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2022/4/4
前日に動いた銘柄 part2 ノバック、HPCシステムズ、ギックスなど
*07:32JST 前日に動いた銘柄 part2 ノバック、HPCシステムズ、ギックスなど 銘柄名<コード>1日終値⇒前日比 シチズン時計<7762> 491 -30 年初来の上値抵抗線突破で目先の達成感も。 A&D<7745> 914 -54 岡三証券の買い推奨で31日に強い動き目立ったが。 ERIホールディングス<6083> 1408 -138 第3四半期好決算評価で31日に急伸。 BEENOS<3328> 2350 +4 東証では信用取引に関する臨時措置を実施。 チャーム・ケア<6062> 1088 -24 特別利益計上を手掛かりに31日は強い動きだったが。 川崎汽船<9107> 7620 -400 大手海運株安の流れに押される。 塩野義製薬<4507> 7241 -289 コロナ薬承認審査結果の発表接近で思惑的な売買先行か。 名古屋鉄道<9048> 2105 -65 コロナ感染者数減少傾向の一服などもマイナス視か。 ニトリHD<9843> 15450 +90 連続増益ガイダンス受けて買い安心感も。 クシム<2345> 530 +12 新NFTサービスへの期待感続く形に。 ナガホリ<8139> 539 -1 高値更新で買い戻しの動きが一段優勢に。 ノバック<5079> 2830 +319 31日に公募価格割れで新規上場、押し目買いの動き優勢に。 G3HD<3647> 298 -80 東証では特設注意市場銘柄に指定。 SDSHD<1711> 550 -75 31日にかけて上げ幅を広げてきた反動強まる。 エヌリンクス<6578> 290 -41 グループ会社配信の新タイトル好スタートで31日は急伸。 パレモ・HD<2778> 145 -23 今期の業績回復見通しを評価する動きにも一巡感。 HPCシステムズ<6597> 2249 +106 コニカミノルタと画像IoT/AI分野における技術パートナー契約を締結。 Shinwa<2437> 475 +45 羽田オークション「EVENING SALE」で高額美術品が落札されたことで 取扱手数料として約5.9億円を22年5月期に計上すると発表。 第一商品<8746> 208 +22 東証が4月1日付で特設注意市場銘柄、監理銘柄(審査中)の指定を解除。 和心<9271> 316 -15 東証が上場廃止に係る猶予期間入り銘柄に指定。 ネクストウェア<4814> 165 +2 teamSへの出資について公表。 True Data<4416> 760 +100 プラネットとの業務提携を発表、 「POSデータクレンジングサービス」を共同開発へ。 セイファート<9213> 889 +6 Z世代美容師向け情報アプリ「QJ LIKE」をリリース。 フロイント産業<6312> 722 -65 22年2月期予想を下方修正、営業利益は11.00億円から9.60億円に引き下げ。 フィードフォースグループ<7068> 434 -46 第3四半期単体の業績を嫌気した動きに。 持分法適用関連会社のunknownとの資本業務提携を解消、出資持分全てを売却。 ギックス<9219> 1307 +172 直近IPO、一時1433円まで上昇する場面も。 《FA》
2022/4/2
前日に動いた銘柄 part2 ノバック、HPCシステムズ、ギックスなど
*07:32JST 前日に動いた銘柄 part2 ノバック、HPCシステムズ、ギックスなど 銘柄名<コード>1日終値⇒前日比 シチズン時計<7762> 491 -30 年初来の上値抵抗線突破で目先の達成感も。 A&D<7745> 914 -54 岡三証券の買い推奨で31日に強い動き目立ったが。 ERIホールディングス<6083> 1408 -138 第3四半期好決算評価で31日に急伸。 BEENOS<3328> 2350 +4 東証では信用取引に関する臨時措置を実施。 チャーム・ケア<6062> 1088 -24 特別利益計上を手掛かりに31日は強い動きだったが。 川崎汽船<9107> 7620 -400 大手海運株安の流れに押される。 塩野義製薬<4507> 7241 -289 コロナ薬承認審査結果の発表接近で思惑的な売買先行か。 名古屋鉄道<9048> 2105 -65 コロナ感染者数減少傾向の一服などもマイナス視か。 ニトリHD<9843> 15450 +90 連続増益ガイダンス受けて買い安心感も。 クシム<2345> 530 +12 新NFTサービスへの期待感続く形に。 ナガホリ<8139> 539 -1 高値更新で買い戻しの動きが一段優勢に。 ノバック<5079> 2830 +319 31日に公募価格割れで新規上場、押し目買いの動き優勢に。 G3HD<3647> 298 -80 東証では特設注意市場銘柄に指定。 SDSHD<1711> 550 -75 31日にかけて上げ幅を広げてきた反動強まる。 エヌリンクス<6578> 290 -41 グループ会社配信の新タイトル好スタートで31日は急伸。 パレモ・HD<2778> 145 -23 今期の業績回復見通しを評価する動きにも一巡感。 HPCシステムズ<6597> 2249 +106 コニカミノルタと画像IoT/AI分野における技術パートナー契約を締結。 Shinwa<2437> 475 +45 羽田オークション「EVENING SALE」で高額美術品が落札されたことで 取扱手数料として約5.9億円を22年5月期に計上すると発表。 第一商品<8746> 208 +22 東証が4月1日付で特設注意市場銘柄、監理銘柄(審査中)の指定を解除。 和心<9271> 316 -15 東証が上場廃止に係る猶予期間入り銘柄に指定。 ネクストウェア<4814> 165 +2 teamSへの出資について公表。 True Data<4416> 760 +100 プラネットとの業務提携を発表、 「POSデータクレンジングサービス」を共同開発へ。 セイファート<9213> 889 +6 Z世代美容師向け情報アプリ「QJ LIKE」をリリース。 フロイント産業<6312> 722 -65 22年2月期予想を下方修正、営業利益は11.00億円から9.60億円に引き下げ。 フィードフォースグループ<7068> 434 -46 第3四半期単体の業績を嫌気した動きに。 持分法適用関連会社のunknownとの資本業務提携を解消、出資持分全てを売却。 ギックス<9219> 1307 +172 直近IPO、一時1433円まで上昇する場面も。 《FA》
2022/4/1
前日に動いた銘柄 part1 ERIHD、日本電波工業、SREHDなど
*07:15JST 前日に動いた銘柄 part1 ERIHD、日本電波工業、SREHDなど 銘柄名<コード>31日終値⇒前日比 日本取引所グループ<8697> 2286.0 -47.5 中期経営計画を公表。 東邦瓦斯<9533> 2725 -27 中期経営計画を公表。 スパークス・グループ<8739> 274 +5 貸借銘柄に選定される。 コーエーテクモ<3635> 4015 -155 75日線に上値抑えられ続けた結果、下放れる展開。 ERIホールディングス<6083> 1546 +231 第3四半期決算を高評価の動きに。 スマートバリュー<9417> 552 +80 EVカーシェアリング事業への期待が優勢か。 ピアラ<7044> 887 +150 D2C・P2Cの子会社設立などを引き続き期待視。 日本電波工業<6779> 1260 +155 東海東京証券では目標株価2600円にまで引き上げ。 リンクアンドモチベーション<2170> 545 +75 人的資本に関する情報開示のガイドライン認証取得。 BEENOS<3328> 2346 +143 出資先企業のインドネシア証取上場を引き続き材料視。 大阪チタニウムテクノロジーズ<5726> 1438 +123 レアメタル関連には引き続き需給ひっ迫への期待が続く。 FPG<7148> 863 +63 海上コンテナ対象で過去最大規模のファンド組成を引き続き期待視。 SREHD<2980> 3395 +270 3月にあけた窓埋め目指す展開にも。 川崎汽船<9107> 8020 +500 権利落ちで前日に売られた海運株には押し目買いが優勢。 西松屋チェーン<7545> 1578 +94 今期の連続営業増益見通しや自社株買いを好材料視。 エー・アンド・デイ<7745> 968 +45 岡三証券では新規に「強気」判断。 レオパレス21<8848> 202 +9 30日の特集記事など引き続き材料視か。 名村造船所<7014> 328 +14 大手海運株の反発の動きに追随買い。 イーレックス<9517> 1732 +65 ベトナムでバイオマス発電所を新設と伝わる。 トリドール<3397> 2540 +70 信用大幅売り長銘柄で買い戻しが優勢か。 商船三井<9104> 3420 +145 大手海運株は権利落ち後の売り一巡で押し目買い優勢に。 王子HD<3861> 607 +19 原油高でメリット銘柄として原油先物下落を材料視。 マルマエ<6264> 2422 -336 通期予想の据え置きをマイナス視の動きに。 アイ・アールジャパンホールディングス<6035> 4355 -240 業績下方修正で22年3月期は営業減益に。 MonotaRO<3064> 2634 -257 30日にかけ連日の上昇で利食い売りが集まる形に。 スノーピーク<7816> 3305 -260 3500円レベルでは上値の重さも意識へ。 東洋建設<1890> 775 -47 レノの保有比率低下受けてTOB価格にサヤ寄せ。 《FA》
2022/3/31
【注目銘柄ダイジェスト】:ERIが急伸、クスリのアオキが大幅続落
