>*バンクオブイノベ 544700 271180 100.86% -10.71%
<6560> LTS 104900 52320 100.50% 3.15%
<4433> ヒトコムHD 149800 75440 98.57% 4.98%
<4429>*リックソフト 171200 88020 94.50% -8.07%
(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄
20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
《FA》
2021/4/22
出来高変化率ランキング(10時台)~中村超硬、PS三菱などがランクイン
*10:57JST 出来高変化率ランキング(10時台)~中村超硬、PS三菱などがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。
■出来高変化率上位 [4月22日 10:41 現在]
(直近5日平均出来高比較)
銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率
<3840> PATH 3612900 179040 1917.93% -16.43%
<1514> 住石HD 30390700 2671920 1037.41% 25.58%
<3747> インタトレード 3360700 507080 562.76% -8.17%
<4766> ピーエイ 1922000 296400 548.45% 0.98%
<6166>* 中村超硬 272700 49920 446.27% 9.48%
<9517> イーレックス 1668800 381480 337.45% 5.18%
<6617> 東光高岳 236200 70060 237.14% -0.2%
<7587> PALTEK 588000 194320 202.59% 0.59%
<3647> ジースリーHD 7151200 2726300 162.3% 18.74%
<3668> コロプラ 2071800 816840 153.64% -7.43%
<2060> フィード・ワン 273100 108040 152.78% 1.17%
<3035> KTK 384000 164800 133.01% 5.75%
<6632> JVCKW 4771000 2182420 118.61% 1.35%
<4293> セプテーニHD 1518800 755440 101.05% 4.56%
<3466> ラサールロジ 13375 6868.2 94.74% 1.45%
<7694> M−いつも 100000 51840 92.9% 7.02%
<1326> SPDRゴール 20627 12047.2 71.22% 0.72%
<3680> ホットリンク 626600 385100 62.71% 8.06%
<9474> ゼンリン 85900 53140 61.65% -1.33%
<1542> 純銀信託 20577 13608.4 51.21% 2.36%
<1356> TPXベア2 507510 339798 49.36% -2.82%
<5902> ホッカンHD 21600 15140 42.67% 0.07%
<2150> ケアネット 240900 176960 36.13% 5.65%
<6560> LTS 70600 52320 34.94% 6.06%
<1552> VIX短期 731955 562232.2 30.19% -6.42%
<1871>* PS三菱 120600 98340 22.64% 3.34%
<4433>* ヒトコムHD 90100 75440 19.43% 3.93%
<8157> 都築電 32700 27460 19.08% 3.11%
<1557> SPDR500 11185 9562.6 16.97% 0.9%
<3038>* 神戸物産 1046700 912520 14.7% 2.78%
(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄
20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
《FA》
2021/4/22
出来高変化率ランキング(9時台)~いつも、PATHなどがランクイン
*09:46JST 出来高変化率ランキング(9時台)~いつも、PATHなどがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。
■出来高変化率上位 [4月22日 9:33 現在]
(直近5日平均出来高比較)
銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率
<3840>* PATH 2177000 179040 1115.93% -26.43%
<4766>* ピーエイ 1718600 296400 479.82% 3.41%
<1514>* 住石HD 10987800 2671920 311.23% 13.18%
