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キッツ
関連マーケット速報
2022/3/30
キッツ---13週線を支持線とした出直りから26週線を捉える
*11:44JST <6498> キッツ 700 -1 小じっかり。昨年9月高値893円をピークに調整トレンドが継続するなか、3月半ばにはマドを空けての上昇で一気に75日線を上放れた。その後大陽線を残す格好から調整を見せていたものの、75日線が支持線として機能する形でリバウンドの動きを見せてきた。週間形状では13週線を支持線とした出直りから26週線を捉えてきており、トレンド転換に期待。 《FA》
2022/3/15
後場に注目すべき3つのポイント~原油下げるも「中国」「引き締め」懸念
*12:30JST 後場に注目すべき3つのポイント~原油下げるも「中国」「引き締め」懸念 15日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続伸、原油下げるも「中国」「引き締め」懸念 ・ドル・円はしっかり、米引き締めに期待 ・値上がり寄与トップは信越化学工業<4063>、同2位がダイキン工業<6367> ■日経平均は続伸、原油下げるも「中国」「引き締め」懸念 日経平均は続伸。77.26円高の25385.11円(出来高概算6億株)で前場の取引を終えている。 週明け14日の米株式市場でNYダウは1ドル高とほぼ横ばいで取引を終えた。一時451ドル高まで上昇したが、その後126ドル安まで下落する場面もあった。中国を巡り新型コロナウイルス感染拡大による都市封鎖(ロックダウン)やロシア支援への懸念が台頭。一方、中国での需要鈍化を意識した原油価格の反落やロシアとウクライナの停戦交渉への期待が株式相場を下支えした。また、15~16日の連邦公開市場委員会(FOMC)を前に金利が幅広い年限で大きく上昇し、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は-2.04%。本日の日経平均はやや売りが先行して79円安からスタートしたが、その後は前日終値を挟みもみ合う展開が続いた。ここまでの高値は9時37分に付けた25423.95円(116.10円高)、安値は9時に付けた25219.13円(88.72円安)となっている。 個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>が5%近い上昇。トヨタ自<7203>は2%超上昇し、東エレク<8035>もしっかり。好決算のMSOL<7033>、子会社売却による業績上方修正などを発表した日機装<6376>、中古車取引価格の上昇が買い材料視されたIDOM<7599>は急伸。また、三井ハイテク<6966>はストップ高水準での買い気配が続いている。一方、中国を巡る懸念からソフトバンクG<9984>とファーストリテ<9983>が4%前後下落し、原油などの商品市況の下落でINPEX<1605>と住友鉱<5713>は8%近く下落している。郵船<9101>、川崎船<9107>、商船三井<9104>といった海運株も軟調。ノーリツ<5943>は株式売出しによる需給悪化を懸念した売りが先行した。また、大平洋金<5541>などが東証1部下落率上位に顔を出している。 セクターでは、保険業、輸送用機器、食料品などが上昇率上位。一方、鉱業、非鉄金属、石油・石炭製品などが下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の76%、対して値下がり銘柄は20%となっている。 本日の日経平均は続伸して前場を折り返したが、ここまで方向感に乏しい展開となっている。日足チャートを見ると、上向きに転じた5日移動平均線が下値を支え、寄り付き直後を安値に陽線を引く格好だ。個別・業種別では市況関連株が大きく下落する一方、金融株や自動車株に買い。米金利上昇や円相場の弱含みが意識されているとみられる。売買代金上位の値がさグロース(成長)株はやや方向感がつかみづらい。前引けの日経平均が+0.31%なのに対し、東証株価指数(TOPIX)は+0.88%。なお、ここ2日ほどBofA証券のTOPIX先物買い越しが目立っていた。ここまでの東証1部売買代金は1兆4000億円あまりで、株価指数先物・オプション3月物の特別清算指数(SQ)算出日だった先週末11日の後場あたりからやや低調となっている印象を受ける。 新興市場ではマザーズ指数が-1.06%と3日続落。こちらは朝方に一時653.27pt(-16.78pt)まで上昇すると、その後プラス圏に浮上する場面もあったが、買いは続かず失速している。このところ下値で押し目買いが入るものの、米インフレ・金利上昇でグロース色の強い新興株にとってはなお厳しい環境だろう。時価総額トップのメルカリ<4385>など主力IT株は総じて軟調。短期の値幅取りを狙った物色はサイエンスアーツ<4412>のように小型で値動きの軽い銘柄に向かざるを得ない。なお、本日はビジョナル<4194>が決算発表を予定しており、力強い成長が続いているか注視したい。 さて、商品市況の高騰と円安進行で「交易条件の悪化」懸念が広がっていた日本株にとって原油価格の反落は安心材料だが、その理由が中国経済の鈍化懸念となると素直に買いづらいところではあるだろう。また、各種中国株指数や香港ハンセン指数の連日の急落を見ると、単なるロックダウンの影響を意識した売りとは考えづらい。ウクライナ紛争で中国がロシアを援助する意思を示したと一部メディアが報じており、西側諸国の経済制裁が中国にも及ぶことが懸念されているようだ。 また、前日の米市場では金利の上昇も目を引いた。10年物国債利回りは2.13%(+0.14pt)、金融政策の影響を受けやすい2年物は1.86%(+0.11pt)となった。短期金融市場では一時、年内7回のFOMC全てで0.25ptの利上げが行われることを完全に織り込んだという。 ウクライナ紛争により世界経済の先行き不透明感が増すなか、今回のFOMCで参加者らの政策金利見通し(ドットチャート)が市場想定ほど利上げ加速に傾かなければ、短期的なリバーサル(株価の反転)につながる可能性はある。新年度に向けた配当再投資の動き(市場推計で1兆円超)や機関投資家の買い観測も日本株のリバウンドを後押しするかもしれない。 もっとも、供給不安を背景に商品高・インフレ観測は根強いようだ。実際、前日の米市場では原油先物相場が急反落したにもかかわらず、期待インフレ率の指標とされる10年物ブレークイーブン・インフレ率(BEI)は2.93%(-0.01pt)と高水準を維持している。インフレ懸念がくすぶる限り、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ加速シナリオも残り続けるだろう。また、1ドル=118円台前半まで円安が進み、17~18日に金融政策決定会合が控える日銀でもいわゆる「為替防衛ライン」が話題となってきそうだ。 中国・上海総合指数や香港ハンセン指数が朝方の売り一巡後に下げ渋っているのはやや安心できる材料だが、本日からのFOMCを前に積極的な売買は手掛けづらいところか。後場の日経平均ももみ合いが続くとみておきたい。 ■ドル・円はしっかり、米引き締めに期待 15日午前のアジア市場でドル・円はしっかりの値動きとなり、118円前半から半ばに水準を切り上げた。米連邦公開市場委員会(FOMC)での引き締め加速が期待されるなか、ドル買いに振れやすい地合いに。また、日経平均株価の上昇で、円売りも観測される。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は118円15銭から118円45銭、ユーロ・円は129円27銭から129円68銭、ユーロ・ドルは1.0931ドルから1.0955ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・キッツ<6498>、ヤーマン<6630>など、3銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはトヨタ自<7203>、同2位がアドバンテスト<6857> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・中・1-2月鉱工業生産:前年比+7.5%(予想:+4.0%、21年1-2月:+35.1%) ・中・1-2月小売売上高:前年比+6.7%(予想:+3.0%、21年1-2月:+33.8%) 【要人発言】 ・豪準備銀行議事要旨 「ウクライナ戦争が新たな不確実性の大きな要因」 「実際のインフレ率が目標範囲内へ持続的に収まるまで利上げしない」 ・鈴木財務相 「為替の安定は重要、日本経済への影響を注視」 ・福田自民党総務会長 「欧米と違い、日本は利上げできる状況にない。為替に影響する可能性がある」 「物価上昇、スタグフレーションの可能性が出てくる」 ・米ムーディーズ 「ウクライナの混迷でソブリン、銀行、企業の格付けの世界的に見直し」 <国内> 特になし <海外> ・16:00 英・11-1月ILO失業率(予想:4.0%、10-12月:4.1%) ・米連邦公開市場委員会(FOMC、16日まで) 《CS》
2022/3/15
前日に動いた銘柄 part1 ファーマフーズ、日揮HD、オープンドアなど
*07:15JST 前日に動いた銘柄 part1 ファーマフーズ、日揮HD、オープンドアなど 銘柄名<コード>14日終値⇒前日比 SHIFT<3697> 19430 -530 15-16日のFOMC前にした米長期金利の上昇などが重し。 JMDC<4483> 4930 -180 15-16日のFOMC前にした米長期金利の上昇などが重し。 大紀アルミニウム工業所<5702> 1547 +40 200日線レベルまで調整し、押し目買い妙味高まる。 三井物産<8031> 3080 +41 資源価格の高止まり期待根強い。 シーイーシー<9692> 1177 +176 今期2ケタ増益見通しや自社株買い発表を好感。 ヤーマン<6630> 1047 +150 第3四半期営業増益転換で通期予想を上方修正。 オハラ<5218> 1294 +194 業績上方修正発表で見直し買いが進む。 オープンドア<3926> 1999 +232 GoToトラベル再開期待などで旅行関連が大幅高。 大阪チタニウムテクノロジーズ<5726> 1390 +124 レアメタル関連として市況上昇への期待が続く。 横河電機<6841> 2060 +182 プラント関連の一角として買いが波及か。 東邦チタニウム<5727> 1418 +112 売り残増加など需給妙味の強まりも思惑視。 日揮HD<1963> 1578 +205 野村證券では投資判断を格上げ。 ユナイテッドアローズ<7606> 1741 +161 メリルリンチ日本証券では投資判断を格上げ。 キッツ<6498> 693 +52 LNGプラント関連の一角として物色が波及。 日本アジア投資<8518> 230 +21 再エネ関連として中長期的な市場拡大期待再燃。 クミアイ化学工業<4996> 897 +71 第1四半期は想定以上の大幅増益に。 エアトリ<6191> 3220 +269 旅行関連の一角として短期資金も向かう形に。 名村造船所<7014> 290 +25 大手海運株などの強い動きも支援に。 エイチ・アイ・エス<9603> 2000 +140 「まん延防止」解除基準の緩和方針を手掛かりに。 日清製粉グループ本社<2002> 1730 +101 製品値上げによる収益拡大への期待が優勢に。 ファーマフーズ<2929> 2094 +235 決算発表後は上値追いの動きが継続している。 ラウンドワン<4680> 1280 +69、東邦亜鉛 リオープニング関連の一角として短期資金など向かう。 東邦亜鉛<5707> 2851 +179 非鉄市況の先高期待が継続する形に。 鎌倉新書<6184> 484 +27 今期大幅増益見通しなどを評価の動き継続。 ミルボン<4919> 5100 -730 株式売出による需給悪化を警戒視。 ラクスル<4384> 2469 -236 第2四半期増収率鈍化などマイナス視。 《FA》
