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*08:53JST 政府の情報収集衛星の増強計画と好決算で注目 <3741>セック 政府が、24年度までの宇宙政策の基本方針を示す宇宙基本計画に関し、工程表の改定案を公表したことが各種メディアで報じられている。危機管理を強化するため情報収集衛星は現行の4基から10基体制を目指すという。また、官民一体で宇宙ビジネス市場を開拓することも示されており、関連銘柄に注目したい。 セック<3741>は、科学衛星や惑星探査機の搭載エンベデッドシステム、天体望遠鏡制御システム、これら観測データの解析システム、各種研究機関向けの技術アプリケーションを提供している。10日引け後に発表した上期（4-9月）決算は2ケタ増収増益で着地した。宇宙先端システムビジネスフィールドでは、先端技術に関わる国の研究機関向けの開発や、車両自動走行の研究案件の開発が増加したという。好調な業績と政策関連のテーマ性に注目していきたい。 （アナリスト　小林大純）