<3747>* インタトレード 1763500 507080 247.78% -6.66%
<9517>* イーレックス 973000 381480 155.06% 8.97%
<2060>* フィード・ワン 263700 108040 144.08% 0.82%
<6617>* 東光高岳 129500 70060 84.84% -0.07%
<6632>* JVCKW 3508500 2182420 60.76% 0.45%
<7587>* PALTEK 302600 194320 55.72% 0.29%
<3668>* コロプラ 1055100 816840 29.17% -6.01%
<3647>* ジースリーHD 3514400 2726300 28.91% 9.37%
<3035>* KTK 211700 164800 28.46% 3.45%
<4293>* セプテーニHD 956900 755440 26.67% 5.36%
<9474>* ゼンリン 64100 53140 20.62% -2.42%
<5902>* ホッカンHD 17100 15140 12.95% 0.14%
<3466>* ラサールロジ 7748 6868.2 12.81% 0.12%
<1557>* SPDR500 10676 9562.6 11.64% 0.9%
<1542>* 純銀信託 14045 13608.4 3.21% 1.77%
<1356>* TPXベア2 324830 339798 -4.4% -2.18%
<3680>* ホットリンク 364700 385100 -5.3% 6.01%
<8157>* 都築電 25300 27460 -7.87% 3.11%
<6560>* LTS 47800 52320 -8.64% 5.59%
<3409>* 北日紡 626200 713500 -12.24% -1.68%
<3628>* データHR 5700 6540 -12.84% 0%
<7694>* M−いつも 45000 51840 -13.19% 6.2%
<7839>* SHOEI 38200 44880 -14.88% 2.44%
<1552>* VIX短期 471817 562232.2 -16.08% -5.87%
<1326>* SPDRゴール 9984 12047.2 -17.13% 0.61%
<2150>* ケアネット 136100 176960 -23.09% 9.04%
<3415>* トウキョベース 402400 527940 -23.78% -2.2%
(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄
20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
《ST》
2021/4/2
前日に動いた銘柄 part1 ネットワンシステムズ、第一生命HD、SCREENホールディングスなど
*07:15JST 前日に動いた銘柄 part1 ネットワンシステムズ、第一生命HD、SCREENホールディングスなど
銘柄名<コード>1日終値⇒前日比
日本マイクロニクス<6871> 1787 +102
半導体関連軒並み高の流れに乗る。
日本製鉄<5401> 1812.5 -74.0
足元好調だった景気敏感株には利益確定売り嵩むも25日線がサポート。
エル・ティー・エス<6560> 4080 +230
リバウンド基調強まり200日線も突破。
ネットワンシステムズ<7518> 3715 +180
大幅高で25日線と75日線によるゴールデンクロスも視野に。
フィル・カンパニー<3267> 2442 +193
一部のメディアで取り上げられたもよう。
スター・マイカ・ホールディングス<2975> 1332 +118
第1四半期好スタートや自社株買いを評価。
第一生命HD<8750> 2083.0 +181.0
大規模な自己株式の取得発表がサプライズに。
システムソフト<7527> 178 +11
「SKIPS」利用斡旋会社数が3000社を突破。
三井ハイテック<6966> 5020 +390
抵抗線突破から上値追い妙味広がる形に。
テー・オー・ダブリュー<4767> 329 +8
一部のメディアで取り上げられているもよう。
トリケミカル研究所<4369> 3725 +200
半導体株高の流れが波及か。
SCREENホールディングス<7735> 10330 +590
米SOX指数の上昇で半導体製造装置関連に買いが向かう。
東芝<6502> 3910 +170
米社によるキオクシアの買収検討報道が伝わる。
藤倉コンポジット<5121> 551 -57
週初からの株価上昇で短期的な過熱感も。
AOI TYO Holdings<3975> 663 -43
特に材料なく高値圏で利食い売り集まる。
日本エンタープライズ<4829> 260 -13
第3四半期好決算発表も出尽くし感につながる。
キャリアインデックス<6538> 683 -37
昨年末もみ合い水準までのリバウンドで戻り売り優勢。
エイチ・ツー・オー リテイリング<8242> 857 -59
大阪府に「まん延防止等重点措置」適用方針と伝わる。