2022/3/14
出来高変化率ランキング(14時台)~ITbookHD、ミルボンなどがランクイン
*14:48JST 出来高変化率ランキング(14時台)~ITbookHD、ミルボンなどがランクイン ※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較する ことで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。 ■出来高変化率上位 [3月14日 14:16 現在] (直近5日平均出来高比較) コード⇒銘柄⇒出来高⇒5日平均出来高⇒出来高変化比率⇒株価変化率 <2632> MXSナス100ヘッジ有  138772  4308.2  3121.11% -1.42% <5218> オハラ        758300  76060  896.98% 17.55% <2521> 上場米HE      1257540  158994  690.94% -0.51% <1487> 上米債HE      632  102.8  514.79% -0.72% <9692> シーイーシー     508000  91180  457.14% 17.58% <4919> ミルボン       479800  89940  433.47% -12.01% <6269> 三井海洋       1662100  338620  390.85% -2.21% <6630> ヤーマン       2212500  458300  382.76% 16.72% <4258> 網屋         532700  127360  318.26% 10.76% <3662> エイチーム      467100  148200  215.18% -2.99% <8293> ATグループ     232100  77540  199.33% 0.5% <6197> ソラスト       585200  200540  191.81% -4.84% <9211> エフ・コード     88000  31040  183.51% 14.88% <6498> キッツ        468400  168340  178.25% 9.98% <9213> セイファート     130100  47040  176.57% 8.66% <4996> クミアイ化      529300  192560  174.88% 8.6% <4417> グローバルセキュ   246200  91680  168.54% -10.01% <1963> 日揮HD       9858000  3827520  157.56% 17.04% <6823> リオン        60500  23940  152.72% 11.48% <3482> ロードスター     967600  392340  146.62% -3.97% <4384> ラクスル       1109000  465400  138.29% -8.02% <4776> サイボウズ      464700  198180  134.48% -5.91% <2664> カワチ薬品      812600  346880  134.26% -2.57% <4848> フルキャスト     254400  110980  129.23% -6.23% <4936> アクシージア     414200  181420  128.31% -6.39% <2510> NF国内債権     189070  87532  116.00% 0.01% <6366> 千代建        8726000  4071240  114.33% 7.33% <1482> iシェアーズ     100040  46772.6  113.89% -0.71% <1433> ベステラ       84100  39520  112.80% -4.93% <1447>* ITbookHD   607900  288280  110.87% 6.88% (*)はランキングに新規で入ってきた銘柄 20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外 《CS》
2022/3/14
出来高変化率ランキング(13時台)~オハラ、シーイーシーなどがランクイン
*14:26JST 出来高変化率ランキング(13時台)~オハラ、シーイーシーなどがランクイン ※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。 ■出来高変化率上位 [3月14日 13:51 現在] (直近5日平均出来高比較) コード⇒銘柄⇒出来高⇒5日平均出来高⇒出来高変化比率⇒株価変化率 <5218> オハラ        721900  76060  849.12% 17.27% <1487> 米国債券(為替ヘッジ)   632  102.8  514.79% -0.72% <9692> シーイーシー     493000  91180  440.69% 17.38% <4919> ミルボン       460500  89940  412.01% -12.18% <6630> ヤーマン       2212500  458300  382.76% 16.72% <6269> 三井海洋       1591700  338620  370.05% -3.28% <4258> 網屋         510500  127360  300.83% 8.48% <3662> エイチーム      452200  148200  205.13% -3.58% <6197> ソラスト       559300  200540  178.90% -4.84% <9213>* セイファート     128900  47040  174.02% 6.53% <6498> キッツ        459800  168340  173.14% 9.98% <4417> グローバルセキュ   239700  91680  161.45% -11.04% <4996> クミアイ化      496400  192560  157.79% 8.84% <9211> エフ・コード     80000  31040  157.73% 11.51% <6823>* リオン        58100  23940  142.69% 10.98% <2664> カワチ薬品      802600  346880  131.38% -2.4% <8293>* ATグループ     178500  77540  130.20% 0.29% <3482> ロードスター     897700  392340  128.81% -5.22% <1963>* 日揮HD       8692200  3827520  127.10% 16.17% <4384> ラクスル       1046100  465400  124.77% -7.62% <4776>* サイボウズ      435700  198180  119.85% -5.83% <4848> フルキャスト     237200  110980  113.73% -6.88% <1482>* iシェアーズ 米国債  99839  46772.6  113.46% -0.62% <4936> アクシージア     387200  181420  113.43% -6.68% <6366>* 千代建        8443500  4071240  107.39% 6.62% <1456> 大和225ベア      79081  38615.2  104.79% -0.95% (*)はランキングに新規で入ってきた銘柄 20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外 《FA》
2022/3/14
後場に注目すべき3つのポイント~円安支援で上昇も失速、ウクライナ情勢や各国金融政策を見極めへ
*12:18JST 後場に注目すべき3つのポイント~円安支援で上昇も失速、ウクライナ情勢や各国金融政策を見極めへ 14日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反発、円安支援で上昇も失速、ウクライナ情勢や各国金融政策を見極めへ ・ドル・円はしっかり、ドル買い継続で ・値上がり寄与トップはトヨタ自<7203>、同2位がアドバンテスト<6857> ■日経平均は反発、円安支援で上昇も失速、ウクライナ情勢や各国金融政策を見極めへ 日経平均は反発。174.61円高の25337.39円(出来高概算6億1443万株)で前場の取引を終えている。 先週末11日の米株式市場ではNYダウが229.88ドル安と続落。ロシアのプーチン大統領がウクライナとの停戦交渉で前向きな動きがあると発言したとの報道で、停戦期待から寄り付き後上昇。しかし、ウクライナ外相などが報道を否定したことで停戦期待が後退したほか、3月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を下回ったこともあり、上げ幅を縮小。バイデン大統領がロシアに対して世界貿易機関(WTO)協定に基づく最恵国待遇を取り消すなど追加制裁を発表したこともあり、引けにかけて下げに転じた。3月米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にした警戒感もあり、ナスダック総合指数は-2.17%と大幅に続落。 一方、週明けの日経平均は175.86円高でスタートすると、朝方は買いが先行し、一時25631.01円(468.23円高)まで上昇。先週末に500円超と大きく下落していたこともあり、1ドル=117円台後半へと進んだ大幅な円安が支援要因となるなか買い戻しが先行した。