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23日の中国本土市場概況:上海総合0.6%高で5日続伸、「雄安新区」関連に買い

2018/2/23 16:56 FISCO
*16:56JST 23日の中国本土市場概況:上海総合0.6%高で5日続伸、「雄安新区」関連に買い 23日の中国本土市場マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比20.47ポイント(0.63%)高の3289.02ポイントと5日続伸した。上海A株指数も上昇し、21.46ポイント(0.63%)高の3444.83ポイントで取引を終えた。 前日までの好地合いが続く。連休中の消費活況などを受け、国内景気の先行きが楽観されている。政策期待も強まる状況。習近平主席が主宰する中国共産党の政治局会議が22日開催され、河北省「雄安新区」設立計画の進展が報告された。 「雄安新区」関連の河北省や北京、天津などに事業拠点を置く銘柄群では、下水処理の天津創業環保集団(600874/SH)が2.7%、送配電機器の保定天威保変電気(600550/SH)が2.3%、インフラ・公共設備運営の北京首創(600008/SH)が1.2%ずつ上昇した。鉄鋼やセメントの素材株、大手ゼネコン株も物色されている。不動産株や金融株、資源株、自動車株などもしっかり。 他の個別株動向では、モリブデン中国最大手の洛陽モリブデン(603993/SH)が8.2%高と急伸。リチウムイオン電池に使用するレアメタル(希少金属)コバルトに関し、米アップルが長期安定調達に向けて鉱山会社と直接取引を模索している——と米メディアなどが報道したことが手がかりだ。市況高騰が続くなか、傘下にコバルト鉱山をもつ洛陽モリブデンにとっても恩恵があるとみられている。 一方、外貨建てB株の相場はまちまち。上海B株指数が1.20ポイント(0.37%)高の328.45ポイント、深センB株指数が2.82ポイント(0.24%)安の1164.48ポイントで終了した。 【亜州IR】 《CS》