夢真ビーネックスグループ<2154> 1682 -79
1日が合併初日だが30日にかけての急伸の反動続く。
ニトリHD<9843> 20525 -900
決算数値は想定通りでサプライズなし。
ラウンドワン<4680> 1185 -60
大阪での感染者数拡大もマイナス視へ。
《FA》
2021/3/23
LTS Research Memo(9):プライム市場で評価される企業を目指し、事業成長のための投資を優先
*15:09JST LTS Research Memo(9):プライム市場で評価される企業を目指し、事業成長のための投資を優先
■株主還元策
エル・ティー・エス<6560>は現在、成長過程にあるため、内部留保の充実を図り、経営基盤を安定化させつつ、事業拡大・事業効率化に向けた成長投資を優先していく考えで、収益規模が一定水準以上まで成長し、安定成長軌道に入るまでは、配当は原則として行わない方針を明らかにした。その代わりとして、成長領域への積極的な投資により、企業規模の拡大と収益性の向上を図り、業績を伸長させることで企業価値を高めていく方針とした。また、成長のための戦略的投資と株主還元とのバランスにも考慮しつつ、株主総利回り※の向上を通じて、株主利益の最大化を図る考えだ。ただ、中期経営計画目標値である「2024年に連結売上高12,000百万円、連結営業利益1,800百万円」水準に成長し、安定成長軌道に入れば、配当の可能性もあるとしている。
※株主総利回り=(1株当たり配当金+株価の上昇額)/当初株価
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
《YM》
2021/3/23
LTS Research Memo(8):2024年12月期に売上高12,000百万円、営業利益1,800百万円へ(2)
*15:08JST LTS Research Memo(8):2024年12月期に売上高12,000百万円、営業利益1,800百万円へ(2)
■今後の見通し
(3) 長期目標について
エル・ティー・エス<6560>では中期経営計画を確実に実行しつつ、長期目標達成に向けた成長投資の検討も進めている。オーガニック成長で2030年12月期に売上高360億円の達成を視野に入れているが、加えて大型のM&A案件を実行することで500億円の規模に拡大していく目標も打ち出している。システムエンジニアを数百名規模で抱えている未上場企業が対象となり、M&A資金に関しては金融機関からの借入で賄ってくことを現段階では想定している。
コンサルティング市場の規模を国別で見ると、米国が10兆円、ドイツが1兆円となっているのに対して、日本は4千億円規模にとどまっている。この要因として、欧米は「ジョブ型雇用」であるのに対して、日本は「メンバーシップ型雇用」であることが影響していると言われている。「ジョブ型雇用」とは仕事に対して人を割り当てるという考え方で、欧米企業はコンサルティング会社を活用しながら、より成長機会の高い事業の創出、あるいはM&Aを活用しながら成長を目指している。一方、「メンバーシップ型雇用」は、先に人を採用してから仕事を割り振るという考え方で、「終身雇用制」を前提とした日本企業の多くが採用している。「メンバーシップ型雇用」の問題点として、余剰人員が出た場合に大胆な経営変革を行うことが難しく、かつ時間がかかるといった点が挙げられる。このため、コンサルティングサービスが成長投資の一部であるとの認識が薄く、結果、市場規模が欧米と比較して小さい要因となっている。ただ、コロナ禍によって、「メンバーシップ型雇用」の問題点が改めて浮き彫りとなり、こうした問題を解決するためには経営のDXが必要不可欠であることが再認識される状況となっている。また、ここ最近は「ジョブ型雇用」の取り組みを進める大企業も増えはじめており、国内のコンサルティング市場を取り巻く環境も変わりつつある。同社にとっては中長期的に追い風が吹き、業績も高成長が続くものと弊社では予想している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
《YM》
2021/3/23
LTS Research Memo(7):2024年12月期に売上高12,000百万円、営業利益1,800百万円へ(1)
*15:07JST LTS Research Memo(7):2024年12月期に売上高12,000百万円、営業利益1,800百万円へ(1)
■今後の見通し
2. 中期経営計画
(1) 中期経営計画の概要
エル・ティー・エス<6560>は2024年12月期までの中期経営計画を発表した。2024年12月期の目指すべき姿として「デジタル時代のベスト・パートナー」になることを掲げた。同社は創業当初より、デジタル時代において顧客がDXを実現するために、顧客自らが変革を実行できる組織能力を醸成することをサービスの提供価値として位置付けてきた。それを実現するための施策として、戦略コンサルティングからIT・業務設計、デジタル活用・エンジニアリングと様々な領域で顧客の変革を支援し、各チームがネットワーク組織的に連携することで、総合チームとしてのスピード感を持った価値の提供を実現している。同社はベスト・パートナーとしてDXを支援し、顧客と共に成長していくことを目指している。
