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*09:10JST ロックオン、第1四半期の好発進でテーマ＋好業績株に <3690>ロックオン ロックオン<3690>が第1四半期（16年10-12月）決算を発表している。売上高は前年同期比23.0％増の4.20億円、営業利益は同40.8％増の0.58億円と2ケタ増収増益で着地した。同社は17年9月期の通期予想を開示しておらず、一部で積極投資が利益面の重しになるとの見方があった。しかし、第1四半期は売上の伸長がコスト増を吸収した格好だ。 同社はビットコインの基盤技術であるブロックチェーン技術のECへの応用に関する研究開発を行うほか、ビッグデータや人工知能（AI）を視野に入れたデータマイニング専門研究所「マーケティングメトリックス研究所」を擁するなど、新規領域への取り組みを積極的に行っている。ブロックチェーン推進協会や人工知能学会等にも加盟しており、そのテーマ性や将来性から市場での注目度が高かった。 反面、前述したとおり積極投資を行っていることから、これまで足元の業績に対する期待は高くなかった。第1四半期の収益規模はさほど大きくないものの、今後の業績期待を高める内容と言えそうだ。 （アナリスト　小林大純）