ただ、買い一巡後は上げ幅を縮め、もみ合いがしばらく続いた後に、前引けにかけては一段と失速する展開となった。 個別では、商船三井<9104>などの海運株のほか、米長期金利の上昇を背景に三菱UFJ<8306>や東京海上<8766>の金融株が大幅に上昇。円安・ドル高進行を追い風にトヨタ自<7203>も買われ、三菱商事<8058>やJFE<5411>などの資源関連も堅調。政府が「まん延防止等重点措置」解除基準の緩和を検討との報道を手掛かりにJAL<9201>、JR西<9021>、エアトリ<6191>などのアフターコロナ関連が大幅高。ほか、決算が好感されたところでシーイーシー<9692>、オハラ<5218>などが急伸し、ヤーマン<6630>はストップ高となっている。一方、レーザーテック<6920>やソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ソニーG<6758>、日本電産<6594>、HOYA<7741>など値がさグロース(成長)株が軟調。株式売出を発表したミルボン<4919>などが東証1部値下がり率上位に入っている。 セクターでは不動産業、保険業、証券・商品先物取引業などが上昇率上位に並んだ。一方、精密機器、電気・ガス業、小売業の3業種が下落となっている。東証1部の値上がり銘柄は全体の66%、対して値下がり銘柄は28%となっている。 ウクライナ情勢の先行きが読めないなか、週明けの東京市場は方向感に欠ける動きとなっている。ロシア軍によるウクライナ首都キエフへの総攻撃が懸念されるほか、米政府などはロシア軍による化学兵器の使用の可能性などを警告しており、事態の一層の深刻化が警戒されている。一方で、ロシアとウクライナの間では継続的にオンラインでの協議が続いているもよう。ウクライナのゼレンスキー大統領は、12日、ロシア側との交渉がこれまでより中身のある内容になってきた兆候があるとも述べたと伝わっており、停戦に向けた期待も残る。 また、サリバン米大統領補佐官は、中国の外交を統括する楊共産党政治局員と14日に会談する予定。ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから初となる米中高官の対面会談となる。米国側は引き続きロシアに対する影響力をもつ中国に停戦に向けた協力を求めていく方針。ロシアとウクライナの双方と近しい関係をもつ中国にとって仲裁役は非常に難しい立場であり、あまり期待はできないが、中国が仲裁に向けた何らかのアクションを示唆するような可能性を考慮すると、売り方も今の水準から積極的に仕掛けるのは難しいだろう。 15-16日には今週最大のイベントであるFOMCも控えている。参加メンバーらが示す政策金利見通し(ドットチャート)などが注目される。金利先物市場は既に年6-7回の利上げを織り込んでいるが、一部の調査機関によると、エコノミストの多くは年内の利上げ回数を約4回と予想していることが分かっている。4-5回程度が示されれば市場には安心感がもたらされ、短期的には相場の反発要因となりそうだ。 一方、パウエル議長は経済データ次第では0.5ptの利上げの可能性を否定していない。また、独アリアンツの首席経済顧問モハメド・エラリアン氏は13日、ロシアのウクライナ侵攻に伴う影響により、米国のインフレ率は一段と上昇する可能性が高く、2月に前年同月比+7.9%と40年ぶりの高水準を記録した米消費者物価指数(CPI)はピーク時には「10%に極めて近い水準もしくはそれを超える」水準になると指摘。米連邦準備制度理事会(FRB)のインフレに対する対応の遅さを改めて批判した。サマーズ元米財務長官も、ウクライナ侵攻以降、商品相場が急伸していることを踏まえると、インフレ率は今後数カ月は高止まりすると予想している。こうした背景もあり、FOMC通過後もインフレ及び大幅利上げの懸念はくすぶり、一時的に株価が上昇することはあっても、短命に終わりそうだ。 本日も、朝方大幅高で始まった東エレク<8035>など主力ハイテク株は大きく上げ幅を縮める展開となっている。こうした動きからも、投資家の先行き警戒感が窺える。いまはニュースのヘッドライン次第で短期的には上下に振れやすいものの、基調としてはインフレと景気減速、そして金融引き締めに対する懸念から、下落トレンドが続いている局面なのだということを再認識する必要がある。基調の本格的な転換には、ウクライナ情勢の混乱解消のほか、インフレの明確なピークアウトや、それを受けた金融当局による引き締めペースの緩和などを確認する必要があると考えられるが、それらを確認するのには年後半まで待つ必要があろう。 後場の日経平均は引けにかけて騰勢を弱めた前場の流れを引き継いで、冴えない展開が予想される。香港ハンセン指数が大幅に下落しているなか、投資家マインドは上向きにくい。15日以降にFOMCや、英国、日本での金融政策決定会合を控えるなか、結果を見極めたいとの思惑から模様眺めムードが漂いやすいだろう。 ■ドル・円はしっかり、ドル買い継続で 14日午前のアジア市場でドル・円はしっかりの値動きとなり、117円前半から後半に値を切り上げた。米金融引き締め加速への思惑や地政学リスクに対する警戒感から、ドル選好地合いが続く。また、日経平均株価の堅調地合いを受け、円売りがドルやユーロを押し上げた。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は117円32銭から117円84銭、ユーロ・円は128円04銭から128円61銭、ユーロ・ドルは1.0906ドルから1.0939ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・キッツ<6498>、ヤーマン<6630>など、3銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはトヨタ自<7203>、同2位がアドバンテスト<6857> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・米・3月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:59.7(予想:61.0、2月:62.8) ・米・3月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:5.4%(予想5.1%、2月:4.9%) ・米・3月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:3.0%(2月:3.0%) ・カナダ・2月失業率:5.5%(予想:6.2%、1月:6.5%) ・カナダ・2月雇用者数増減:+33.66万人(予想:+12.75万人、1月:-20.01万人) 【要人発言】 ・米ホワイトハウス 「米仏首脳はロシアの責任を問う姿勢を強調、ウクライナ支援で一致」 ・シルアノフ・ロシア財務相 「中国とは協力関係の維持だけでなく、西側の市場閉鎖のなか拡大できる」 ・サリバン米大統領補佐官 「中国がロシアの制裁逃れを支援すれば、間違いなく報いを受けることになる」 ・在米中国大使館 「緊迫状況のエスカレートや制御不能を防ぐことが現在の最優先事項」 ・磯崎官房長官 「為替の安定は重要、日本経済への影響を注視する」 <国内> 特になし <海外> 特になし 《CS》
2022/3/14
出来高変化率ランキング(10時台)~ラクスル、エフ・コードなどがランクイン
*11:03JST 出来高変化率ランキング(10時台)~ラクスル、エフ・コードなどがランクイン ※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。 ■出来高変化率上位 [3月14日 10:45 現在] (直近5日平均出来高比較) 銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率 <2632> MXSナス100ヘッジ有  81196  4308.2  1784.69% -1.42% <1487>* 上米債HE     630  102.8  512.84% -0.69% <5218> オハラ       449100  76060  490.45% 15.18% <2521>* 上場米HE     861370  158994  441.76% -0.61% <6630> ヤーマン      2173000  458300  374.14% 16.72% <9692> シーイーシー    357700  91180  292.3% 17.68% <6269> 三井海洋      1279700  338620  277.92% -4.5% <4919> ミルボン      267900  89940  197.87% -13.55% <4258>* 網屋        306500  127360  140.66% 20.69% <6498> キッツ       378900  168340  125.08% 9.36% <3662> エイチーム     304400  148200  105.4% -4.03% <2664> カワチ薬品     699900  346880  101.77% -2.87% <4417> グローバルセキュ  184200  91680  100.92% -6.37% <2621>* IS米国債20年ヘッジ有  171441  94145  82.1% -0.39% <1456> 225ベア     65143  38615.2  68.7% -1.05% <2569> 上場NSQA    374100  225370  65.99% -1.5% <9211>* エフ・コード    51200  31040  64.95% 14.04% <1433> ベステラ      62900  39520  59.16% -4.93% <2437> Shinwa    392100  247720  58.28% -1.47% <4384>* ラクスル      713300  465400  53.27% -7.39% <6184> 鎌倉新書      1313500  863640  52.09% 7.88% <6197>* ソラスト      303100  200540  51.14% -5.17% <4996> クミアイ化     283400  192560  47.17% 6.78% <6049> イトクロ      216100  152060  42.11% 9.86% <4431> スマレジ      111300  78920  41.03% 4.95% <3482> ロードスター    553200  392340  41% -2.05% <4385>* メルカリ      6131700  4635780  32.27% 0.73% <4936> アクシージア    236000  181420  30.08% 2.61% <4848>* フルキャスト    143700  110980  29.48% -8.18% <4382> HEROZ 88400 68760 28.56% +3.18 0         0  0  0% 0% (*)はランキングに新規で入ってきた銘柄 20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外 《FA》