また、業績数値目標としては、2024年12月期に売上高12,000百万円、営業利益1,800百万円を掲げた。4年間の年平均成長率は売上高で21.2%、営業利益で39.3%となり、M&Aを含まないオーガニックの成長による目標値となる。市場環境としては、経営のDXニーズは依然旺盛であることから、年率20%超の成長は実現可能な水準と見られる。課題としては、高成長を支える人的リソースの採用・育成が想定通り進むかどうかが挙げられる。ただ、人材採用が想定通りに進まなかった場合でも、その補完としてM&Aや「コンサルタントジョブ」のサービスを活用することで業績目標を達成することは可能と弊社では見ている。
(2) 重点施策
a) 人材戦略
同社では今後の収益成長を継続していくための施策として、人材の採用並びに育成強化とグループ間のナレッジ連携に取り組んでいく方針だ。
人材に関してはグループで年間100名の純増を目指し、不足するようであればM&Aによって補完していくことにしている。単独ベースでは、採用数が2020年で約40名だったが、2021年に70名(新卒22名)、2022年以降は100名(同40~50名)ペースで拡大していく予定となっている。加えて2019年にFPTジャパンホールディングスと合弁で設立したFPTコンサルティングジャパン(持分法適用関連会社)でも人材採用が着実に進んでいる(2021年1月時点で70名)。2022年1月には120~130名体制となり、プロジェクト処理能力の拡大と持分法による投資利益に貢献してくる見通しだ。
育成面においては、グループ教育体制並びに現場での教育施策を強化していくほか、グループ会社間での人材交流を積極化させ、様々な角度からOJTによる変革現場を経験する機会を創出することで、個々のスキルアップを図っていく。また、コンサルタントとエンジニア間のキャリア転換の機会も充実させ、コンサルティングスキルとエンジニアスキルの双方を持つ人材を増やしていく考えだ。
ナレッジ連携では、グループ間のナレッジ連携を図るための専門組織を設置し、ナレッジの再整備、教育体系の再設計などを実行することで、グループ全体の競争力を強化していく。
b) 顧客戦略
顧客戦略としては、DXに積極的に取り組む先進企業群との関係強化を継続していくほか、営業エリアの拡大、顧客層の拡大(自治体、中堅・中小企業向け等)にも取り組んでいく。
営業エリアの拡大では、中部(静岡、愛知)、関西(大阪、京都)での体制強化に加えて、今後も対応エリアの拡大を推進していく。中部についてはソフテックを子会社化したことで、人的リソースが強化された。同エリアは自動車業界を中心に製造業が集積しているエリアで、特に自動車業界においては、ガソリン車からEVなど環境対応車へのシフトによって、今後産業構造が大きく変化することが見込まれている。経営のDXに対するコンサルティングニーズも増えると見られ、同社にとってはビジネスチャンスとなる。
また、国内だけでなくアジアを中心としたグローバルでのサービス展開にも取り組んでいく予定だ。コロナ禍の影響で2020年12月期はストップした状態だったが、コロナ収束後は取り組みを再開する。アジア展開については、ベトナムのICT企業で最大手となるFPTとの協業により推進していく戦略となる。ベトナムのFPTグループはエンジニアを約3.5万人抱えており、中国やインドの大手を除けばアジアで有数のIT企業となる。主にエンジニア派遣を主力とし、顧客は日系企業が約5割を占める。同社はFPTの開発リソースと同社のコンサルティングサービスを組み合わせることで、アジアでも国内と同様のビジネスモデルを展開し、事業を拡大していく戦略を描いている。コンサルタントの単価については、既にマネージャークラスで日本とアジアで同水準(250~300万円/月)となっているため、コスト競争力でも十分太刀打ちできると見られる。
c) 顧客層の拡大
同社では従来、大企業とそのグループ会社を中心に顧客展開を進めてきたが、企業規模を一段と拡大していくため、顧客層の裾野も拡大していく方針となっている。具体的には、産学連携プロジェクトにおける戦略立案やコンサルティングサービスの提供、自治体向け、中堅・中小企業向けのサービスを積極展開していく。自治体向けに関しては、子会社のワクトにおいて2020年12月に広島県からの委託事業として「AI/IoT実証プラットフォーム事業(ニューノーマル提案型)管理・運営業務」を受注するなど実績も出はじめている。自治体ではDXに向けた取り組みが今後活発化するものと予想され、同社も単独、ないしは大手Sierなどとの協業により事業を拡大していく好機と言える。
d) グループ経営
グループ経営を強化することで、各事業のバリューアップと合理化を推進する。引き続き、グループ会社のアセットを活用した顧客開拓・案件獲得により営業人員を最適化し、単価向上と支援テーマの拡大を実現していく。また、グループ横断での案件デリバリを増やし、総合チームとしての価値提供を推進することで、グループ全体の収益力を高めていく方針だ。
