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概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は5営業日続伸、原油高の進行が好感

2018/5/14 9:51 FISCO
*09:51JST 概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は5営業日続伸、原油高の進行が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 85861.20 +1.89% 11日のブラジル市場は4日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比640.97ポイント安(-0.75%)の85220.23で取引を終えた。85183.37から86406.22まで上昇した。 朝方はプラス圏で推移したが、後半は売りに押された。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。一方、指数の下値は限定的。欧米市場の上昇が支援材料となった。また、堅調な経済指標も支援材料。3月の小売売上高は前年同月比で6.5%上昇し、前月の増加率1.5%と市場予想の5.5%を上回った。 【ロシア】MICEX指数 2345.26 +1.40% 11日のロシア株式市場は5営業日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比32.34ポイント高(+1.40%)の2345.26で取引を終了した。2317.53から2346.98まで上昇した。 買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。原油高の進行が好感され、資源の一角に買いが継続。また、欧米市場の上昇や欧州との関係が改善されるとの期待が高まっていることも好感された。国内では、年金支出予算の削減観測が財政収支の改善期待を高めた。国内メディアによると、2018年の年金支出は515億ルーブル(約912億円)削減される予定だという。 【インド】SENSEX指数 35535.79 +0.82% 11日のインドSENSEX指数は反発。前日比289.52ポイント高(+0.82%)の35535.79、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同89.95ポイント高(+0.84%)の10806.50で取引を終えた。 終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。海外市場の上昇を受け、インド株にも買いが先行した。また、通貨ルピー安の進行なども輸出セクターの支援材料。ほかに、大手企業の堅調な業績報告などが対象セクターの物色手掛かりとなった。エア・インディアはこのほど、3-4月の売上高は前年同期比で20%増加したと報告した。 【中国本土】上海総合指数 3163.26 -0.35% 11日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比11.15ポイント安(-0.35%)の3163.26ポイントと反落した。 不動産株の下げが重し。新城控股集団(601155/SH)が2.6%安、保利地産(600048/SH)が1.4%安で引けた。建材株も安い。安徽海螺セメント(600585/SH)が3.8%下落した。自動車株、インフラ関連株、海運株、ITハイテク関連株なども売られた。 《CS》