2022/1/17
橋本総業HD Research Memo(3):主要倉庫での売れ筋の在庫とともに、各拠点での地域に密着した在庫が強み
*15:13JST 橋本総業HD Research Memo(3):主要倉庫での売れ筋の在庫とともに、各拠点での地域に密着した在庫が強み ■事業概要 1. 取扱商品 橋本総業ホールディングス<7570>の取扱商品は、管類、継手類、バルブ類、化成品類、工具関連機材などの管材類をはじめ、便器・手洗器、洗面化粧台などの衛生陶器・金具類、給湯関連や厨房関連などの住宅設備機器類、各種エアコンや各種ポンプなどの空調・ポンプであり、水回りのパイプやガス関連の商品が多い。主要な仕入先メーカーは住宅設備の積水化学工業<4204>や衛生陶器のTOTO、建材・電材のパナソニック<6752>、バルブのキッツ<6498>、エアコンのダイキン工業<6367>など、業界や日本を代表する大手有力メーカーが多い。なかでもTOTOからの仕入高は全仕入の約30%を占めており、メーカーにとっても同社は外すことのできない流通の要となっている。登録アイテム数は専門商材を中心に約250万点あり、主要倉庫では売れ筋を中心に常時約1万点以上を在庫しているが、各拠点でも地域に密着した在庫を取りそろえている。なお、2022年3月期第2四半期のセグメント別売上高構成比は、管材類28.7%、衛生陶器・金具類30.9%、住宅設備機器類17.4%、空調・ポンプ21.7%、その他1.3%となっている。 2. 業界環境 同社の取扱商材は管材類や衛生陶器・金具類、住宅設備機器類、空調・ポンプで、業界としては建築資材業界、なかでも管材業界になる。同社が属する建設業界の市場規模は、新築・リフォームを合わせ70.5兆円、GDPの約10%を占め、管材業界の市場規模についても管工機材・住設機器・空調機器合わせて約5兆円と大きい。そうした管材業界のなかで、同社は1次卸として、多様なメーカーと全国の2次卸や工事店を結ぶ流通の要となっている。国内ではコロナ禍対策や少子高齢化といった課題を抱えているものの、足元の住宅メーカー受注は堅調であるほか、コロナ禍対策商材など新分野の伸長、共働き世帯の増加に伴う保育施設や家事楽商材の増加、公共施設や高齢者施設へのコロナ禍対応設備の設置、東京を中心とした多数の再開発プロジェクトなど、ポジティブに見ればチャンスは増大している。中長期的な市場環境は堅調で、収益性においても成長性においても堅実な市場と言えよう。以上のような業界環境のなかで同社は、管材から環境・設備機材へ、さらには建材や電材、土木などへと事業領域を拡大していく考えである。 3. 同社の強み 近年、MRO(間接資材)※の販売において、MonotaRO<3064>やアスクル<2678>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>などインターネット通販業態の成長が目覚しい。建築資材全般を広く品ぞろえすることから市場侵食が懸念されたものの、既存流通への影響は「1人親方」と呼ばれる個人経営の職人など一部にとどまった。既存流通は品ぞろえの多さに加えて、発注から配送までの一連の作業をプロ同士が効率良く行えることから、工事店の多くでは既存流通が支持されることとなった。同社についても、専門商材を深掘りした品ぞろえや充実したサービスなどの特長があるため、ほとんど影響を受けていないようだ。 ※Maintenance, Repair and Operationsの略。生産に直結する原材料・資材・部品など専門性の高い直接材以外を指し、建築資材業界以外でも広く使用される工具や消耗品などの経費購買品のこと。 特に同社は、取引先向けに商品情報や地域~マクロの情報、人材の研修・教育などのサービスを提供しており、その他にも設計段階から見積もりに参加するなど業界自体を育成する力も有するなど流通を高付加価値化しているため、仕入先との取り組みもより深いものになる。このようにして同社は、メーカー、2次卸、ゼネコン、工事店と、川上から川下までが一体となった強固なバリューチェーンを構築している。これを同社は、仕入先、販売店、工事店及び同社による「4位1体」と呼んでいるが、これはインターネット通販やホームセンターが持ちえない強みと言える。このほかにも、主要倉庫及び各拠点で在庫を取りそろえていることや、経営相談や後継者育成などのサポートなど、同社独自の強みがある。これらの機能を評価し、工務店の多くは同社を支持していると弊社では見ている。 加えて同社は、IT技術も積極的に取り入れている。土日祝日も含め24時間365日いつでも注文や在庫検索のできる会員専用Webサイト「OPS」を運営している。またネットカタログ「e-設備NET/PRO」では、建築現場で必要となるカタログや図面などをWeb上から取り出すことができる。販売店からのWeb受注は既に売上の2割を超え、口座数も毎月伸びているが、販売店の効率化のため、さらに比率を引き上げることを目指している。 4. 収益向上に向けた取り組み 水道用材料でスタートした同社は、その後管材類全般から住宅設備機器類などへと取扱商材を拡大、それに伴い取引メーカー数を増やしていった。1980年代以降は全国展開を目指すエリア戦略を背景にシェアを拡大し、足元ではおおむね全国をカバーする管工機材・住宅設備機器卸へと成長した。近年はM&Aを積極化することでグループを拡大させており、このため同社は2016年4月に持株会社体制に移行した。狙いは、共同営業・共同仕入・共同配送などによってグループ会社間のシナジーを発揮するとともに、西日本の深耕や、管材から電材や建材への領域拡大、インターネット取引など新たな事業への取り組みを強化することにある。ここ数年、収益性が向上しているが、競争が起こりにくい低単価品やトレンド商品の在庫などを積み増すことにより、在庫リスクを取れるようになったことが背景にあると考えられる。一方、コロナ禍のように在庫リスクが取りづらい状況になった場合でも、仕入価格や販売価格をコントロールすることで収益性の改善を図ることもできる。このように、在庫の積み増しと仕入・販売価格のコントロールが、売上総利益率改善の背景となっていると言える。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) 《YM》
2021/12/24
出来高変化率ランキング(13時台)~ローランドDG、黒田精などがランクイン
*13:58JST 出来高変化率ランキング(13時台)~ローランドDG、黒田精などがランクイン ※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。 ■出来高変化率上位 [12月24日 13:40 現在] (直近5日平均出来高比較) コード⇒銘柄⇒出来高⇒5日平均出来高⇒出来高変化比率⇒株価変化率 <6789> ローランドDG    465400  47760  874.46% 16.83% <7726> 黒田精        202400  41060  392.94% 11.76% <3198> SFPダイニン    200700  40920  390.47% -0.59% <4392>* FIG        431900  88680  387.03% 4.66% <3686> DLE        7355700  1550120  374.52% -2.35% <6634> ネクスグループ   780700  192440  305.68% -2.42% <7128> フルサト・マルカHD  223400  58940  279.03% 1.21% <9543> 静岡ガス       587300  155740  277.10% -0.91% <4025> 多木化        66200  17560  276.99% 0.52% <6769> ザイン        230100  63860  260.32% 10.71% <4326> インテージHD    459400  136060  237.65% 0.06% <3696> セレス        562200  175360  220.60% 0.27% <4192> スパイダープラス   420200  131400  219.79% 8.12% <4572> カルナバイオ     505500  161380  213.24% -12.25% <3482> ロードスター     413200  135520  204.90% 7.22% <3950> ザ・パック      212000  70100  202.43% 0.26% <3624> アクセルマーク    213300  80160  166.09% 2.61% <4966> 上村工業       86000  32840  161.88% 8.6% <3936> グロバルウェ     14457300  5606160  157.88% 14.1% <3457> ハウスドゥ      193500  79120  144.57% 0.11% <4308> Jストリーム     388300  163100  138.07% 0.14% <7846> パイロット      152700  64180  137.92% 0.96% <3853>* アステリア      1318500  564380  133.62% 4.98% <6664> オプトエレクト    334400  151580  120.61% 3.4% <2656>* ベクター       227000  106540  113.07% 1.94% <6486> イーグル       125500  59360  111.42% -0.37% <1597> MXS Jリー  29060  13788  110.76% 0.17% <5449> 大阪製鉄       303800  144480  110.27% -3.39% <6498> キッツ        510100  244240  108.85% 2.04% (*)はランキングに新規で入ってきた銘柄 20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外 《FA》
2021/12/24
出来高変化率ランキング(10時台)~DLE、ロードスターなどがランクイン