また、グループ各社の管理機能を共通化することで、機能の高度化とコストの適正化を図っていく。このため、2022年12月期上期にはオフィスを移転し、グループ各社を集約化する予定となっている。グループIT基盤を共通化し、新たなワークスタイルを確立することで生産性向上を目指す。
e) プラットフォーム事業
プラットフォーム事業については、2022年12月期までを投資フェーズと位置づけ、開発投資等が一巡する2023年12月期以降に収益逓増フェーズに入る計画を立てている。同事業を拡大することで、プロフェッショナルサービス事業への「フリーコンサルタントの提供」「優良IT・DX企業群の情報提供」だけでなく、会員基盤や各種データを利用したM&A検討先のリファレンスなども行うことが可能となり、事業間シナジーの向上も期待できることになる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
《YM》
2021/3/23
LTS Research Memo(6):2021年12月期もプロフェッショナルサービス事業をけん引役に増収増益を目指す
*15:06JST LTS Research Memo(6):2021年12月期もプロフェッショナルサービス事業をけん引役に増収増益を目指す
■今後の見通し
1. 2021年12月期の業績見通し
エル・ティー・エス<6560>の2021年12月期の連結業績は、売上高で前期比26.0%増の7,000百万円、営業利益で同21.2%増の580百万円、経常利益で同18.5%増の530百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同26.1%増の341百万円と5期連続の増収増益を見込んでいる。ソフテックの業績が前期並みで推移したと想定すると、売上高で680百万円、のれん償却後営業利益で16百万円の上乗せとなり、同要因を除いた既存事業ベースでは売上高で14%増、営業利益で18%増を見込んでいることになる。
2020年12月期第4四半期の増収率が前年同期比15.1%増となっており、2021年1月以降も既存顧客や新規顧客からDX支援の引き合いが多数寄せられており、選別受注を行う状況が続いていること、2021年12月期は人事採用を積極化し、売上能力をさらに拡大していく計画となっていることなどから、期初計画は保守的な印象が強く、前期と同様に上振れする可能性が高いと弊社では見ている。
営業利益の増減要因を見ると、費用増の要因としては人件費で741百万円、採用費で35百万円、外注費で449百万円、のれん償却費で24百万円、その他で93百万円(教育研修費43百万円含む)を見込んでおり、これらの費用増を売上高の増加1,444百万円で吸収することになる。
人件費については、採用の強化によりグループで年間100名の純増を目指す。従来は、人的リソースの不足に対して、「コンサルタントジョブ」を活用することでカバーしてきたが、会社の認知度向上とともに採用力が向上してきたこと、また、人材育成の基盤も備わってきたことから、積極的に採用・育成を進めていく方針を打ち出した。M&Aについても引き続きシナジーが見込める案件であれば検討していくことにしている。
事業セグメント別では、プロフェッショナルサービス事業が売上高で前期比25.8%増の6,750百万円、営業利益で同22.4%増の530百万円となる見通し。ポスト・コロナにおいてもテレワーク環境の普及や新たなオフィスの在り方などを含めて、経営のDXに対する需要は引き続き拡大する見込みとなっている。特に、同社グループの顧客層は、積極的にDXへの取り組みを推進している企業が多く、これまでに構築してきた事業基盤を活用して、グループ子会社だけでなく、エンジニアを抱えるIT企業との協業も推進しながら、収益の拡大を目指していく方針だ。2021年2月にはクラウドテクノロジーにより経営管理のDXを支援するサービスを提供する(株)ログラスと、次世代型経営管理クラウド「Loglass」を活用した企業価値向上支援の取り組みについて、業務提携したことを発表している。今回の提携によって顧客のバックオフィス業務のDX推進に向けたソリューションが拡充され、受注拡大に貢献するものと期待される。
プラットフォーム事業については売上高で前期比26.3%増の300百万円、営業利益で同9.6%増の50百万円を見込む。「アサインナビ」の課金体系変更による効果が本格的に寄与するほか、「コンサルタントジョブ」も続伸が見込まれる。新サービスの「CS Clip」については引き続き投資段階で、プラットフォームの機能強化のための開発投資を継続すると同時に、登録企業数の獲得に注力していく。同プラットフォーム上では、DX関連企業の紹介と導入ユーザーからのクチコミを閲覧できるようになっており、DX投資を検討している企業とこれら掲載企業とをマッチングするサービスとなる。同社の計画によれば、2022年にサービスの有料化を開始し、2023年の黒字化を目指している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
《YM》
2021/3/23
LTS Research Memo(5):M&A等の成長投資資金を借入金により調達も、収益拡大によりネットキャッシュ増加
