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概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は値下がり、米中の貿易戦争を警戒した売りが続く

2018/3/27 10:00 FISCO
*10:00JST 概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は値下がり、米中の貿易戦争を警戒した売りが続く 【ブラジル】ボベスパ指数 84377.20 -0.46% 26日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比710.66ポイント高(+0.84%)の85087.86で取引を終えた。84356.76から85552.73まで上昇した。 中盤は上げ幅を縮小させたが、その後は再び買い戻された。米株式市場の上昇や、米中の貿易摩擦に対する懸念がやや後退していることなどが支援材料となり、ブラジル株にも買いが広がった。一方、国内における反腐敗運動の強化が経済発展の足かせになる可能性があるとの見方が指数の上値を押さえた。 【ロシア】MICEX指数 2240.85 -1.95% 26日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMICEX指数は前日比44.68ポイント安(-1.95%)の2240.85で取引を終了した。2285.15から2240.85まで下落した。 狭いレンジでもみ合った後は終盤に下げ幅を拡大させた。米英との関係が悪化するとの懸念が高まっていることが圧迫材料。英国に続き、米政府も26日、3月上旬に英国で起きたロシア元スパイの暗殺未遂事件について、ロシア政府が関与したと批判。シアトルのロシア領事館を閉鎖したほか、米国内のロシア外交官60人を国外に追放したなど最も強硬な措置に踏み切った。一方、米株式市場の上昇や米中の貿易摩擦に対する懸念がやや後退していることが指数をサポートした。 【インド】SENSEX指数 33066.41 +1.44% 26日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比469.87ポイント高(+1.44%)の33066.41、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同132.60ポイント高(+1.33%)の10130.65で取引を終えた。 前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。国有銀行セクターに買いが広がったことが指数の上昇をけん引。不正取引などで最近は国有銀行セクターに売りが広がったが、値ごろ感が強い。また、米中の貿易摩擦に関する懸念が後退していることや、海外市場の上昇なども好感された。 【中国本土】上海総合指数 3133.72 -0.60% 週明け26日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比19.04ポイント安(-0.60%)の3133.72ポイントと4日続落した。 米中の貿易戦争を警戒した売りが続く。中国が知的財産権を侵害しているとして、トランプ大統領が中国製品に対し、高関税を課すと表明した。中国商務部は米国から輸入する豚肉やワインなどを対象に、「最高25%の関税を上乗せする準備に入った」と発表している。両国で報復措置が応酬されるなか、実体経済への悪影響が不安視された。 《CS》