*10:48JST 出来高変化率ランキング(10時台)~DLE、ロードスターなどがランクイン ※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。 ■出来高変化率上位 [12月24日 10:33 現在] (直近5日平均出来高比較) 銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率 <6789> ローランドDG   288800  47760  504.69% 13.86% <3198> SFPダイニン   163100  40920  298.58% -0.74% <2625> iFETPX    28995  7900.4  267.01% 0.05% <4025> 多木化       59700  17560  239.98% 0.52% <6634> ネクスG      645400  192440  235.38% 1.82% <9543> 静岡ガス      516700  155740  231.77% -0.91% <7128> フルサト・マルカHD      194400  58940  229.83% -0.36% <3686>* DLE       5089500  1550120  228.33% -0.59% <4326> インテージHD   397100  136060  191.86% 0.18% <7726> 黒田精       117100  41060  185.19% 11% <3950> ザ・パック     193800  70100  176.46% -0.26% <4572> カルナバイオ    407700  161380  152.63% -12.1% <3457> ハウスドゥ     187500  79120  136.98% 0.11% <3696> セレス       405600  175360  131.3% 2.64% <6769> ザイン       136000  63860  112.97% 10.61% <4192> スパイダープラス  278700  131400  112.1% 10.21% <1597>* MXSJリート   28910  13788  109.68% 0.17% <7846> パイロット     129700  64180  102.09% 0.96% <3482>* ロードスター    257100  135520  89.71% 7.11% <6664> オプトエレクト   285900  151580  88.61% 5.48% <5449> 大阪製鉄      264200  144480  82.86% -2.86% <3936>* グロバルウェ    10159600  5606160  81.22% 16.67% <4633> サカタインクス   257400  146140  76.13% 0.1% <6486> イーグル      103600  59360  74.53% -0.74% <4308> Jストリーム    278500  163100  70.75% 2.17% <3624>* アクセルマーク   136000  80160  69.66% 3.26% <4966> 上村工業      52800  32840  60.78% 8.97% <4985> アース製薬     59900  37940  57.88% 0% <4674> クレスコ      29900  19020  57.2% 0.93% <6498> キッツ       379600  244240  55.42% 1.9% (*)はランキングに新規で入ってきた銘柄 20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外 《FA》
2021/8/4
【M&A速報:2021/08/04(2)】楽天グループ、米Altiostar Networks社を完全子会社化
*16:51JST 【M&A速報:2021/08/04(2)】楽天グループ、米Altiostar Networks社を完全子会社化 ■楽天グループ<4755>、4G・5Gネットワーク対応の仮想化Open RANソリューション提供の米Altiostar Networks社に追加出資し完全子会社化 ■ベビー用品のECサイト運営のソルブメディア、ポーラスタァから妊娠・出産・マタニティ情報サイト「ニンプス」事業を買収 ■EVユーザー向け「目的地充電」インフラの普及を目指すプラゴ、セイタロウデザインと資本業務提携で基本合意 ■DRONE FUND、3号ファンドの追加調達を実施 中小機構が最大30億円を出資 ■グランディハウス<8999>、第三次中期経営計画を発表 ■アスリード・キャピタル、富士興産<5009>へのTOB買付期間を8月19日まで延長 ■三井E&Sホールディングス<7003>、純粋持株会社体制を解消 三井E&Sマシナリーと三井E&Sビジネスサービスの吸収合併を検討 ■キッツ<6498>、子会社で建設設備・機械装置・冷凍機向けバルブ製造販売の三吉バルブを吸収合併 ■アルインコ<5933>、プリント配線板製造販売の東電子工業を買収 ■富士山マガジンサービス<3138>、CCC子会社で書籍データを基にマーケティング事業展開のCatalyst・Data・Partnersに出資 ■九電工<1959>、消防など防災設備工事の中央理化工業を買収 ■中小企業HD(旧クレアHD)<1757>、オンサイトスクリーンとの株式交換中止を決議 【ニュース提供・MARR Online(マールオンライン)】 《FA》
2021/4/20
前日に動いた銘柄 part1 ニューラルポケット、オキサイド、紀文食品など
*07:15JST 前日に動いた銘柄 part1 ニューラルポケット、オキサイド、紀文食品など 銘柄名<コード>19日終値⇒前日比 ニューラルポケット<4056> 6720 +520 緩やかなリバウンド基調からの急伸で直近レンジ上限を窺う水準にまで上昇。 日本マイクロニクス<6871> 1914 +95 半導体銘柄が軒並み高のなかとりわけ強い動き。 オキサイド<6521> 8570 +760 半導体株高や直近IPO物色の波に乗る。 栗田工業<6370> 5000 +160 半導体関連としての物色に加え、 三菱UFJモルガン・スタンレー証券では目標株価引き上げ。 イワキポンプ<6237> 1048+150 収益予想上方修正や自社株買いを評価。 紀文食品<2933> 2150 +369 値動きの軽い直近上場株として値幅取りの動きが続く。 クリナップ<7955> 587 +58 業績上方修正で一転営業増益見通しに。 マルマエ<6264> 1703 +139 受注残高の好調な積み上がりを評価。 日置電機<6866> 5470 +320 引き続き第1四半期好決算を評価の流れに。 東京エレクトロンデバイス<2760> 4775 +370 パワー半導体関連の一角として関心が向かう形に。 ウイングアーク1st<4432> 2305 -101 モルガン・スタンレーMUFG証券では新規に買い推奨。 キッツ<6498> 732 +43 一部ネットメディアで取り上げられている。 SUMCO<3436> 2839 +152 新工場建設を検討と報じられる。 堀場製作所<6856> 7610 +320 モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を格上げ。 メディカル・データ・ビジョン<3902> 2236 +107 ウイズコロナ関連として見直しの動きが優勢に。 アイ・アールジャパンホールディングス<6035> 13880 -3010 業績下方修正にネガティブインパクトが先行。 レノバ<9519> 3120 -290 日米首脳会談通過で再生エネ関連には過度な期待後退も。 マネックスグループ<8698> 934 -80 ビットコイン価格の急落で関連銘柄として警戒売り。 ボルテージ<3639> 645 -49 高値警戒感から利食い売り集まる展開にも。 青山商事<8219> 780 -65 東京都の緊急事態宣言への警戒感でスーツ需要先行き懸念。 ジェイリース<7187> 870 -40 先週末にかけ連日の高値更新で利食い売り優勢か。 モバイルファクトリー<3912> 1679 -112 特に材料もなく高値圏で利食い売りか。 東芝<6502> 4400 -200 英投資ファンドは買収案提示を当面保留と。 《FA》
2021/4/19
出来高変化率ランキング(14時台)~iS500米Hなどがランクイン
*14:43JST 出来高変化率ランキング(14時台)~iS500米Hなどがランクイン ※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較する ことで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。 ■出来高変化率上位 [4月19日 14:32 現在] (直近5日平均出来高比較) コード⇒銘柄⇒出来高⇒5日平均出来高⇒出来高変化比率⇒株価変化率 <5216> 倉元         8586600  119620  7078.23% 11.76% <4177> M−i−plug   185300  24320  661.92% 11.61% <8254> サイカ屋       160500  21540  645.13% 22.54% <1456> 225ベア      152990  24435.4  526.10% 0.12% <2042> マザーETN     14707  2369.6  520.65% 0.53% <3928> マイネット      412500  71600  476.12% 1.45% <1595> NZAMJリート   486220  95654  408.31% -0.05% <6777> santec     148700  29760  399.66% 3.79% <7366> LITALICO   54200  11180  384.79% 8.36% <6866> 日置電        231200  50200  360.56% 6.99% <2737> トーメンデバ     31000  6760  358.58% 3.41% <6498> キッツ        635700  140240  353.29% 6.1% <2760> 東エレデバ      399100  88860  349.13% 8.17% <6768> タムラ製       1143700  265260  331.16% 2.09% <3624> アクセルマーク    1670300  392860  325.16% 11.63% <6264> マルマエ       935000  225300  315.00% 9.4% <6618> 大泉製        304900  79660  282.75% 4.16% <2563>* iS500米H    82462  21617.8  281.45% 0.18% <6333> 帝国電機       73900  19440  280.14% 3.68% <2788> アップル       582800  157700  269.56% 1.44% <1431> Lib        Work  137700  3958000.00% 2.479% <9324> 安田倉庫       55300  16140  242.63% -0.52% <4657> 環境管理       9456000  2805700  237.03% 13.02% <6035> IRJHD      529500  157240  236.75% -17.47% <4056> ニューラル      375300  115980  223.59% 7.58% <8151> 東陽テク       183700  59840  206.99% 0.82% <6676> メルコ        42400  13880  205.48% 5.94% <4080> 田中化研       848000  277660  205.41% 5.77% <2352> エイジア       88700  29320  202.52% 2.53% <3482> ロードスター     390000  129100  202.09% 4.89% (*)はランキングに新規で入ってきた銘柄 20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外 《CS》