*15:05JST LTS Research Memo(5):M&A等の成長投資資金を借入金により調達も、収益拡大によりネットキャッシュ増加
■業績動向
2. 財務状況と経営指標
エル・ティー・エス<6560>の2020年12月期末の総資産は前期末比1,845百万円増加の4,297百万円となった。主な変動要因を見ると、流動資産では現金及び預金が1,297百万円、売掛金が211百万円増加し、固定資産ではソフテックの子会社化に伴いのれんが121百万円増加した。
負債合計は前期末比1,617百万円増加の2,565百万円となった。M&A等の成長投資のための資金を確保するため、有利子負債が1,100百万円増加したほか、未払金が140百万円、買掛金が98百万円、未払法人税等が61百万円増加した。また、純資産は前期末比228百万円増加の1,732百万円となった。親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により利益剰余金が265百万円増加した一方で、自己株式の取得により自己株式が58百万円増加(減少要因)したことによる。
経営指標のうち、安全性の項目を見ると、有利子負債の増加により自己資本比率は前期末の61.3%から40.2%に低下し、逆に有利子負債比率は5.9%から68.7%に上昇したものの、ネットキャッシュ(現金及び預金−有利子負債)で見ると前期末比197百万円増加の1,493百万円と増加傾向が続いており、財務の安全性は維持されているものと判断できる。また、収益性の項目を見ると、ROA、ROEともに10%台で安定的に推移しており、営業利益率についても8.6%とここ1年余りでM&Aを含めて積極的な投資を行っているなかでは堅調に推移していると言える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
《YM》
2021/3/23
LTS Research Memo(4):2020年12月期は旺盛なDX需要を追い風に、期初計画を上回る増収増益を達成
*15:04JST LTS Research Memo(4):2020年12月期は旺盛なDX需要を追い風に、期初計画を上回る増収増益を達成
■業績動向
1. 2020年12月期の業績概要
エル・ティー・エス<6560>の2020年12月期の連結業績は、売上高で前期比46.6%増の5,555百万円、営業利益で同55.5%増の478百万円、経常利益で同50.0%増の447百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同34.0%増の270百万円と4期連続の増収増益となり、期初計画に対しても売上高、各利益ともに10%以上上回って着地した。コロナ禍によって市場環境の悪化が懸念されたが、同社が事業領域とするDXをテーマとしたコンサルティングやデジタル活用サービスなどの引き合いは期を通して活発に推移した。コロナ禍でも事業活動に影響を受けない経営体制を構築するためには、DXが重要であるとの認識が高まったことが背景にある。
2019年12月期第4四半期より子会社化したワクトの売上高が通年で寄与したことも大幅増収の要因となっているが、同要因を除いても2ケタ増収増益となっている。売上総利益率が前期の39.4%から36.8%に低下したが、これは営業利益率が1%程度と低水準だったワクトを連結化したことが主因だ。ただ、ワクトの利益率に関しては、同社が受注した単価の高いプロジェクトを協業することで改善している。実際、連結化直後の2019年12月期第4四半期の売上総利益率が34.9%だったのに対して、2020年12月期第4四半期は37.5%と2.6ポイント上昇しており、ワクトにおける同社の協業案件が1~2割程度まで増加したことが改善要因になっていると考えられる。なお、今後も協業案件を3~4割程度まで引き上げていくことで、ワクトの収益性をさらに向上していく意向となっている。
営業利益の増減要因を見ると、人員増加や給与改定等により人件費が前期比で634百万円増加したほか、外注費で907百万円、採用費で14百万円、支払手数料で11百万円、のれん償却費を含めたその他で28百万円の費用増があったが、増収効果によりカバーする格好となった。なお、四半期業績の推移を見ると、2020年12月期第4四半期は売上高が前年同期比15.1%増の1,468百万円であったのに対して、営業利益が同8.1%減の90百万円と減益となっている。これは12月にソフテックのM&A費用を計上(第3四半期に6百万円、第4四半期に27百万円)したためで、同影響額を除いた実質ベースでは19.3%増益となっている。また、同社は例年、業績が計画よりも順調に推移した場合には、第4四半期に従業員のスキル向上のため教育研修費を積み増す傾向にある。
(1) プロフェッショナルサービス事業
プロフェッショナルサービス事業の売上高は前期比46.3%増の5,367百万円、営業利益は同38.8%増の432百万円となった。コロナ禍を機に、テレワーク体制の導入など企業のDXに対する取り組みが活発化するなか、同社では旺盛な需要に対応すべく、2019年12月期第4四半期に子会社化したワクトのリソースも活用することで大幅な増収増益を達成した。