*16:44JST 【注目銘柄ダイジェスト】:ERIが急伸、クスリのアオキが大幅続落 <1890> 東洋建 775 -47 大幅反落。旧村上系ファンドのレノの保有比率低下が大量保有報告書で明らかになった。共同保有における保有割合は、これまでの7.31%から1.89%にまで低下。同社に関しては、インフリニアHDが完全子会社化を目指したTOBの実施を3月22日に発表しており、TOB価格は770円。これまではアクティビストの大量保有を背景に一段の引き上げ期待も思惑視されていたようだが、一転してTOB価格サヤ寄せの動きに。 <9143> SGホールディングス 2312 -56 大幅続落。前日に新中期計画を発表。22年3月期営業利益見込み1390億円に対して、25年3月期は1600億円を目指すなどの数値目標を掲げている。主力のデリバリー事業の着実な伸長などを想定している。株主還元に関しては、従来からの配当性向30%に加えて、前年からの増配を目指すともしている。ただ、株主還元に関しては一段の強化期待もあったとみられ、目先の出尽くし感につながる形になっている。 <6264> マルマエ 2422 -336 急落。前日に上半期決算を発表、営業利益は11.8億円で前年同期比2.8倍となり、2月9日に発表した上方修正水準での着地となった。一方、上半期上方修正時に据え置いていた通期予想の18億円、前期比49.1%増は今回も据え置きとしている。好調な半導体市況が続くなか、通期上振れ期待などは足元で織り込まれつつあったとみられ、当面の出尽くし感に加えて、失望感も先行しているようだ。 <9517> イーレックス 1732 +65 前日比変わらずを挟んで5日ぶりに大幅反発。ベトナムにおいて2035年までにバイオマス発電所を20基以上新設すると報じられている。総建設費は3000億円以上になる見通しのようだ。建設費は国際協力銀行や日本のメガバンクなどからの融資で賄うとされている。23年度から順次着工していく計画。ロシアのウクライナ侵攻でエネルギー価格が高騰するなか、積極的な事業展開を高評価する動きが優勢に。 <3549> クスリのアオキ 6800 -470 大幅続落。前日に第3四半期決算を発表。累計営業利益は110億円で前年同期比16.9%減益、12-2月期も42億円で同11.8%減益となった。市場予想も5億円超下振れたとみられる。医薬品や化粧品などの不振によって、粗利益率が低下したもよう。会社側では通期計画163億円、前期比1.9%減を継続しているが、12-2月期に再度2ケタ減に転じたことで、未達懸念が強まる形に。 <6035> IRJーHD 4355 -240 大幅反落。前日に業績予想の下方修正を発表、22年3月期営業利益は従来予想の60億円から35.2億円、前期比13.7%減にまで引き下げている。大型案件の計上ずれ込み、大型プロジェクトの報酬下振れなどが背景に。来年度の反動増が期待できる分もあるとみられるが、ここまで収益の急拡大基調が続いていただけに、減益転落にはネガティブなインパクトが強いようだ。 <3377> バイク王 1144 +150 ストップ高比例配分。前日に業績予想の上方修正を発表。上半期経常利益は従来予想の9.8億円から13.4億円に、通期では19.5億円から23.1億円にまで引き上げ。既存店の販売力強化や通信販売の強化によってリテール販売が好調に推移しているほか、関連会社からの受取配当金によって営業外収支も改善するもよう。早いタイミングでの上方修正を受けて、先行きへの期待も高まる状況になっている。 <7545> 西松屋チェ 1578 +94 大幅続伸。前日に22年2月期決算を発表、営業利益は123億円で前期比1.4%増となり、従来予想の137億円は下回ったものの、第3四半期累計減益からは増益に転じた。期末配当金も従来計画12円から13円に引き上げ。また、23年2月期は136億円で同10.9%増益を見込み、堅調な業績推移を見直す動きが優勢に。発行済み株式数の0.73%に当たる44.2万株、5億円を上限とする自社株の実施も発表した。 <6779> 日電波 1260 +155 急伸。東海東京証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も960円から2600円にまで引き上げている。現値と目標株価の乖離の大きさがインパクトにもつながっているようだ。主力の車載向けが好調に推移しており、営業利益は22年3月期50億円、 23年3月期 55億円、 24年3月期65億円と推移を予想、脆弱な収益体質から脱却した可能性が高いと評価しているようだ。 <6083> ERI HD 1546 +231 急伸。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は前年同期0.2億円に対して15.1億円にまで大幅拡大となっている。12-2月期も5.8億円となり、前年同期比5.8倍に。据え置きの通期計画16億円に対する進捗率は94%に達しており、大幅な上振れ期待が高まる状況のようだ。住宅や建築物の着工が順調に増加する中で、省エネ関連のサービスなどが好調に推移しているもよう。
2022/3/31
ERI HD、バイク王、日電波など
<1890> 東洋建 775 -47大幅反落。旧村上系ファンドのレノの保有比率低下が大量保有報告書で明らかになった。共同保有における保有割合は、これまでの7.31%から1.89%にまで低下。同社に関しては、インフリニアHDが完全子会社化を目指したTOBの実施を3月22日に発表しており、TOB価格は770円。これまではアクティビストの大量保有を背景に一段の引き上げ期待も思惑視されていたようだが、一転してTOB価格サヤ寄せの動きに。 <9143> SGホールディングス 2312 -56大幅続落。前日に新中期計画を発表。22年3月期営業利益見込み1390億円に対して、25年3月期は1600億円を目指すなどの数値目標を掲げている。主力のデリバリー事業の着実な伸長などを想定している。株主還元に関しては、従来からの配当性向30%に加えて、前年からの増配を目指すともしている。ただ、株主還元に関しては一段の強化期待もあったとみられ、目先の出尽くし感につながる形になっている。 <6264> マルマエ 2422 -336急落。前日に上半期決算を発表、営業利益は11.8億円で前年同期比2.8倍となり、2月9日に発表した上方修正水準での着地となった。一方、上半期上方修正時に据え置いていた通期予想の18億円、前期比49.1%増は今回も据え置きとしている。好調な半導体市況が続くなか、通期上振れ期待などは足元で織り込まれつつあったとみられ、当面の出尽くし感に加えて、失望感も先行しているようだ。 <9517> イーレックス 1732 +65前日比変わらずを挟んで5日ぶりに大幅反発。ベトナムにおいて2035年までにバイオマス発電所を20基以上新設すると報じられている。総建設費は3000億円以上になる見通しのようだ。建設費は国際協力銀行や日本のメガバンクなどからの融資で賄うとされている。23年度から順次着工していく計画。ロシアのウクライナ侵攻でエネルギー価格が高騰するなか、積極的な事業展開を高評価する動きが優勢に。 <3549> クスリのアオキ 6800 -470大幅続落。前日に第3四半期決算を発表。累計営業利益は110億円で前年同期比16.9%減益、12-2月期も42億円で同11.8%減益となった。市場予想も5億円超下振れたとみられる。医薬品や化粧品などの不振によって、粗利益率が低下したもよう。会社側では通期計画163億円、前期比1.9%減を継続しているが、12-2月期に再度2ケタ減に転じたことで、未達懸念が強まる形に。 <6035> IRJーHD 4355 -240大幅反落。前日に業績予想の下方修正を発表、22年3月期営業利益は従来予想の60億円から35.2億円、前期比13.7%減にまで引き下げている。大型案件の計上ずれ込み、大型プロジェクトの報酬下振れなどが背景に。来年度の反動増が期待できる分もあるとみられるが、ここまで収益の急拡大基調が続いていただけに、減益転落にはネガティブなインパクトが強いようだ。 <3377> バイク王 1144 +150ストップ高比例配分。前日に業績予想の上方修正を発表。上半期経常利益は従来予想の9.8億円から13.4億円に、通期では19.5億円から23.1億円にまで引き上げ。既存店の販売力強化や通信販売の強化によってリテール販売が好調に推移しているほか、関連会社からの受取配当金によって営業外収支も改善するもよう。早いタイミングでの上方修正を受けて、先行きへの期待も高まる状況になっている。 <7545> 西松屋チェ 1578 +94大幅続伸。前日に22年2月期決算を発表、営業利益は123億円で前期比1.4%増となり、従来予想の137億円は下回ったものの、第3四半期累計減益からは増益に転じた。期末配当金も従来計画12円から13円に引き上げ。また、23年2月期は136億円で同10.9%増益を見込み、堅調な業績推移を見直す動きが優勢に。発行済み株式数の0.73%に当たる44.2万株、5億円を上限とする自社株の実施も発表した。 <6779> 日電波 1260 +155急伸。東海東京証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も960円から2600円にまで引き上げている。現値と目標株価の乖離の大きさがインパクトにもつながっているようだ。主力の車載向けが好調に推移しており、営業利益は22年3月期50億円、 23年3月期 55億円、 24年3月期65億円と推移を予想、脆弱な収益体質から脱却した可能性が高いと評価しているようだ。 <6083> ERI HD 1546 +231急伸。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は前年同期0.2億円に対して15.1億円にまで大幅拡大となっている。12-2月期も5.8億円となり、前年同期比5.8倍に。据え置きの通期計画16億円に対する進捗率は94%に達しており、大幅な上振れ期待が高まる状況のようだ。住宅や建築物の着工が順調に増加する中で、省エネ関連のサービスなどが好調に推移しているもよう。 《ST》
2022/3/31
日経平均は続落、停戦交渉や中国景気に懸念、一時プラスも
