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580億円流出の仮想通貨取引所大手のコインチェックが緊急記者会見を実施【フィスコ・ビットコインニュース】

2018/1/27 12:47 FISCO
*12:47JST 580億円流出の仮想通貨取引所大手のコインチェックが緊急記者会見を実施【フィスコ・ビットコインニュース】 国内の大手仮想通貨取引所コインチェック(coincheck)は26日、顧客の預かり資産とみられる仮想通貨「NEM(XEM)」の580億円相当が外部からの不正アクセスにより外部送信されたと発表した。その直後、コインチェックは、日本円を含めた取り扱い通貨の全ての出金及びビットコイン(BTC)以外の仮想通貨売買を一時停止した。原因や詳細など不明な部分が多く、国内外に波紋が広がるなかで、同日夜11時半より同社が開いた緊急記者会見に注目が集まった。 今回の記者会見の主なポイントを以下にまとめた。 ・26日午前3時に580億円相当が外部からの不正アクセスにより外部送信され、11時半頃に発覚した。 ・金融庁や警察庁に報告、NEM(XEM)財団、NEM(XEM)を取り扱っている他取引所とも連携し、送信されたNEMの追跡および売買停止要請をしているという。 ・NEM(XEM)以外には現段階で不正アクセス確認されていない。 ・通貨はホットウォレット(オンライン上のウォレット)に入っていた。 ・フォークするかは自分たちでは決められずNEM(XEM)財団に相談、現状はできかねるという返答。 ・安全に提供できると分かった時点で再開、現時点では未定である。 ・CM含めた投資の優先順位についての反省は?→こうなったことについて反省している。 ・他の事項を優先し、利用者保護が後回しになっていた形に。 ・仮想通貨の全資産はどれくらいか?→13種類で、取引規模(残高)は現在調査中。 ・不正アクセスは国内と海外のどちらか→現在調査中。 ・最悪のケースとしては、顧客の資産を毀損し、返せない可能性も。 今回の緊急記者会見では、不正アクセスへの具体的な対応について、検討中や調査中といった類の返答が総じて多かった印象だ。また、顧客の資産が全て失われる可能性についての明確な返答もなく、同社の今後の主な方針や事件の詳しい内容については不透明な部分が多い。今後明らかとなるであろう事件の詳細やそれに対する対応策などを慎重に見守る必要がありそうだ。 前日の12時時点で約105円であったNEM(XEM)は、報道内容が伝わるに連れて下落し、記者会見前には一時70円台まで下げる場面もみられたものの、本日12時時点では約90円まで値を戻している。その他の仮想通貨にも売りが波及したが、-5~-15%程度の下落率で一旦値動きは落ち着いている。 《SK》