2021/4/19
出来高変化率ランキング(13時台)~アクセルマーク、アップルなどがランクイン
*14:02JST 出来高変化率ランキング(13時台)~アクセルマーク、アップルなどがランクイン ※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。 ■出来高変化率上位 [4月19日 13:38 現在] (直近5日平均出来高比較) コード⇒銘柄⇒出来高⇒5日平均出来高⇒出来高変化比率⇒株価変化率 <5216> 倉元         7985500  119620  6575.72% 13.07% <8254> サイカ屋       160500  21540  645.13% 22.54% <1456>*大和225ベア   152512  24435.4  524.14% 0% <3928> マイネット      379300  71600  429.75% 1.68% <2042> マザーズETN  11838  2369.6  399.58% 0.75% <4177>*M−i−plug   119800  24320  392.60% 10.8% <1595> NZAM Jリ  460470  95654  381.39% 0% <6777> santec     140200  29760  371.10% 4.39% <6866> 日置電        213600  50200  325.50% 5.63% <2737> トーメンデバ     28600  6760  323.08% 4.26% <7366> LITALICO   46700  11180  317.71% 8% <6498> キッツ        583400  140240  316.00% 6.1% <2760> 東エレデバ      356700  88860  301.42% 8.74% <6768> タムラ製       1024100  265260  286.07% 3.04% <6264> マルマエ       868600  225300  285.53% 9.72% <3624>*アクセルマーク    1477900  392860  276.19% 13.26% <6618> 大泉製        282000  79660  254.00% 4.39% <2788>*アップル       556800  157700  253.08% 2.17% <6333> 帝国電機       63900  19440  228.70% 4.29% <1431> リブワーク 129800  3958000.00% 2.2794% <4657> 環境管理       9035500  2805700  222.04% 14.08% <9324> 安田倉庫       49300  16140  205.45% -0.1% <6035> IRJHD      467400  157240  197.25% -16.58% <4056> ニューラル      335100  115980  188.93% 7.26% <3482>*ロードスター     369900  129100  186.52% 4.73% <2352> エイジア       83700  29320  185.47% 3.25% <6676> メルコ        38900  13880  180.26% 5.56% <4080> 田中化研       767400  277660  176.38% 5.57% <7826> フルヤ金属      227800  83860  171.64% 10.72% <8151> 東陽テク       157900  59840  163.87% 1.27% (*)はランキングに新規で入ってきた銘柄 20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外 《FA》
2021/4/19
出来高変化率ランキング(10時台)~マザーETN、環境管理などがランクイン
*10:48JST 出来高変化率ランキング(10時台)~マザーETN、環境管理などがランクイン ※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。 ■出来高変化率上位 [4月19日 10:37 現在] (直近5日平均出来高比較) 銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率 <5216> 倉元        5972900  119620  4893.23% 13.07% <8254> サイカ屋      160500  21540  645.13% 22.54% <1595> NZAMJリート  355240  95654  271.38% 0% <6866> 日置電       165100  50200  228.88% 6.02% <3928> マイネット     230300  71600  221.65% 1.9% <2737> トーメンデバ    21400  6760  216.57% 4.14% <6498> キッツ       407700  140240  190.72% 4.93% <2042>* マザーETN    6847  2369.6  188.95% 0.38% <6264> マルマエ      597700  225300  165.29% 9.78% <6768> タムラ製      701100  265260  164.31% 2.28% <4657>* 環境管理      7000700  2805700  149.52% 13.25% <1431>* Lib Work   92600  39580  133.96% 3.5% <2352> エイジア      67100  29320  128.85% 3.41% <9324> 安田倉庫      36000  16140  123.05% -0.1% <6618>* 大泉製       173600  79660  117.93% 5.08% <6777> santec    63200  29760  112.37% 2.75% <7366>* LITALICO  23000  11180  105.72% 5.38% <3985> テモナ       131500  64660  103.37% 7.09% <8151> 東陽テク      121300  59840  102.71% 2.37% <1326> SPDRゴール   16753  8337.2  100.94% 0.39% <6035> IRJHD     312000  157240  98.42% -13.08% <6676>* メルコ       27300  13880  96.69% 4.39% <7826> フルヤ金属     162000  83860  93.18% 8.53% <3857> ラック       127800  66220  92.99% 3.46% <2760>* 東エレデバ     170400  88860  91.76% 6.24% <4651> サニックス     2029100  1066700  90.22% -1.72% <7695> M−交換できるくん   254000  137480  84.75% 10.82% <4080> 田中化研      505800  277660  82.17% 1.63% <4056>* ニューラル     209800  115980  80.89% 5.97% <4436>* ミンカブ      566600  313800  80.56% 2.52% (*)はランキングに新規で入ってきた銘柄 20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外 《FA》
2021/4/19
出来高変化率ランキング(9時台)~HPCシス、倉元などがランクイン