具体的には、主要顧客向けの売上高が順調に拡大したほか、新規顧客からの引き合いも旺盛だった。経営のDXに新たに取り組む企業だけでなく、すでにDXに取り組んでいるにも関わらず、想定していたほどの効果が得られていない企業からの引き合いも増加している。RPAツールや各種ITサービスを個別で導入したとしても、その企業の事業プロセスやITシステム全体を俯瞰して分析し、戦略を立ててプロジェクトを進めることがDXの効果を得るには重要であり、こうした領域で多くの知見を持つ同社に対する引き合いが増えている要因となっている。
なお、2020年1月に子会社化したイオトイジャパンについては、手掛けていた大手消費財メーカー向けのIoT関連プロジェクト2件がコロナ禍の影響で延期となったため、2020年12月期の収益貢献はなかった。今後については顧客の意向次第となるが、2022年12月期上期には何らかの成果が見えてくるものと思われる。
プロフェッショナルサービス事業については、季節要因として第1四半期と第3四半期に利益が偏重する傾向にある。第2四半期は新卒・中途社員含めて20名以上の新入社員に対する研修費用が掛かるほか、講師として社内の優秀なコンサルタントを充当するため、売上能力も一時的に落ち込む傾向にあるためだ。また、第4四半期については業績の進捗状況にもよるが、余裕がある場合はコンサルタント自身が論文を執筆したり、グローバルテクノロジーカンファレンスに参加するなど、スキルアップのための時間に充当しており、その結果、関連費用が膨らむことが要因となっている。別の見方をすれば、第4四半期の利益については経営の意思である程度コントロール可能な状態になっているとも言える。2020年12月期第4四半期の営業利益については、2020年12月に子会社化したソフテックのM&A費用を計上したため、前年同期比で11.6%減の77百万円となっているが、同要因を除けば同19.0%増益となっている。
ソフテックは静岡県に拠点を置くシステム開発・運用・保守を行うIT企業で、設立は1993年と歴史が長く、主要顧客には、大手自動車部品メーカーがあり、そのほかにも顧客の裾野は広い。主に保守・運用等のBPOサービスを展開しており、業績は、2020年6月期で売上高684百万円、営業利益40百万円となっており、ここ数年安定して推移している。また、システムエンジニアは約70名在籍している。同社ではソフテックを子会社化することで、大手から中堅規模の製造業が多く集まる静岡・東海エリアの体制強化を図り事業を拡大していくとともに、受注単価の高い業務をソフテックと協業することで、ソフテックの収益性も向上し、シナジーを高めていく戦略となっている。同社の連結業績には2021年12月期より組み込まれることになる。
(2) プラットフォーム事業
プラットフォーム事業の売上高は前期比47.1%増の237百万円、営業利益は45百万円(前期は4百万円の損失)となった。「アサインナビ」の会員数が2020年12月末時点で法人・個人合わせて前期末比1,831会員増加の10,206会員(法人会員4,159社、個人会員6,047名)と順調に拡大し、「アサインナビ」「コンサルタントジョブ」ともに増収となった。とりわけスキルの高いITコンサルタントのマッチングサービスとなる「コンサルタントジョブ」に関しては、前期に体制強化を図った効果もあり、売上高で前期比5割増と大きく伸長した。また、新サービスとなる「CS Clip」のβ版を2020年7月にリリースしたほか、「アサインナビ」の収益性向上を目指した課金体系の見直しも2020年8月に実施するなど、将来の収益拡大に向けた取り組みも推進した。第4四半期の業績で見ると、売上高は前年同期比58.8%増の70百万円と四半期ベースで過去最高を更新したが、「アサインナビ」の課金体系見直しの効果も出ているものと見られ、今後の成長が期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
《YM》
2021/3/23
LTS Research Memo(3):プロフェッショナルサービス事業とプラットフォーム事業を展開
*15:03JST LTS Research Memo(3):プロフェッショナルサービス事業とプラットフォーム事業を展開
■会社概要
2. 事業内容
同社グループでは、企業の成長に不可欠な「変革の実行」を支援するための方法論となる「ビジネスプロセスマネジメント」を通じて、顧客企業のビジネスを変革・成長させるコンサルティングサービスを展開している。グループはエル・ティー・エス<6560>と連結子会社5社、及び持分法適用関連会社1社で構成されており、プロフェッショナルサービス事業とプラットフォーム事業の2つの事業セグメントで開示している。2020年12月期の売上構成比で見れば、プロフェッショナルサービス事業が全体の9割以上を占めているが、今後は同事業の拡大に加えて、限界利益率の高いプラットフォーム事業を育成していくことで、収益成長を加速していく戦略となっている。
(1) プロフェッショナルサービス事業