*16:01JST 日経平均は続落、停戦交渉や中国景気に懸念、一時プラスも 日経平均は続落。30日の米国市場で5日ぶりに反落し、65ドル安となった。ロシアがウクライナとの停戦交渉について「事態打開の進展なし」との見解を示し、停戦への期待が後退した。本日の日経平均は米株安の流れを引き継いで217円安からスタート。米政権が石油備蓄の放出を検討しているとの報道で原油先物相場が急落すると、商品高によるインフレ懸念が和らいだとみられ、プラス圏に浮上する場面があった。しかし、中国の企業景況感の悪化を受けて香港・上海株が軟調だったことから、その後再び弱含んだ。 大引けの日経平均は前日比205.82円安の27821.43円となった。東証1部の売買高は13億4043万株、売買代金は3兆2438億円だった。業種別では、証券、銀行業、保険業が下落率上位で、その他も全般軟調。一方、海運業、パルプ・紙、鉄鋼など4業種が上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の79%、対して値上がり銘柄は18%となった。 個別では、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、任天堂<7974>などが軟調。米ハイテク株安の流れを引き継いでリクルートHD<6098>は3%超下落し、米金利低下で三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>も売られた。クスリのアオキ<3549>は決算を嫌気した売りが広がり、業績下方修正のIRJ−HD<6035>も売り先行。また、決算発表のマルマエ<6264>や前日まで11日続伸していたMRO<3064>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、郵船<9101>、川崎船<9107>、商船三井<9104>といった海運株が大きく上昇。東エレク<8035>も堅調で、トヨタ自<7203>は小じっかり。西松屋チェ<7545>は決算や自社株買い実施を発表して大きく買われた。また、ピアラ<7044>やスマバリュ<9417>がストップ高を付け、決算が好感されたERI HD<6083>も東証1部上昇率上位に顔を出した。 《HK》
2022/3/31
出来高変化率ランキング(14時台)~ログリー、TPXベアなどがランクイン
*14:51JST 出来高変化率ランキング(14時台)~ログリー、TPXベアなどがランクイン ※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較する ことで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。 ■出来高変化率上位 [3月31日 14:34 現在] (直近5日平均出来高比較) コード⇒銘柄⇒出来高⇒5日平均出来高⇒出来高変化比率⇒株価変化率 <2512> NF外債ヘッジ有   3104250  1926  161076.01% -0.07% <2510> NF国内債券     1203470  51078  2256.14% 0.22% <7044> ピアラ        3828800  259300  1376.59% 20.35% <2170> LINK&M     5766700  538460  970.96% 13.4% <6083> ERIHD      1678300  165240  915.67% 18.1% <2986> LAHD       316600  35400  794.35% 13.98% <6579>* ログリー       927400  105320  780.55% 20.35% <1457>* TPXベア      92167  11843.6  678.20% 0.3% <9216> ビーウィズ      281300  43140  552.06% 4.95% <7545> 西松屋チェ      1810900  289200  526.18% 6.6% <6264> マルマエ       1088000  229580  373.91% -12.73% <6918> アバール       197300  42740  361.63% 10.93% <1473> DIAMトピ     158960  35590  346.64% -0.47% <8783> GFA        2165300  500400  332.71% 4.39% <1345> 上場Jリート     221400  52360  322.84% 1.12% <4586> メドレックス     923700  225000  310.53% 1.63% <3549> クスリのアオキ    232500  63020  268.93% -6.33% <9250> GRCS       619100  171020  262.00% 2.11% <2624>* iFE225     35137  9860.4  256.34% -0.39% <9130> 共栄タ        186100  54600  240.84% 9.03% <6578> エヌリンクス     4546600  1380040  229.45% 10.32% <6779> 日電波        1515900  482880  213.93% 14.39% <1580> 日経-1倍      162430  51788  213.64% 0.46% <7148> FPG        1878800  602980  211.59% 8.13% <2437> Shinwa     1552700  503320  208.49% -9.6% <1488> 大和Jリート     160660  54388  195.40% 1.08% <3168>* 黒谷         121400  44480  172.93% 6.34% <6666> リバーエレテク    287500  111940  156.83% 2.91% <6962> 大真空        867400  341640  153.89% 4.12% <8746> 第一商品       2663900  1053560  152.85% 11.45% (*)はランキングに新規で入ってきた銘柄 20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外 《CS》
2022/3/31
出来高変化率ランキング(13時台)~ピアラ、西松屋チェなどがランクイン
*14:03JST 出来高変化率ランキング(13時台)~ピアラ、西松屋チェなどがランクイン ※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。 ■出来高変化率上位 [3月31日 13:28 現在] (直近5日平均出来高比較) コード⇒銘柄⇒出来高⇒5日平均出来高⇒出来高変化比率⇒株価変化率 <7044> ピアラ        3415700  259300  1217.28% 18.32% <6083> ERIHD      1482300  165240  797.06% 20.23% <2170> LINK&M     4369400  538460  711.46% 11.49% <2986> LAHD       278500  35400  686.72% 13.1% <7545> 西松屋チェ      1601400  289200  453.73% 6.27% <9216> ビーウィズ      222800  43140  416.46% 5.47% <8783> GFA        2011400  500400  301.96% 3.51% <1345> 上場Jリート     208300  52360  297.82% 1.17% <4586> メドレックス     882900  225000  292.40% 0.81% <6918> アバール       166300  42740  289.10% 9.5% <1473> DIAMトピ     128850  35590  262.04% -0.02% <6264> マルマエ       811400  229580  253.43% -11.06% <9250> GRCS       586400  171020  242.88% 5.09% <3549> クスリのアオキ    200900  63020  218.79% -5.09% <2437> Shinwa     1466800  503320  191.42% -7.52% <7148> FPG        1729000  602980  186.74% 7.88% <1488> 大和Jリート     155690  54388  186.26% 1.1% <6779> 日電波        1376700  482880  185.10% 14.48% <9130>* 共栄タ        153100  54600  180.40% 8.58% <6578> エヌリンクス     3804300  1380040  175.67% 19.57% <1580> 日経-1倍      137380  51788  165.27% 0.34% <1352> ホウスイ       24100  10220  135.81% 0% <4883> モダリス       1697400  724220  134.38% -1.2% <8746> 第一商品       2425200  1053560  130.19% 12.05% <3189> ANAP       1673400  731600  128.73% -2.8% <6666> リバーエレテク    246400  111940  120.12% 3.91% <4056>* ニューラル      253100  115180  119.74% 7.06% <3634>* ソケッツ       22800  10500  117.14% 6.37% (*)はランキングに新規で入ってきた銘柄 20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外 《FA》
