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*08:55JST クルーズ、機関投資家の買い観測で下値の堅さ意識 <2138>クルーズ 2月17日の大引け直前に国内運用機関がクルーズ<2138>株式の保有に係る変更報告書を提出している。報告義務発生日の2月15日時点において、保有株数は109万3600株、保有割合は同8.49％（昨年11月提出の前回報告書では6.86％）に増加した。株価は2月10日の第3四半期決算発表後に下落したが、この局面で買い増ししたものとみられる。 16年10-12月（第3四半期）はインターネットコマース事業の営業利益が前年同期比3.5％減に転じ、マイナス視されているようだ。しかし、一部証券会社ではブラックフライデーから年末までの繁忙期においてポイントプロモーション等を積極的に行ったことが要因で、通期業績を考えた場合に懸念する必要はないと指摘している。 機関投資家の買いもあって株価は下値の堅さが意識される形となっており、目先は25日線水準まで戻りを試す展開が想定される。株価下落局面での機関投資家の買いが思惑を誘う可能性もある。 （アナリスト　小林大純）