*09:45JST 出来高変化率ランキング(9時台)~HPCシス、倉元などがランクイン ※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。 ■出来高変化率上位 [4月19日 9:32 現在] (直近5日平均出来高比較) 銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率 <5216>* 倉元        2973200  119620  2385.54% 26.8% <8254>* サイカ屋      142200  21540  560.17% 22.54% <1595>* NZAMJリート  264730  95654  176.76% 0% <6866>* 日置電       117200  50200  133.47% 2.52% <3928>* マイネット     146500  71600  104.61% 1.45% <6498>* キッツ       284500  140240  102.87% 5.95% <9324>* 安田倉庫      31500  16140  95.17% 0% <3857>* ラック       114100  66220  72.3% 3.75% <6768>* タムラ製      443700  265260  67.27% 2.09% <2737>* トーメンデバ    10400  6760  53.85% 2.56% <6264>* マルマエ      336500  225300  49.36% 9.27% <4481>* ベース       41000  28400  44.37% 2.04% <1326>* SPDRゴール   11359  8337.2  36.24% 0.83% <6333>* 帝国電機      25600  19440  31.69% 4.44% <9707>* ユニマットRC   24900  19220  29.55% 0% <4595>* ミズホメディ    157400  123840  27.1% -4.88% <8151>* 東陽テク      66700  59840  11.46% 2.27% <6616>* トレックスセミ   118800  107320  10.7% 0.46% <4651>* サニックス     1159800  1066700  8.73% 1.72% <3985>* テモナ       69300  64660  7.18% 6.97% <4080>* 田中化研      296300  277660  6.71% 4.89% <6597>* HPCシス     79700  76600  4.05% 11.05% <7826>* フルヤ金属     87100  83860  3.86% 5.81% <6777>* santec    30900  29760  3.83% 1.26% <7695>* M−交換できるくん 140900  137480  2.49% 13.09% <1656>* IS米国債7-10年ETF 6450  6380  1.1% 0.08% <6035>* IRJHD     154600  157240  -1.68% -14.21% <6203>* 豊和工       99300  102000  -2.65% 3.61% <1885>* 東亜建       35000  36860  -5.05% -0.12% <2352>* エイジア      27800  29320  -5.18% 0.88% (*)はランキングに新規で入ってきた銘柄 20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外 《ST》
2021/1/25
橋本総業HD Research Memo(3):持株会社化を機に収益改善が加速
*15:13JST 橋本総業HD Research Memo(3):持株会社化を機に収益改善が加速 ■事業概要 1.取扱商品 橋本総業ホールディングス<7570>の取扱商品は、管類、継手類、バルブ類、化成品類、工具関連機材などの管材類をはじめ、便器・手洗器、洗面化粧台など衛生陶器・金具類、給湯関連や厨房関連など住宅設備機器類、各種エアコンや各種ポンプなど空調・ポンプであり、水回りのパイプやガス関連の商品が多いという特徴がある。主要な仕入先メーカーは住宅設備の積水化学工業<4204>や衛生陶器のTOTO、建材・電材のパナソニック<6752>、バルブのキッツ<6498>、エアコンのダイキン工業<6367>など、業界や日本を代表する大手有力メーカーが多い。なかでもTOTOからの仕入高は全仕入の約30%を占めており、メーカーサイドにとっても同社は外すことのできない流通の要となっている。登録アイテム数は約250万点あり、主要倉庫では売れ筋を中心に常時約1万点以上を在庫しているが、各拠点でも地域に密着した在庫を取りそろえている。なお、2021年3月期第2四半期のセグメント別売上高構成比は、管材類29.0%、衛生陶器・金具類29.2%、住宅設備機器類16.8%、空調・ポンプ23.7%、その他1.3%となっている。 2.流通構造上の特徴 近年、MRO(間接資材)の販売において、MonotaRO<3064>やアスクル<2678>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>などインターネット通販業態の成長が目覚しい。メーカーとの直接取引やユーザーへの大量販売を背景に価格が安いというイメージがあり、非効率な多段階流通や中間マージンを是正して成長する新流通と見なされることが多い。こうした株式市場の先入観により、新流通と見られる企業の株価評価は高く、従来型流通と見られる企業は低くなりがちである。確かに一部で流通の短縮や既存流通からの顧客(工事店など最終ユーザー)のシフトが起こることもある。しかしこれは、かつてホームセンターがプロ向け商材を拡充した際の状況に似ている。大型化を進めたホームセンターが巨大な売場に大型機械から建材、MROなど様々な商品を品ぞろえした際、株式市場では工事店などプロ客が既存流通からホームセンターへシフトすると予想した。しかし、プロ客の多くはシフトせず、ホームセンターの既存流通への影響は1人親方と言われる個人経営の職人など一部にとどまった。既存流通は品ぞろえの多さに加えて、発注から配送までの一連の作業をプロ同士が効率良く行う事ができることから、工事店の多くでは既存流通が支持されることとなった。むしろ、DIYer(自ら施工する一般消費者~セミプロ)という新たな市場を創造したことの方が評価されている。これは、ホームセンターのビジネスモデルが工事店のニーズを捉えきれなかったことが理由と考えられる。 インターネット通販業態も、単に安く早く商品を流すだけでは工事店のニーズを捉えきることはできないと思われる。最大の理由は、インターネット通販業態が情報(説明)を必要としないMROを中心に扱っているのに対し、卸商は専門的な情報を必要とする管材や電材に絞った深い品ぞろえになっているからである。しかも従来の流通は、ホームセンターやインターネット通販と違って、メーカーと販売店の事情を知って商売をしている。一方、メーカーにも情報伝達や価格維持といった流通への期待があるため、大量取引だけで出し値が変わることは少ないとも言われている。特に同社は、取引先向けに商品情報や地域~マクロの情報、人材の研修・教育などのサービスを提供しており、その他にも設計段階から見積もりに参加するなど業界自体を育成する力も有するなど流通を高付加価値化しているため、仕入先との取り組みもより深いものになる。このようにして同社は、メーカー、2次卸、ゼネコン、工事店と川上から川下までが一体となった強固なバリューチェーンの中核になっている。これを同社は、仕入先、販売店、工事店及び同社による「4位1体」と呼んでいるが、これは、インターネット通販やホームセンターが持ちえない強みと言える。 加えて、同社は古い流通に固執しているわけではなく、新しいIT技術も積極的に取り入れている。同社は、土日祝日も含め24時間365日いつでも注文や在庫検索のできる会員専用Webサイト「Online Partner System(OPS)」を運営している。またネットカタログ「e-設備NET/PRO」では、建築現場で必要となるカタログや図面などをWeb上から取り出すことができる。販売店からのWeb受注は既に売上の2割を超え、口座数も毎月伸びているが、販売店の効率化のため、さらに比率を引き上げることを目指している。さらに、全国を網羅した拠点は、ホームセンターやインターネット通販よりも現場に近いところにあり、そこで現場に密着した在庫を十分取りそろえ、一部エリアでは発注当日に配送することも可能となっている。もちろん、管材など専門商材に特化したより深い情報やサービスをもって、営業が直接納品することもできる。このため、今後も管材など専門商材の大動脈であることに変わりないと言えるだろう。これは、インターネット通販やホームセンターが、株式市場で期待されながらも専門卸の牙城を崩せない理由でもある。 3.収益改善に向けた取り組み 水道用材料でスタートした同社は、その後管材類全般から住宅設備機器類などへと取扱商材を拡大、それに伴い取引メーカー数を増やし、1980年代以降は全国展開を目指すエリア戦略を背景にシェアアップ、足元ではおおむね全国をカバーする管工機材・住宅設備機器卸へと成長した。近年はM&Aを積極化することでグループを拡大させており、このため同社は2016年4月に持株会社体制に移行した。狙いは、大きく拡大した業容やグループ会社間のシナジーを共同営業や共同仕入、共同配送などによって発揮すること、西日本の深耕や管材から電材や建材への領域拡大、インターネット取引など新たな事業への取り組み強化などである。ここ数年、収益性の改善に加速が付いているが、競争が起こりにくい低単価品やトレンド商品の在庫などを積み増すなど、在庫リスクを取れるようになったことが要因と考えられる。一方、コロナ禍のように在庫リスクが取りづらい状況になった場合は、仕入価格や販売価格をコントロールすることで収益性の改善を図ることもできる。このように、在庫の積み増しと仕入・販売価格コントロールが売上総利益率改善の背景となっていると言える。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) 《YM》
2020/12/28
出来高変化率ランキング(10時台)~ミンカブ、ショーケースなどがランクイン
*10:49JST 出来高変化率ランキング(10時台)~ミンカブ、ショーケースなどがランクイン ※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。 ■出来高変化率上位 [12月28日 10:32 現在] (直近5日平均出来高比較) 銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率 <2342> トランス      2606500  409380  536.69% -3.91% <1899> 福田組       143600  31760  352.14% 2.7% <1571>* 日経インバ     1423733  332229.2  328.54% -0.09% <3909>* ショーケース    826300  196380  320.77% 14.99% <1934> ユアテック     306100  74000  313.65% 11.61% <1482>* iシェアーズ    395001  104713.4  277.22% -0.16% <7921> TAKARAC   233700  63280  269.31% -9.99% <2266> 六甲バタ      253300  76740  230.08% 0.75% <2533> オエノンHD    618300  196360  214.88% -1.72% <1473> DIAMトピ    32580  10896  199.01% 0.17% <3196> ホットランド    304500  102240  197.83% -1.51% <8165> 千趣会       584800  199240  193.52% -0.59% <4490>* ビザスク      199000  69880  184.77% 10.62% <8893>* 新日建物      340400  124180  174.12% 3.83% <4746> 東計電算      50100  