2022/3/31
日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は小幅続落、リクルートHDが1銘柄で約18円分押し下げ
*12:36JST 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は小幅続落、リクルートHDが1銘柄で約18円分押し下げ 31日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり65銘柄、値下がり157銘柄、変わらず3銘柄となった。 日経平均は小幅続落。49.27円安の27977.98円(出来高概算5億5000万株)で前場の取引を終えている。 30日の米株式市場でNYダウは5日ぶりに反落し、65ドル安となった。ロシアがウクライナとの停戦交渉について「事態打開の進展なし」との見解を示したほか、ウクライナへの攻撃を継続していることもあり、停戦期待が後退した。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は3日ぶりに反落して-1.21%。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は-3.23%となり、決算発表のマイクロン・テクノロジーも売りに押された。本日の日経平均は米株安の流れを引き継いで217円安からスタート。米政権が石油備蓄の放出を検討しているとの報道を受けて原油先物相場が急落すると、商品高によるインフレ懸念が和らいだとみられ、プラス圏に浮上する場面があった。しかしその後、中国の企業景況感の悪化を受けて香港・上海株が軟調な出足となったことで伸び悩んだ。 個別では、レーザーテック<6920>、任天堂<7974>、ソニーG<6758>などがさえない。米ハイテク株安の流れを引き継いでリクルートHD<6098>やベイカレント<6532>は3%の下落となり、ここまで連騰していたMRO<3064>は12日ぶりに急反落。また、決算発表のマルマエ<6264>や業績下方修正のIRJ−HD<6035>、それにMROなどが東証1部下落率上位に顔を出している。一方、郵船<9101>、川崎船<9107>、商船三井<9104>といった海運株の上昇が目立ち、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>も堅調。西松屋チェ<7545>は決算や自社株買い実施を発表して大きく買われている。また、決算が好感されたERI HD<6083>は東証1部上昇率トップとなり、業績上方修正のバイク王<3377>はストップ高水準での買い気配が続いている。 セクターでは、証券、その他製品、サービス業などが下落率上位。一方、海運業、パルプ・紙、輸送用機器などが上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の69%、対して値上がり銘柄は27%となっている。 値下がり寄与トップはリクルートHD<6098>となり1銘柄で日経平均を約18円押し下げた。同2位はファーストリテ<9983>となり、アドバンテスト<6857>、コナミHD<9766>、トレンド<4704>などがつづいた。 一方、値上がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約42円押し上げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、ダイキン<6367>、トヨタ自<7203>、テルモ<4543>がつづいた。 *11:30現在 日経平均株価  27977.98(-49.27) 値上がり銘柄数  65(寄与度+107.43) 値下がり銘柄数 157(寄与度-156.70) 変わらず銘柄数  3 ○値上がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 <8035> 東エレク 63300 1200 +42.29 <9984> ソフトバンクG 5679 47 +9.94 <6367> ダイキン 22655 230 +8.11 <7203> トヨタ 2256.5 38 +6.70 <4543> テルモ 3759 32 +4.51 <9433> KDDI 4001 21 +4.44 <7733> オリンパス 2350.5 21.5 +3.03 <3382> 7&iHD 5850 73 +2.57 <6861> キーエンス 57910 670 +2.36 <8031> 三井物 3370 52 +1.83 <8001> 伊藤忠 4208 51 +1.80 <7267> ホンダ 3528 21 +1.48 <9107> 川崎船 7900 380 +1.34 <4502> 武田 3530 37 +1.30 <9104> 商船三井 3395 120 +1.27 <9101> 郵船 10490 330 +1.16 <8801> 三井不 2653.5 29 +1.02 <5713> 住友鉱 6207 56 +0.99 <5108> ブリヂストン 4769 28 +0.99 <7751> キヤノン 3013 17.5 +0.93 ○値下がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 <6098> リクルートHD 5449 -176 -18.61 <9983> ファーストリテ 62640 -310 -10.93 <6857> アドバンテ 9650 -110 -7.75 <9766> コナミHD 7760 -190 -6.70 <4704> トレンド 7230 -140 -4.93 <7832> バンナムHD 9334 -140 -4.93 <4519> 中外薬 4141 -45 -4.76 <3659> ネクソン 2939 -66 -4.65 <4021> 日産化学 7260 -130 -4.58 <6645> オムロン 8296 -122 -4.30 <4503> アステラス薬 1931 -22.5 -3.97 <7974> 任天堂 62070 -1070 -3.77 <6758> ソニーG 12830 -105 -3.70 <6971> 京セラ 6905 -50 -3.52 <4523> エーザイ 5728 -80 -2.82 <6902> デンソー 7861 -80 -2.82 <4151> 協和キリン 2892 -79 -2.78 <9613> NTTデータ 2425 -15 -2.64 <2801> キッコーマン 8240 -70 -2.47 <4911> 資生堂 6237 -65 -2.29 《CS》
2022/3/31
後場に注目すべき3つのポイント~配当絡みの需給イベント通過後は?
*12:27JST 後場に注目すべき3つのポイント~配当絡みの需給イベント通過後は? 31日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は小幅続落、配当絡みの需給イベント通過後は? ・ドル・円は底堅い、122円台をおおむね維持 ・値下がり寄与トップはリクルートHD<6098>、同2位がファーストリテ<9983> ■日経平均は小幅続落、配当絡みの需給イベント通過後は? 日経平均は小幅続落。49.27円安の27977.98円(出来高概算5億5000万株)で前場の取引を終えている。 30日の米株式市場でNYダウは5日ぶりに反落し、65ドル安となった。ロシアがウクライナとの停戦交渉について「事態打開の進展なし」との見解を示したほか、ウクライナへの攻撃を継続していることもあり、停戦期待が後退した。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は3日ぶりに反落して-1.21%。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は-3.23%となり、決算発表のマイクロン・テクノロジーも売りに押された。本日の日経平均は米株安の流れを引き継いで217円安からスタート。米政権が石油備蓄の放出を検討しているとの報道を受けて原油先物相場が急落すると、商品高によるインフレ懸念が和らいだとみられ、プラス圏に浮上する場面があった。しかしその後、中国の企業景況感の悪化を受けて香港・上海株が軟調な出足となったことで伸び悩んだ。 個別では、レーザーテック<6920>、任天堂<7974>、ソニーG<6758>などがさえない。米ハイテク株安の流れを引き継いでリクルートHD<6098>やベイカレント<6532>は3%の下落となり、ここまで連騰していたMRO<3064>は12日ぶりに急反落。また、決算発表のマルマエ<6264>や業績下方修正のIRJ−HD<6035>、それにMROなどが東証1部下落率上位に顔を出している。一方、郵船<9101>、川崎船<9107>、商船三井<9104>といった海運株の上昇が目立ち、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>も堅調。西松屋チェ<7545>は決算や自社株買い実施を発表して大きく買われている。また、決算が好感されたERI HD<6083>は東証1部上昇率トップとなり、業績上方修正のバイク王<3377>はストップ高水準での買い気配が続いている。 セクターでは、証券、その他製品、サービス業などが下落率上位。一方、海運業、パルプ・紙、輸送用機器などが上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の69%、対して値上がり銘柄は27%となっている。 前日の米株安を引き継いで本日の日経平均は200円超の下落でスタートすると、その後下げ渋る形で前場を折り返した。