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*10:00JST 東宝、18年2月期見通しの上方修正受け 東宝<9602> 同社は18日に、18年2月期の上期営業利益見通しを従来の249億円から290億円（前年同期比18.8％増）に、通期では409億円から450億円（前期比10.4％減）にそれぞれ引き上げている。主力の映画事業では、「名探偵コナン」「映画ドラえもん」などの作品が好調に推移したという。夏休み興行作品も期待できる見込みであり、映像事業においては7月26日発売の「君の名は。」Blu-ray&DVDの予約が好調であるほか、演劇事業、不動産事業なども引き続き好調に推移しているという。第1四半期実績や修正後の上期計画は市場想定を大きく上回っており、好感されると見込む。4Dシネマ等の普及も受けて、足元で高まる「コト消費」への需要を取り込み、業界として再び活気づくことにも期待したい。 （アナリスト 雲宮祥士）