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*09:58JST 概況からBRICsを知ろう～上海総合指数は値上がり、銀行株に買い戻しが入り投資家心理が上向く 【ブラジル】ボベスパ指数　72914.34　-1.22％ 13日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比899.19ポイント安(-1.22％)の72914.34で取引を終えた。74621.78から72568.73まで下 落した。 プラス圏で推移した後は終盤にマイナス圏に転落した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力がやや強まった。また、原油価格の下落も資源の一角の売り材料。ほかに、欧州市場がさえない展開を示したことがブラジル株の売り圧力を高めた。 【ロシア】MICEX指数　2131.94　-1.33％ 13日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は前日比28.81ポイント安(-1.33％)の2131.94で取引を終了した。2158.25から2127.10まで下落した。 売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、原油価格の下落が資源の一角の売り圧力を高めた。また、今週15日に金融政策決定会合が開催される予定となり、慎重ムードも強い。 【インド】SENSEX指数　33053.04　-0.53％ 13日のインドSENSEX指数は続落。前日比174.95ポイント安(-0.53％)の33053.04、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同47.20ポイント安(-0.46％)の10192.95で取引を終えた。 中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。弱い経済指標が景気の先行き不透明感を強めた。10月の鉱工業生産増加率は2.2％まで鈍化し、前月の4.1％を大幅に下回った。また、インフレ加速も利上げ期待を後退させた。11月の消費者物価指数(CPI）上昇率は4.88％まで加速し、15カ月ぶりの高水準を記録した。 【中国本土】上海総合指数　3303.04　+0.68％ 13日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比22.22ポイント高（+0.68％）の3303.04ポイントと反発した。 銀行株に買い戻しが入り、投資家心理が上向く。中国工商銀行（601398/SH）が1.0％高、中国銀行（601988/SH）が0.5％高と反発している。金融市場の監督強化、資金のひっ迫が懸念されるなか、前場は銀行株がマイナス圏で推移し、全体相場の重しとなっていた。 《CS》