日足チャートを見ると、28000円割れ局面での押し目買いが根強いと感じられそうだが、一方で上昇一服した5日移動平均線が上値を抑える格好となっている。ロシアとウクライナの停戦交渉への期待後退、中国の企業景況感の悪化などがネガティブな材料だが、米国の石油備蓄放出による需給緩和への期待が下支え材料だろう。前引けの日経平均が-0.18%なのに対し、東証株価指数(TOPIX)は-0.22%。ここまでの東証1部売買代金は1兆3000億円あまりとやや低調な印象だ。 個別・業種別の騰落状況を見ると物色の方向感はややつかみづらいが、米ハイテク株安の流れからグロース(成長)株がやや軟調。前日に配当落ちで大きく下落した海運株が押し目買い優勢といったところか。前日の取引時間中には伝わっているが、自動車を巡ってはトヨタ自の2月の世界生産台数が前年同月比10.9%増の74万台となり、2カ月ぶりに前年実績を上回ったという。一方、半導体を巡っては受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が家電製品の需要減速を示唆したようだ。 新興市場ではマザーズ指数が-1.60%と3日ぶり反落。前日は配当落ちと円相場の急伸で日経平均が軟調ななか、制限値幅拡大のJTOWER<4485>を軸に新興株物色が盛り上がった印象だった。しかし、マザーズ指数は3月上旬と同様に800pt手前で伸び悩む格好となり、米金融引き締め観測から上値追いに慎重なムードも感じられる。本日はJTOWERが急反落し、メルカリ<4385>などの主力IT株も総じて軟調だ。 さて、前日の先物手口を見ると、バークレイズ証券やBofA証券がTOPIX先物の売り越し上位に顔を出した。BofAは3月期末の権利付き最終売買日だった29日に続いての大幅な売り越し。11日の3月物の特別清算指数(SQ)算出を通過すると買い越す日が目立っていたが、配当再投資のプレポジション構築だったとの見方がある。29日、30日と続けて野村證券などの買い越しが観測されたが、BofAなどの売り越しが相殺してしまった格好だろう。24日の当欄「需給良化はある程度先取り?」などで指摘してきたとおりの動きと言える。 年度末の配当に絡んだイベントを通過して需給良化への期待は後退気味のようだ。また、4月4日には新生銀<8303>からオリックス<8591>へ日経平均構成銘柄の入れ替えが予定されており、明日1日の引けでリバランス需要が発生する見込み。時価総額の差がかなり大きいため、既存の構成銘柄の売り需要は大きくなるとの観測がある。短期的ながら、日経平均は週末にかけて一転して需給的に下押し圧力がかかる可能性もありそうだ。 米株でも買い戻しの一巡感や買い疲れ感が指摘されると同時に、今後の経済・株式相場の見方が大きく割れている印象。これも25日の当欄「経済の先行きで見方分かれる?」で述べたとおり。直近では金融大手JPモルガンが株式上昇は継続するとの見方を強調する一方、モルガン・スタンレーなどはリスクの高まりから波乱を予想し、BofAは上昇局面での売却を探るよう推奨しているという。実際、昨日からの各国経済指標を見ても、米雇用が堅調な一方で中国の企業景況感は悪化と、強弱入り交じっている感がある。 結果的に買い戻しが一巡すると売り買いが交錯、また長期志向の投資家は様子見となっていることが日米市場の動向から感じられる。差し当たり、今晩の米国では2月の個人所得・個人消費支出(PCE)が発表される。また、明日は日本で日銀短観、米国で3月の雇用統計やサプライマネジメント協会(ISM)製造業景況指数が発表される予定とあって、これらを見極めたいとの思惑が強まるだろう。また、4月に入り新年度の企業業績見通しへの関心も高まり、手掛けづらさが意識されてくる可能性もある。 ■ドル・円は底堅い、122円台をおおむね維持 31日午前のアジア市場でドル・円は底堅く推移し、121円後半から122円半ばに値を上げた。その後は失速したが、おおむね122円台を維持。原油相場の弱含みを受け過度なインフレ懸念は和らぎ、時間外取引の米株式先物の上昇で今晩の株高を期待した円売りが観測される。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は121円81銭から122円45銭、ユーロ・円は135円92銭から136円84銭、ユーロ・ドルは1.1154ドルから1.1185ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・フィット<1436>、Kaizen Platform<4170>など、8銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはリクルートHD<6098>、同2位がファーストリテ<9983> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・2月鉱工業生産:前月比+0.1%(予想:+0.5%、1月:-0.8%) ・中・3月製造業PMI:49.5(予想:49.8、2月:50.2) ・中・3月非製造業PMI:48.4(予想:50.3、2月:51.6) 【要人発言】 ・ロシア大統領府 「ウクライナとの交渉に急展開ない、多くの作業残る」 <国内> 特になし <海外> ・15:00 独・2月小売売上高(前月比予想:+0.5%、1月:+2.0%) ・15:00 英・10-12月期GDP改定値(前年比予想:+6.5%、速報値:+6.5%) ・OPECプラス閣僚級会合 《CS》
2022/3/31
日経平均は小幅続落、配当絡みの需給イベント通過後は?
*12:21JST 日経平均は小幅続落、配当絡みの需給イベント通過後は?  日経平均は小幅続落。49.27円安の27977.98円(出来高概算5億5000万株)で前場の取引を終えている。  30日の米株式市場でNYダウは5日ぶりに反落し、65ドル安となった。ロシアがウクライナとの停戦交渉について「事態打開の進展なし」との見解を示したほか、ウクライナへの攻撃を継続していることもあり、停戦期待が後退した。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は3日ぶりに反落して-1.21%。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は-3.23%となり、決算発表のマイクロン・テクノロジーも売りに押された。本日の日経平均は米株安の流れを引き継いで217円安からスタート。米政権が石油備蓄の放出を検討しているとの報道を受けて原油先物相場が急落すると、商品高によるインフレ懸念が和らいだとみられ、プラス圏に浮上する場面があった。しかしその後、中国の企業景況感の悪化を受けて香港・上海株が軟調な出足となったことで伸び悩んだ。  個別では、レーザーテック<6920>、任天堂<7974>、ソニーG<6758>などがさえない。米ハイテク株安の流れを引き継いでリクルートHD<6098>やベイカレント<6532>は3%の下落となり、ここまで連騰していたMRO<3064>は12日ぶりに急反落。また、決算発表のマルマエ<6264>や業績下方修正のIRJ−HD<6035>、それにMROなどが東証1部下落率上位に顔を出している。一方、郵船<9101>、川崎船<9107>、商船三井<9104>といった海運株の上昇が目立ち、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>も堅調。西松屋チェ<7545>は決算や自社株買い実施を発表して大きく買われている。また、決算が好感されたERI HD<6083>は東証1部上昇率トップとなり、業績上方修正のバイク王<3377>はストップ高水準での買い気配が続いている。  セクターでは、証券、その他製品、サービス業などが下落率上位。一方、海運業、パルプ・紙、輸送用機器などが上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の69%、対して値上がり銘柄は27%となっている。  前日の米株安を引き継いで本日の日経平均は200円超の下落でスタートすると、その後下げ渋る形で前場を折り返した。日足チャートを見ると、28000円割れ局面での押し目買いが根強いと感じられそうだが、一方で上昇一服した5日移動平均線が上値を抑える格好となっている。ロシアとウクライナの停戦交渉への期待後退、中国の企業景況感の悪化などがネガティブな材料だが、米国の石油備蓄放出による需給緩和への期待が下支え材料だろう。前引けの日経平均が-0.18%なのに対し、東証株価指数(TOPIX)は-0.22%。ここまでの東証1部売買代金は1兆3000億円あまりとやや低調な印象だ。  個別・業種別の騰落状況を見ると物色の方向感はややつかみづらいが、米ハイテク株安の流れからグロース(成長)株がやや軟調。前日に配当落ちで大きく下落した海運株が押し目買い優勢といったところか。前日の取引時間中には伝わっているが、自動車を巡ってはトヨタ自の2月の世界生産台数が前年同月比10.9%増の74万台となり、2カ月ぶりに前年実績を上回ったという。一方、半導体を巡っては受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が家電製品の需要減速を示唆したようだ。  新興市場ではマザーズ指数が-1.60%と3日ぶり反落。前日は配当落ちと円相場の急伸で日経平均が軟調ななか、制限値幅拡大のJTOWER<4485>を軸に新興株物色が盛り上がった印象だった。しかし、マザーズ指数は3月上旬と同様に800pt手前で伸び悩む格好となり、米金融引き締め観測から上値追いに慎重なムードも感じられる。本日はJTOWERが急反落し、メルカリ<4385>などの主力IT株も総じて軟調だ。  さて、前日の先物手口を見ると、バークレイズ証券やBofA証券がTOPIX先物の売り越し上位に顔を出した。BofAは3月期末の権利付き最終売買日だった29日に続いての大幅な売り越し。11日の3月物の特別清算指数(SQ)算出を通過すると買い越す日が目立っていたが、配当再投資のプレポジション構築だったとの見方がある。