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中国のレノボが急落、業績悪化を嫌気

2015/8/13 11:19 FISCO
*11:20JST 中国のレノボが急落、業績悪化を嫌気 8.03HKドル(-5.19%)=11:16現在 パソコン(PC)世界最大手の聯想集団(レノボ・グループ:992/HK)が急落。同社は13日、第1四半期(15年4-6月期)の業績を発表し、純利益が前年同期比50.7%減の1億515万米ドル(約130億円、希薄化EPS:0.0094米ドル)だったと報告した。携帯端末大手モトローラ・モビリティなどの買収に伴う費用増が響く(営業費用は46.6%増)。ただ、純利益は市場予想を上回った。 買収による経営規模の拡大を通じ、売上高は3.1%増の107億1583万米ドルに膨らんだ。同社は14年10月、米IBMの低価格サーバー事業を買収。このほか、米グーグルからモトローラを譲り受けている。この影響で米州事業の売上高は45.9%増と大きく拡大。中国事業の16.3%減収をカバーした。 事業別では、スマートフォンを含むモバイル部門が堅調。売上高は32.6%増の21億1381万米ドルに上った。モトローラ買収により、スマホの販売台数は2%増の1620万台に達している。ただ、中国市場の需要鈍化や競争激化もあり、世界シェアは4.7%(↓0.5ポイント)にやや低下した。 PC部門は苦戦。売上高は12.6%減の72億8197万米ドルに落ち込んだ。米マイクロソフトの新OSリリースを前に、消費者が買い控えたことが影響した。PC販売台数は7%減の1350万台に縮小。ただ、世界市場の販売台数が13%落ち込んだのに比べれば、相対的に底堅く推移した。世界シェアは過去最高の20.6%に上昇し、首位の座を維持している。 主力事業のPC市場で厳しい経営環境が続くなか、同社はコスト削減策に着手する。買収したモトローラと既存のモバイル部門を再編し、モトローラ主導での製品開発・設計・生産を推進していく考えだ。また、PC部門の経営効率向上などに努め、下期だけで6億5000万米ドルの費用減を目指す。これに伴い、非製造部門の3200人規模(全従業員の約5%)の人員削減に踏み切る方針。 ■企業紹介 同社はPCの世界シェア約2割で首位。中国国内ではシェアが37%に達するなど、存在感がさらに大きい(14年)。05年5月、米IBMのPC事業を17億5000万米ドルで買収。「Think Pad」を含むPC部門を継承した。海外事業を拡大。11年7月、日本国内のPC事業をNECと統合。このほか、独電子大手のメディオンに約52%出資した。PCからスマホやタブレットなどへ事業領域を拡大する「PC+(プラス)」戦略を推進中。14年10月、米IBMの低価格サーバー事業、携帯端末大手モトローラ・モビリティ(米グーグルから取得)を相次いで買収した。 【亜州IR】 《ZN》