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*08:58JST アスカネット、新光商がAIplay市場開拓本格化との報道で <2438>アスカネット エレクトロニクス専門商社の新光商<8141>が、空中に映像を表示し非接触でタッチパネルのように操作できるディスプレイシステム「AI（エアリアルイメージング）play」の市場開拓を本格化すると一部専門紙で報じられている。触れずに操作できる特徴を生かし、衛生管理が不可欠な手術モニターや病院内エレベーターなどの医療分野に訴求するほか、ATM、KIOSK端末、マンションへの入場、アミューズメント機器、駅の案内板など広範な分野での利用を提案していくという。 AIplayはアスカネット<2438>の特殊偏光ガラスプレート「AIプレート」を用いたもので、新光商事によるAIplay拡大とともにアスカネットの業績への寄与が期待されそうだ。同社はAIプレートを手掛けるエアリアルイメージング事業を「市場創造ビジネス」と位置付け、空中結像技術による新しい映像画像の表現方法を提唱している。 アスカネットの株価は、前日にマザーズ指数の急落に連れて下落したが、1300円水準では押し目買いが入り下げ渋る動きを見せた。報道を手掛かりにリバウンド狙いの買いが入ることが想定される。 （アナリスト　小林大純）