29日、30日と続けて野村證券などの買い越しが観測されたが、BofAなどの売り越しが相殺してしまった格好だろう。24日の当欄「需給良化はある程度先取り?」などで指摘してきたとおりの動きと言える。  年度末の配当に絡んだイベントを通過して需給良化への期待は後退気味のようだ。また、4月4日には新生銀<8303>からオリックス<8591>へ日経平均構成銘柄の入れ替えが予定されており、明日1日の引けでリバランス需要が発生する見込み。時価総額の差がかなり大きいため、既存の構成銘柄の売り需要は大きくなるとの観測がある。短期的ながら、日経平均は週末にかけて一転して需給的に下押し圧力がかかる可能性もありそうだ。  米株でも買い戻しの一巡感や買い疲れ感が指摘されると同時に、今後の経済・株式相場の見方が大きく割れている印象。これも25日の当欄「経済の先行きで見方分かれる?」で述べたとおり。直近では金融大手JPモルガンが株式上昇は継続するとの見方を強調する一方、モルガン・スタンレーなどはリスクの高まりから波乱を予想し、BofAは上昇局面での売却を探るよう推奨しているという。実際、昨日からの各国経済指標を見ても、米雇用が堅調な一方で中国の企業景況感は悪化と、強弱入り交じっている感がある。  結果的に買い戻しが一巡すると売り買いが交錯、また長期志向の投資家は様子見となっていることが日米市場の動向から感じられる。差し当たり、今晩の米国では2月の個人所得・個人消費支出(PCE)が発表される。また、明日は日本で日銀短観、米国で3月の雇用統計やサプライマネジメント協会(ISM)製造業景況指数が発表される予定とあって、これらを見極めたいとの思惑が強まるだろう。また、4月に入り新年度の企業業績見通しへの関心も高まり、手掛けづらさが意識されてくる可能性もある。(小林大純) 《AK》
2022/3/31
注目銘柄ダイジェスト(前場):ERI HD、日電波、LAホールディングスなど
*12:09JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ERI HD、日電波、LAホールディングスなど IRJーHD<6035>:4140円(-455円) 大幅反落。前日に業績予想の下方修正を発表、22年3月期営業利益は従来予想の60億円から35.2億円、前期比13.7%減にまで引き下げている。大型案件の計上ずれ込み、大型プロジェクトの報酬下振れなどが背景に。来年度の反動増が期待できる分もあるとみられるが、ここまで収益の急拡大基調が続いていただけに、減益転落にはネガティブなインパクトが強いようだ。 バイク王<3377>:1144円 カ - ストップ高買い気配。前日に業績予想の上方修正を発表している。上半期経常利益は従来予想の9.8億円から13.4億円に、通期では19.5億円から23.1億円、前期比30.5%増にまで引き上げ。既存店の販売力強化や通信販売の強化によってリテール販売が好調に推移しているほか、関連会社からの受取配当金によって営業外収支も改善するもよう。早いタイミングでの上方修正を受けて、先行きへの期待も高まる状況になっている。 西松屋チェ<7545>:1557円(+73円) 大幅続伸。前日に22年2月期の決算を発表、営業利益は123億円で前期比1.4%増となり、従来予想の137億円は下回ったものの、第3四半期累計減益からは増益に転じている。期末配当金も従来計画12円から13円に引き上げへ。また、23年2月期は136億円で同10.9%増益の見通しとしており、堅調な業績推移を見直す動きが優勢に。発行済み株式数の0.73%に当たる44.2万株、5億円を上限とする自社株の実施も発表している。 日電波<6779>:1258円(+153円) 大幅続伸。東海東京証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も960円から2600円にまで引き上げている。現値と目標株価の乖離の大きさがインパクトにもつながっているようだ。主力の車載向けが好調に推移しており、営業利益は22年3月期50億円、 23年3月期 55億円、 24年3月期65億円と推移を予想、脆弱な収益体質から脱却した可能性が高いと評価しているようだ。 ERI HD<6083>:1582円(+267円) 大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は前年同期0.2億円に対して15.1億円にまで大幅拡大となっている。12-2月期も5.8億円となり、前年同期比5.8倍に。据え置きの通期計画16億円に対する進捗率は94%に達しており、大幅な上振れ期待が高まる状況のようだ。住宅や建築物の着工が順調に増加する中で、省エネ関連のサービスなどが好調に推移しているもよう。 coly<4175>:2954円(+151円) 大幅に3日続伸。自社IPの恋愛ノベルゲーム「ドラッグ王子とマトリ姫」のNintendo Switch版の開発を決定したと発表している。発売予定日や価格は未定で、対象年齢は17歳以上。同ゲームは、プレイヤーがヒロインとなって麻薬取締官にスカウトされ、男性キャラクターとの恋愛などを楽しむストーリー。既にスマートフォン版がリリースされている。Switch版の開発は将来の利益拡大要因になるとの見方から買い優勢となっているようだ。 LAホールディングス<2986>:2421円(+261円) 大幅に続伸。25万株(上限5.00億円)を上限として自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は4.64%。取得期間は4月11日から6月30日まで。株式還元や資本効率の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的。発行済総数に対する自社株買い比率の高さが好感され、買いが集まっているようだ。 メドレック<4586>:123円(0円) 朝高後、値を消す。米コロンビア大学アービング医療センターの辻研究室(感染症内科学)及び菅原研究室(肝胆膵外科・がん研究センター)と共同研究契約を締結したと発表している。辻研究室で研究する免疫賦活剤「7DW8-5」と菅原研究室で研究する抗がんペプチド「iRGD」をメドレックスのマイクロニードル技術と組み合わせ、治療標的に局所的に簡便・確実に投与するのが狙い。将来の乳がん患者への投与を視野に入れているという。 《ST》
2022/3/31
出来高変化率ランキング(10時台)~Shinwa、ビーウィズなどがランクイン
*10:42JST 出来高変化率ランキング(10時台)~Shinwa、ビーウィズなどがランクイン ※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。 ■出来高変化率上位 [3月31日 10:33 現在] (直近5日平均出来高比較) 銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率 <7044> ピアラ       2012400  259300  676.09% 19% <6083> ERIHD     1076500  165240  551.48% 20.46% <2986> LAHD      183300  35400  417.8% 13.29% <7545> 西松屋チェ     1122200  289200  288.04% 5.32% <2510>* NF国内債券    188540  51078  269.12% -0.03% <8783> GFA       1612900  500400  222.32% 6.14% <1345>* 上場Jリート    157700  52360  201.18% 0.99% <6918> アバール      125200  42740  192.93% 8.79% <4586> メドレックス    657800  225000  192.36% 2.44% <1473> DIAMトピ    101740  35590  185.87% -0.25% <1488> 大和Jリート    154170  54388  183.46% 0.83% <2170>* LINK&M    1481100  538460  175.06% 12.13% <6264> マルマエ      543700  229580  136.82% -10.77% <3549> クスリのアオキ   147900  63020  134.69% -4.13% <1580> 日経-1倍     113880  51788  119.9% -0.15% <9250> GRCS      376000  171020  119.86% 8.6% <2437>* Shinwa    1079200  503320  114.42% -10.02% <6578> エヌリンクス    2952800  1380040  113.96% 20.28% <7148> FPG       1190500  602980  97.44% 7.25% <6779> 日電波       938500  482880  94.35% 15.84% <9216>* ビーウィズ     83300  43140  93.09% 2.88% <8746> 第一商品      1893100  1053560  79.69% 15.06% <5659> 日精線       38600  21540  79.2% 4.73% <1890> 東洋建       5559700  3117140  78.36% -5.72% <1699> 野村原油      6039850  3502616  72.44% -0.49% <4883> モダリス      1242600  724220  71.58% 1.69% <2561>* iS日国際     91322  53247.6  71.5% 0.08% <3189> ANAP      1214900  731600  66.06% 0.47% <6840> AKIBA     655100  405140  61.7% -1.74% <6666> リバーエレテク   177400  111940  58.48% 4% (*)はランキングに新規で入ってきた銘柄 20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外 《FA》