18280  174.07% -0.22% <3673> ブロドリーフ    1805600  667740  170.4% -0.42% <7984> コクヨ       750100  278960  168.89% -1.98% <3333> あさひ       651500  260380  150.21% -4.41% <3085> アークランド    315200  126980  148.23% -1.73% <9284>* カナディアン    909  368  147.01% 1.32% <8179> ロイヤルHD    419800  171200  145.21% -3.03% <4245> ダイキアクシス   272800  114320  138.63% -1.63% <1448>* スペースVHD   193100  84160  129.44% 6.06% <1369> DIAM225   1576  691  128.08% 0.19% <1475> iSTOPIX   211238  97858.2  115.86% 0.05% <4436>* ミンカブ      1292200  600100  115.33% 11.72% <3197> すかいらーく    2115300  988600  113.97% -0.92% <6078> バリューHR    65100  31580  106.14% -1.94% <6498> キッツ       411900  206920  99.06% -1.1% <2461> ファンコミ     442900  223420  98.24% 0.69% (*)はランキングに新規で入ってきた銘柄 20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外 《ST》
2020/12/28
出来高変化率ランキング(9時台)~ユアテック、福田組などがランクイン
*09:46JST 出来高変化率ランキング(9時台)~ユアテック、福田組などがランクイン ※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。 ■出来高変化率上位 [12月28日 9:36 現在] (直近5日平均出来高比較) 銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率 <1899>* 福田組       140100  31760  341.12% 3.42% <2342>* トランス      1720200  409380  320.2% -2.35% <2266>* 六甲バタ      247400  76740  222.39% 0.05% <2533>* オエノンHD    594900  196360  202.96% -0.98% <8165>* 千趣会       561900  199240  182.02% -0.29% <1473>* DIAMトピ    29570  10896  171.38% 0.44% <1934>* ユアテック     199500  74000  169.59% 10.69% <4746>* 東計電算      47500  18280  159.85% -0.9% <3196>* ホットランド    263200  102240  157.43% -1.51% <7984>* コクヨ       708100  278960  153.84% -1.91% <3673>* ブロドリーフ    1674800  667740  150.82% 0.85% <1369>* DIAM225   1576  691  128.08% 0.19% <4245>* ダイキアクシス   258100  114320  125.77% -2.06% <3085>* アークランド    277100  126980  118.22% -1.23% <1475>* iSTOPIX   209797  97858.2  114.39% 0.27% <7921>* TAKARAC   127800  63280  101.96% -7.35% <8179>* ロイヤルHD    342700  171200  100.18% -2.72% <3333>* あさひ       497400  260380  91.03% -4.53% <6078>* バリューHR    58900  31580  86.51% -0.8% <3814>* アルファクス    91400  49320  85.32% -1.43% <6498>* キッツ       376300  206920  81.86% -0.63% <4633>* サカタインクス   238100  131460  81.12% -1.66% <3197>* すかいらーく    1789500  988600  81.01% -0.92% <2461>* ファンコミ     396500  223420  77.47% 0.23% <5959>* 岡部        242300  139540  73.64% 0% <7846>* パイロット     242500  144440  67.89% -0.49% <7613>* シークス      381900  227500  67.87% -1% <3097>* 物語コーポ     115800  71260  62.5% -1.57% <3688>* CARTAHD   124500  77700  60.23% -0.08% <3003>* ヒューリック    1784700  1127360  58.31% -0.27% (*)はランキングに新規で入ってきた銘柄 20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外 《FA》
2020/7/15
橋本総業HD Research Memo(3):管材を深掘りした、多様で安定的な品ぞろえ
*15:03JST 橋本総業HD Research Memo(3):管材を深掘りした、多様で安定的な品ぞろえ ■事業概要 1. 取扱商品 橋本総業ホールディングス<7570>の取扱商品は、管類、継手類、バルブ類、化成品類、工具関連機材などの管材類をはじめ、便器・手洗器、洗面化粧台など衛生陶器・金具類、給湯関連や厨房関連など住宅設備機器類、各種エアコンや各種ポンプなど空調機器・ポンプであり、水回りのパイプやガス関連の商品が多いという特徴がある。主要な仕入先メーカーは住宅設備の積水化学工業<4204>や衛生陶器のTOTO、建材・電材のパナソニック<6752>、バルブのキッツ<6498>、エアコンのダイキン工業<6367>など、業界や日本を代表する大手有力メーカーが多い。なかでもTOTOからの仕入高は全仕入の約30%を占めており、メーカーサイドにとっても同社は外すことのできない流通の要となっている。取扱アイテム数は約4万点あり、主要倉庫では売れ筋を中心に常時約1万点以上を在庫しているが、各拠点でも地域に密着した在庫を取りそろえている。なお、2020年3月期のセグメント別売上高構成比は、管材類30.7%、衛生陶器・金具類29.0%、住宅設備機器類16.4%、空調機器・ポンプ22.7%、その他1.3%となっている。 2. 流通構造上の特徴 近年、MRO(間接資材)の販売において、MonotaRO<3064>やアスクル<2678>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>などネット通販業態の成長が目覚しい。メーカーとの直接取引やユーザーへの大量販売を背景に価格が安いというイメージがあり、非効率な多段階流通や中間マージンを是正して成長する新流通と見なされることが多い。こうした株式市場の先入観により、新流通と見られた企業の株価評価は高く、従来型流通と見られる企業は低くなりがちである。確かに一部で流通の短縮や既存流通からの顧客(工事店など最終ユーザー)のシフトが起こることもある。しかしこれは、かつてホームセンターがプロ向け商材を拡充した際の状況に似ている。大型化を進めたホームセンターが巨大な売場に大型機械から建材、MROなど様々な商品を品ぞろえした際、株式市場では既存流通からホームセンターへのプロ客のシフトを予想した。しかし、ホームセンターの既存流通への影響は一部にとどまった。むしろ、DIYer(自ら施工する一般消費者~セミプロ)という新たな市場を創造したことの方が評価されている。これは、ホームセンターのビジネスモデルが工事店のニーズを捉えきれなかったことが理由と考えられる。 ネット通販業態も、単に安く早く商品を流すだけでは工事店のニーズを捉えきることはできないと思われる。最大の理由は、ネット通販業態が情報(説明)を必要としないMROを中心に扱っているのに対し、卸商は専門的な情報を必要とする管材や電材に絞った深い品ぞろえになっているからである。しかも従来の流通は、ホームセンターやネット通販と違って、メーカーと販売店の事情を知って商売をしている。一方、メーカーにも情報伝達や価格維持といった流通への期待があるため、大量取引だけで出し値が変わることは少ないとも言われている。特に同社は、取引先向けに商品情報や地域~マクロの情報、人材の研修・教育などのサービスを提供しており、その他にも設計段階から見積もりに参加するなど業界自体を育成する力があり、メーカー、2次卸、ゼネコン、工事店と川上から川下までが一体となった強固なバリューチェーンの中核になっているという強みがある。これを同社は、仕入先、販売店、工事店及び同社による“4位1体”と言っている。 加えて、同社は古い流通に固執しているわけではなく、新しいIT技術も積極的に取り入れている。同社は、土日祝日も含め24時間365日いつでも注文や在庫検索のできる会員専用Webサイト「Online Partner System(OPS)」を運営している。またネットカタログ「e-設備NET/PRO」では、建築現場で必要となるカタログや図面などをWeb上から取り出すことができる。販売店からのWeb受注は既に売上の2割に達しているが、販売店の効率化のため、さらに比率を引き上げることを目指している。同社がWebを通じた利便性ニーズをしっかり捕捉している証拠である。さらに、全国を網羅した拠点は、ホームセンターやネット通販よりも現場に近いところにあり、そこで現場に密着した在庫を十分取りそろえ、一部エリアでは発注当日に配送することも可能となっている。もちろん、管材に特化したより深い情報やサービスをもって、営業が直接納品することもできる。このように、利便性も価格も同等以上の流通が廃れるわけがなく、むしろ今後も管材の大動脈であることに変わりないと言えるだろう。これは、ネット通販やホームセンターが、期待されながら専門卸の牙城を崩せない理由でもある。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) 《YM》