マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
8/23 9:57:58
17,172,170
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は値下がり、米中貿易戦争の警戒感が重し

2018/8/6 10:24 FISCO
*10:24JST 概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は値下がり、米中貿易戦争の警戒感が重し 【ブラジル】ボベスパ指数 81434.98 +2.26% 3日のブラジル市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1798.29ポイント高(+2.26%)の81434.98で取引を終えた。79655.71から81792.10まで上昇した。 買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。この日の欧米市場の上昇が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、堅調な経済指標も支援材料。6月の鉱工業生産は前年同月比で3.5%上昇し、前月のマイナス6.6%から回復した。また、7月のマークイット・製造業とサービス業購買担当者景気指数(PMI)もそろって好不況の50を上回った。 【ロシア】MICEX指数 2297.99 +0.12% 3日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のMICEX指数は前日比2.84ポイント高(+0.12%)の2297.99で取引を終了した。2277.30から2299.08まで上昇した。 軟調な展開が続いた後は終盤にプラス圏を回復した。海外市場の上昇が好感され、ロシア株にも買いが広がった。一方、米中貿易戦争に対する不安が解消されていないことや、米国がロシアの企業・個人などに対して追加の経済制裁を導入したとの報道が引き続き指数の足かせとなった。 【インド】SENSEX指数 37556.16 +1.05% 3日のインドSENSEX指数は上昇。前日比391.00ポイント高(+1.05%)の37556.16、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同116.10ポイント高(+1.03%)の11360.80で取引を終えた。 買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。堅調なモンスーン(雨季)予報が好感され、インフレ加速懸念がやや後退している。また、銀行セクターの上昇も指数をサポート。ほかに、物品・サービス税(GST)が一段と改革されるとの観測や一部業種の適用率が引き下げられるとの見方が対象セクターの物色手掛かりとなった。 【中国本土】上海総合指数 2740.44 -1.00% 3日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比27.58ポイント安(-1.00%)の2740.44ポイントと3日続落した。約1カ月ぶりの安値水準に低迷している。 米中貿易戦争の警戒感が重し。トランプ米政権は2000億米ドル相当の中国製品に追加輸入関税を課す計画について、関税率を当初予定の10%から25%に引き上げる方針とされる。中国商務部の報道官は、「中国は充分な対抗措置を打ち出す準備ができている」との談話を公表。貿易摩擦が長期化するとの観測が流れるなか、中国景気の先行きも不安視された。 《FA》