2022/3/31
ERI HD---大幅反発、第3四半期決算を高評価へ
*10:17JST ERI HD---大幅反発、第3四半期決算を高評価へ ERI HD<6083>は大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は前年同期0.2億円に対して15.1億円にまで大幅拡大となっている。12-2月期も5.8億円となり、前年同期比5.8倍に。据え置きの通期計画16億円に対する進捗率は94%に達しており、大幅な上振れ期待が高まる状況のようだ。住宅や建築物の着工が順調に増加する中で、省エネ関連のサービスなどが好調に推移しているもよう。 《ST》
2022/3/31
ERIホールディングス、新設着工の増加が追い風に
*08:50JST ERIホールディングス、新設着工の増加が追い風に ERIホールディングス<6083> 建築基準法に基づく建築物の確認検査や設計住宅性能評価、建設住宅性能評価などを行う。22年5月期第3四半期(21年6月-22年2月)決算を発表した。営業利益は15.11億円。前年同期は0.22億円だった。住宅市場・非住宅市場ともに新設着工が増加したことなどが追い風となった。22年5月期営業利益は前期比3.9倍の16.00億円予想。通期好業績に向け、利益積み上げは順調のようだ。
2022/1/4
前日に動いた銘柄 part1 恵和、オルガノ、ワイエイシイなど
*07:15JST 前日に動いた銘柄 part1 恵和、オルガノ、ワイエイシイなど 銘柄名<コード>30日終値⇒前日比 JDSC<4418> 2142 -228 年末年始の空白リスクを嫌気し、直近IPOには手仕舞い売り。 恵和<4251> 6040 +450 25日線突破でテクニカル妙味増す。 デクセリアルズ<4980> 4155 +85 好業績銘柄には大納会であっても手仕舞いでなく押し目買いが優勢。 ワークマン<7564> 5500 -110 25日線手前で戻り待ちの売り。 明和産業<8103> 997 +79 高水準の配当利回りをあらためて意識する動きも。 オルガノ<6368> 8650 +380 高値もみ合いからの上放れに追随買い続く。 栃木銀行<8550> 231 +21 29日の急伸に追随買いだが特に材料観測されず。 ワイエイシイ<6298> 1118 +102 半導体関連の割安株として関心も。 大幸薬品<4574> 824 +54 オミクロン株の目先の感染拡大を思惑視。 ZHD<4689> 667.4 +21.5 新型コロナ感染再拡大によるEC需要の拡大なども思惑視か。 アウトソーシング<2427> 1550 +49 調査報告書受領受けての過度な警戒感後退が続く。 アスクル<2678> 1534 +50 12月の月次回復後はリバウンド基調続く。 双信電機<6938> 868 +36 EV関連、5G関連としての期待感根強い。 ERI HD<6083> 1409 -34 好決算発表後の出尽くし感が続く。 新日本科学<2395> 1420 -57 大納会による手仕舞い売りなど需給要因か。 ペプチドリーム<4587> 2545 -108 年末年始休暇控えて手仕舞い売りが優勢か。 井筒屋<8260> 402 -24 年末要因で短期資金の手仕舞い売りが優勢。 gumi<3903> 689 -21 高水準の信用買い残など重しとなる形にも。 ブイキューブ<3681> 1058 -10 29日急反発も25日線レベルで戻り売り。 《FA》
2021/12/31
前日に動いた銘柄 part1 恵和、オルガノ、ワイエイシイなど
*07:15JST 前日に動いた銘柄 part1 恵和、オルガノ、ワイエイシイなど 銘柄名<コード>30日終値⇒前日比 JDSC<4418> 2142 -228 年末年始の空白リスクを嫌気し、直近IPOには手仕舞い売り。 恵和<4251> 6040 +450 25日線突破でテクニカル妙味増す。 デクセリアルズ<4980> 4155 +85 好業績銘柄には大納会であっても手仕舞いでなく押し目買いが優勢。 ワークマン<7564> 5500 -110 25日線手前で戻り待ちの売り。 明和産業<8103> 997 +79 高水準の配当利回りをあらためて意識する動きも。 オルガノ<6368> 8650 +380 高値もみ合いからの上放れに追随買い続く。 栃木銀行<8550> 231 +21 29日の急伸に追随買いだが特に材料観測されず。 ワイエイシイ<6298> 1118 +102 半導体関連の割安株として関心も。 大幸薬品<4574> 824 +54 オミクロン株の目先の感染拡大を思惑視。 ZHD<4689> 667.4 +21.5 新型コロナ感染再拡大によるEC需要の拡大なども思惑視か。 アウトソーシング<2427> 1550 +49 調査報告書受領受けての過度な警戒感後退が続く。 アスクル<2678> 1534 +50 12月の月次回復後はリバウンド基調続く。 双信電機<6938> 868 +36 EV関連、5G関連としての期待感根強い。 ERI HD<6083> 1409 -34 好決算発表後の出尽くし感が続く。 新日本科学<2395> 1420 -57 大納会による手仕舞い売りなど需給要因か。 ペプチドリーム<4587> 2545 -108 年末年始休暇控えて手仕舞い売りが優勢か。 井筒屋<8260> 402 -24 年末要因で短期資金の手仕舞い売りが優勢。 gumi<3903> 689 -21 高水準の信用買い残など重しとなる形にも。 ブイキューブ<3681> 1058 -10 29日急反発も25日線レベルで戻り売り。 《FA》
2021/12/30
【注目銘柄ダイジェスト】:大幸薬品が大幅続伸、エアトリは大幅続落
*16:48JST 【注目銘柄ダイジェスト】:大幸薬品が大幅続伸、エアトリは大幅続落 <9101> 郵船 8760 -10 反落。今年の株価上昇率は東証1部上場銘柄の中で東京機械に続いて第2位、東証1部時価総額100億円以上の銘柄の中では上昇率トップと、2021年最大の注目株となった。他の海運大手株と同様に、コンテナ船市況上昇による持分法適用会社の収益急拡大、それに伴う配当金の大幅な増配が刺激材料となった。来年の注目点は、2022年3月期決算発表時における自社株買い発表の有無や来年度の配当計画を含めたガイダンスとなろう。 <2270> 雪印メグ 1990 -68 大幅反落。野村證券は投資判断「ニュートラル」継続で、目標株価を2500円から2000円に引き下げた。22年3月期は包材やエネルギーコストなどの原材料高の影響のほか、ヤクルト本社<2267>やキリンHD<2503>との競争激化によりガセリ菌SP株ヨーグルトの販売が苦戦すると指摘。23年3月期以降はプロセスチーズ以外の乳業カテゴリーで値上げが発生しないとみて、営業利益予想を下方修正。乳製品事業は新工場稼働に伴う固定費増加も重しになると指摘。 <6191> エアトリ 3070 -175 大幅続落。新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」の感染拡大が世界的に広がっており、旅行需要の本格的な回復時期がずれ込むとの懸念が強まっている。年末年始の休場中に感染拡大が進む可能性なども警戒視し、手仕舞い売りの動きも急がれているようだ。本日は空運や陸運など、旅行関連株の低調な動きが目立っている。 <4574> 大幸薬品 824 +54 大幅続伸。日本国内でも新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」感染が拡大してきており、29日は、全国の新型コロナ新規感染者数が2か月半ぶりに500人を超えた。強い感染力から、年末年始の休暇中に感染者数が一段と拡大する可能性も想定され、新型コロナ対策関連株の一角として同社に関心が向かっているもよう。また、年内の「損出し売り」が一巡したこともリバウンドの支援材料に。 <7735> スクリーンHD 12370 +260 大幅反発。彦根事業所に半導体製造装置の新棟を建設すると30日付の日刊工業新聞が報じている。22年12月までの稼働を目指し、年産能力は現状の3500億円規模から4000億円超に引き上げる計画のもよう。半導体需要拡大の長期化などが意識され、前日の米SOX指数の堅調な動きも支援要因に強い動きとなっている。 <3445> RSテクノ 6810 +420 大幅続伸。海外子会社である有研半導体硅材料股フン公司の科創板市場での上場に向けた準備の一環として、上海証券取引所へ上場申請書類を提出し、申請が受理されたと発表している。5月には上場準備の一環として第三者割当増資を実施しているように、想定線の流れとはみられるが、上場に向けた前進としてポジティブ視されているもよう。含み益の拡大などが期待される形に。 <6083> ERI HD 1409 -34 大幅続落で下落率トップ。28日の上半期決算発表後は利食い売りに押される展開となっている。足元の業績は急回復だが、12月21日に上方修正を発表しており、その後の高値まで31%の株価上昇となっていることから、当面の出尽くし感が優勢となっている。なお、足元の業績は住宅着工の回復基調が続いていることで確認検査事業、住宅性能事業などが好調に推移している。 <9519> レノバ 2082 +18 4日ぶり反発。秋田県由利本荘市の洋上風力発電事業に選定されなかったことがネガティブサプライズとなり、今週3日間で株価は55%の急落となっているが、年末年始休暇を控えて本日は買い戻しが優勢の展開に。なお、野村證券やみずほ証券に続いて、本日はゴールドマン・サックス証券でも投資判断を売り推奨に格下げ、目標株価を1850円にまで引き下げているもよう。 <7611> ハイデ日高 1732 +60 3日続伸。前日に第3四半期決算を発表、累計経常損益は11.7億円の黒字で前年同期比32.4億円の損益改善となっている。また、通期予想は従来の13億円の黒字から27億円の黒字に上方修正している。食材購入単価などの上昇で営業損益は下振れとなるものの、時短営業協力金等57億円を営業外収益に計上することが背景のもよう。経済活動再開による来年度の業績回復期待も高い中、業績上振れをストレートに評価する動きが先行。 <8103> 明和産 997 +79 大幅続伸。蓄電池の利活用に取り組む事業者・団体25者によって新規設立された「神戸関西圏電池リユース・リサイクル協議会」に参画したと27日に発表しており、電池分野における事業拡大期待が足元で強まってきているもよう。また、22年3月期末には71円、年間配当金118円を計画しており、12%を超える配当利回り水準をあらためて意識するような流れにもなっているとみられる。