プロフェッショナルサービス事業では、長期支援型の「ビジネスプロセスマネジメント」とプロジェクト型の「コンサルティング」「デジタル活用サービス」の3つのサービスを展開しており、2020年12月期における売上構成比は「ビジネスプロセスマネジメント」が29%、「コンサルティング」が53%、「デジタル活用サービス」が18%となっている。プロジェクト支援により顧客との関係を構築し、年単位の契約となり、ストック型ビジネスとなる「ビジネスプロセスマネジメント」につなげている。
ビジネスプロセスマネジメントとは、顧客企業の事業構造をビジネスプロセスとして可視化・分析し、最適化手法を立案、実行及び定着まで支援していくサービスとなる。現在、自動車、商社、金融業界の大手やそのグループ会社、ベンチャー企業に至るまで、ITによる先進的な経営に積極的な企業を中心に顧客を抱えており、いずれも10年以上の取引年数となっている。
コンサルティングサービスとは、顧客企業の成長戦略構築や事業開発、業務改革並びに組織改革といった経営変革を支援するサービスで、顧客サイドの立ち位置で企画・構想段階から新業務導入後の運用支援、IT基盤構築や定着化・運用支援、及び顧客企業に必要な人材育成まで幅広く支援している。また、デジタル活用サービスでは企業の働き方改革や経営のDXを実現していくため、顧客の業務に合わせたリサーチ及びテクノロジー活用手法の策定、IoTやマーケティングデータ等の分析によるバリューチェーンの改善、AI・RPA等の導入による業務の効率化・最適化支援などを行っている。
これらプロジェクト型サービスは、外資系コンサルティングファームやERP、AI・RPAツール等の開発企業と必要に応じて協業しながら提供するケースが多く、同社は顧客側の立ち位置でプロジェクトに参画している。顧客企業ではITリテラシー等が不足しているケースも多く、顧客とコンサルティングファーム/ITツールベンダーとのリテラシーギャップを埋め、プロジェクトの成果を最大化するための役割を同社が果たすことになる。このため、これらコンサルティングファームやツールベンダーとは競合関係というよりも、協業関係を構築していることになる。
(2) プラットフォーム事業
子会社のアサインナビで展開しているプラットフォーム事業では、「課題を抱える顧客企業と解決手段を持つテクノロジー企業が出会えていない」「顧客企業の旺盛なIT投資に応えるIT人材の不足」「自社のIT人材を十分に活用するプロジェクト機会がない」といった課題を解決するためのマッチング用プラットフォームサービス「アサインナビ」の提供を行っているほか、フリーのITコンサルタント向けの案件紹介サービス「コンサルタントジョブ」を提供している。また、新サービスとしてDXを進めたい事業会社とDX関連企業のマッチングサイトとなる「CS Clip」のβ版を2020年7月にリリースしており、現在は登録会員数の積み上げに取り組んでいる段階にある。2020年12月期の売上構成比は「アサインナビ」で4割弱、「コンサルタントジョブ」で6割強となっている。
「アサインナビ」は2020年12月時点で法人会員数4,159社、個人会員数6,047人、合計10,206社・名が登録しており(無料会員含む)、増加トレンドが続いている。国内のIT企業は5~8千社あると言われており、中堅・中小IT企業向けの人材・案件の紹介サイトとしての認知度も高い。同社では料金プランを2020年8月に変更しており、チケット制を導入した。具体的には、案件登録やスカウト、応募などを行う際にはチケットが1枚必要となり、その代わりに成約手数料を無料とした。チケットの消費期限は1ヶ月で、無料会員(ライトプラン)は毎月3枚付与されるが、それ以上利用する場合はチケットパック(10枚で2万円、30枚で5万円等)を購入して利用することになる。有料会員のうち、スタンダートプランの場合は、入会金10万円と年会費30万円を支払うことで、360枚/年のチケットが付与され、1枚当たりのチケット料金が無料会員よりも安価になる。また、プレミアムプランの場合は、入会金10万円と年会費60万円を支払うことで無制限の利用が可能となる。従来、無料会員については自己申告制にしていたため、売上につながりにくいという課題があったが、今回の料金改定によりこうした課題を解消したことになる。なお、現在の有料会員数は170~180社程度で、法人会員も大半が無料会員での登録となっている。
「コンサルタントジョブ」では、フリーのITコンサルタント向けに月額160~190万円の高単価案件の紹介サービスを行っている。売上は案件紹介成約時に発注企業から成約手数料を得る成果報酬型モデルとなる。発注元は大手コンサルティングファームや大手SIerとなり、同社が長年培ってきたネットワークを生かしたサービスとなっている。IT人材のマッチングサービスは数多くあるが、高単価のITコンサルタントに特化したサービスは少なく成長領域となっている。なお、同社もプロフェッショナルサービス事業の顧客へのサービス提供に際して、人的リソースが不足する場合は同サービスを活用して充足している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
《YM》