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欧州最大手ETF企業、規制当局による警戒姿勢をよそに、仮想通貨事業に参入【フィスコ・ビットコインニュース】

2018/7/6 17:36 FISCO
*17:36JST 欧州最大手ETF企業、規制当局による警戒姿勢をよそに、仮想通貨事業に参入【フィスコ・ビットコインニュース】 オランダを拠点とする高速取引業者であるフロー・トレーダーズ社が、仮想通貨業界に参入することが5日付のブルームバーグの報道によって明らかになった。同社は、2018年の第1四半期に世界で2,440億ユーロ(約32兆円) の上場投資信託(ETF)を取引し、欧州最大手の取引量を誇る。共同最高経営責任者(CEO)であるデニス・ダイクストラ氏によると、ビットコインとイーサリアムをベースにした上場投資証券(ETN)の売買を開始するという。 オランダ金融市場庁(AFM)は、仮想通貨が悪用されやすいという特性を懸念し、「消費者にもプロフェッショナルのライセンスの保有者にも、仮想通貨に関する活動をしないよう求める」とコメントを表明していた。規制当局による警戒が高まるなかで、フロー・トレーダーズ社が参入に踏み切った格好となった。 ダイクストラ氏はブルームバーグの取材に対し、「仮想通貨市場は大きく、間もなく規制される。市場参加者は、人々が考えているよりもプロフェッショナルだ。要望を受けているため、機関投資家が興味を持っていることを知っている」と語っている。 米国ではこれまで数社がビットコインのETF上場を試みたが、仮想通貨の流動性、価格の変動などを懸念材料とし、いずれも米証券取引委員会(SEC)が却下してきた。仮想通貨のETFやETN商品はまだ誕生していない状況だ。 しかし、6月26日に米シカゴ・オプション取引所(CBOE)が、ヴァネック・ソリッドXパートナーズ・ビットコイン・トラスト社が提案したETF商品の取り扱いを申請したことを機に、SECが再びビットコイン主体のETFに関する意見の共有を求めており、将来状況が改善される可能性がでてきた。規制が緩和され、さらなる仮想通貨関連の金融サービスの導入につながるかが注目される。 《MT》