2021/12/30
明和産、大幸薬品、RSテクノなど
<9101> 郵船 8760 -10反落。今年の株価上昇率は東証1部上場銘柄の中で東京機械に続いて第2位、東証1部時価総額100億円以上の銘柄の中では上昇率トップと、2021年最大の注目株に。他の海運大手株と同様、コンテナ船市況上昇による持分法適用会社の収益急拡大、それに伴う配当金の大幅な増配が刺激材料となった。来年の注目点は、2022年3月期決算発表時における自社株買い発表の有無や来年度の配当計画を含めたガイダンスとなろう。 <2270> 雪印メグ 1990 -68大幅反落。野村證券は目標株価を2500円から2000円に引き下げた。22年3月期は包材やエネルギーコストなどの原材料高の影響、ヤクルト<2267>やキリンHD<2503>との競争激化でガセリ菌SP株ヨーグルトの販売が苦戦すると指摘。23年3月期以降はプロセスチーズ以外の乳業カテゴリーで値上げが発生しないとみて、営業益予想を減額。乳製品事業は新工場稼働に伴う固定費増加も重しと。 <6191> エアトリ 3070 -175大幅続落。新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」の感染拡大が世界的に広がっており、旅行需要の本格的な回復時期がずれ込むとの懸念が強まっている。年末年始の休場中に感染拡大が進む可能性なども警戒視し、手仕舞い売りの動きも急がれているようだ。本日は空運や陸運など、旅行関連株の低調な動きが目立っている。 <4574> 大幸薬品 824 +54大幅続伸。日本国内でも新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」感染が拡大してきており、29日は、全国の新型コロナ新規感染者数が2か月半ぶりに500人を超えた。強い感染力から、年末年始の休暇中に感染者数が一段と拡大する可能性も想定され、新型コロナ対策関連株の一角として同社に関心が向かっているもよう。また、年内の「損出し売り」が一巡したこともリバウンドの支援材料に。 <7735> スクリーンHD 12370 +260大幅反発。彦根事業所に半導体製造装置の新棟を建設すると30日付の日刊工業新聞が報じている。22年12月までの稼働を目指し、年産能力は現状の3500億円規模から4000億円超に引き上げる計画のもよう。半導体需要拡大の長期化などが意識され、前日の米SOX指数の堅調な動きも支援要因に強い動きとなっている。 <3445> RSテクノ 6810 +420大幅続伸。海外子会社である有研半導体硅材料股フン公司の科創板市場での上場に向けた準備の一環として、上海証券取引所へ上場申請書類を提出し、申請が受理されたと発表している。5月には上場準備の一環として第三者割当増資を実施しているように、想定線の流れとはみられるが、上場に向けた前進としてポジティブ視されているもよう。含み益の拡大などが期待される形に。 <6083> ERI HD 1409 -34大幅続落。28日の上半期決算発表後は利食い売りに押される展開となっている。足元の業績は急回復だが、12月21日に上方修正を発表しており、その後の高値まで31%の株価上昇となっていることから、当面の出尽くし感が優勢となっている。なお、足元の業績は住宅着工の回復基調が続いていることで確認検査事業、住宅性能事業などが好調に推移している。 <9519> レノバ 2082 +184日ぶり反発。秋田県由利本荘市の洋上風力発電事業に選定されなかったことがネガティブサプライズとなり、今週3日間で株価は55%の急落となっているが、年末年始休暇を控えて本日は買い戻しが優勢の展開に。なお、野村證券やみずほ証券に続いて、本日はゴールドマン・サックス証券でも投資判断を売り推奨に格下げ、目標株価を1850円にまで引き下げているもよう。 <7611> ハイデ日高 1732 +603日続伸。前日に第3四半期決算を発表、累計経常損益は11.7億円の黒字で前年同期比32.4億円の損益改善となった。また、通期予想は従来の13億円の黒字から27億円の黒字に上方修正した。食材購入単価などの上昇で営業損益は下振れとなるものの、時短営業協力金等57億円を営業外収益に計上することが背景。経済活動再開による来年度の業績回復期待も高い中、業績上振れをストレートに評価された。 <8103> 明和産 997 +79大幅続伸。蓄電池の利活用に取り組む事業者・団体25者によって新規設立された「神戸関西圏電池リユース・リサイクル協議会」に参画したと27日に発表しており、電池分野における事業拡大期待が足元で強まってきているもよう。また、22年3月期末には71円、年間配当金118円を計画しており、12%を超える配当利回り水準をあらためて意識するような流れにもなっているとみられる。 《ST》
2021/12/30
注目銘柄ダイジェスト(前場):JエスコムHD、エフ・コード、田中化研など
*12:01JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):JエスコムHD、エフ・コード、田中化研など RSテクノ<3445>:6780円(+390円) 大幅続伸。海外子会社である有研半導体硅材料股フン公司の科創板市場での上場に向けた準備の一環として、上海証券取引所へ上場申請書類を提出し、申請が受理されたと発表している。5月には上場準備の一環として第三者割当増資を実施しているように、想定線の流れとはみられるが、上場に向けた前進としてポジティブ視されているもよう。含み益の拡大などが期待される形に。 ERI HD<6083>:1372円(-71円) 大幅続落で下落率トップ。28日の上半期決算発表後は利食い売りに押される展開となっている。足元の業績は急回復だが、12月21日に上方修正を発表しており、その後の高値まで31%の株価上昇となっていることから、当面の出尽くし感が優勢となっている。なお、足元の業績は住宅着工の回復基調が続いていることで確認検査事業、住宅性能事業などが好調に推移している。 レノバ<9519>:2076円(+12円) 4日ぶり反発。秋田県由利本荘市の洋上風力発電事業に選定されなかったことがネガティブサプライズとなり、今週3日間で株価は55%の急落となっているが、年末年始休暇を控えて本日は買い戻しが優勢の展開に。なお、野村證券やみずほ証券に続いて、本日はゴールドマン・サックス証券でも投資判断を売り推奨に格下げ、目標株価を1850円にまで引き下げているもよう。 ハイデ日高<7611>:1698円(+26円) 3日続伸。前日に第3四半期決算を発表、累計経常損益は11.7億円の黒字で前年同期比32.4億円の損益改善となっている。また、通期予想は従来の13億円の黒字から27億円の黒字に上方修正している。食材購入単価などの上昇で営業損益は下振れとなるものの、時短営業協力金等57億円を営業外収益に計上することが背景のもよう。経済活動再開による来年度の業績回復期待も高い中、業績上振れをストレートに評価する動きが先行。 明和産<8103>:988円(+70円) 大幅続伸。蓄電池の利活用に取り組む事業者・団体25者によって新規設立された「神戸関西圏電池リユース・リサイクル協議会」に参画したと27日に発表しており、電池分野における事業拡大期待が足元で強まってきているもよう。また、22年3月期末には71円、年間配当金118円を計画しており、12%を超える配当利回り水準をあらためて意識するような流れにもなっているとみられる。 エフ・コード<9211>:8500円(+1500円) ストップ高。新たな買い材料は特に出ていないが、上場2営業日目の27日に公開価格(2020円)の約3.0倍となる6000円で初値を付けた後、28、29日と連続でストップ高を付けている。12月に入って新規株式公開(IPO)が相次ぐ中、21年12月期の営業利益予想が前期比397.6%増の1.57億円と業績見通しが良いことに加え、DX関連銘柄としてテーマ性があることが選好され、投資資金の流入が続いているようだ。 JエスコムHD<3779>:153円(+50円) ストップ高で年初来高値。韓国のITマーケティング企業マフィンの株式を取得し、子会社化すると発表している。取得価額は0.90億円で、異動後の議決権所有割合は100%。同社はリワード広告プラットフォーム事業を、100%子会社のスマートコンはデジタルギフト事業をそれぞれ展開している。子会社化により日本でデジタルギフト事業を展開するほか、クライアントの相互紹介などを検討するとしている。 田中化研<4080>:2362円(+320円) 年初来高値。スウェーデンのノースボルトがリチウムイオン電池セルの生産を開始したと発表し、買い材料視されている。欧州電池メーカーが設計・開発・組み立てを大型工場で行った初めての事例という。22年には商用顧客向けに最初の納入が行われる予定。田中化学研究所は前駆体製造技術のライセンス・技術支援などの契約をノースボルトと締結しており、技術支援の進捗に応じてライセンス・技術支援料を受領する。 《ST》