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*09:06JST フロイント、市場想定を上回る第1四半期の好スタートで <6312>フロイント フロイント<6312>は前日引け後に16年3-5月期（第1四半期）決算を発表している。売上高が前年同期比30.3％増の39.12億円、営業損益が2.95億円の黒字（前年同期は0.24億円の赤字）だった。主力の機械部門は、ジェネリック医薬品業界の旺盛な設備投資意欲により、受注が引き続き好調に推移した。化成品部門でも医薬品の経口剤に使用される機能性添加剤がジェネリック向けを中心に好調を維持したという。 直近で一部証券会社が最上位レーティング、目標株価1700円を付与しており、株価は上場来高値圏で推移している。このため、決算発表を受けて目先の利益を確定する動きが出てくる可能性もある。ただ、当該レポートでは、利益の伸びが大きくなるのは下期以降で、16年3-5月期営業利益は0.50億円程度とみていた。こうした市場想定を上回る第1四半期の好スタートで、更なる評価切り上げを期待した買いも入るだろう。 （アナリスト　小林大純）