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概況からBRICsを知ろう~ロシア市場は反発、アルミ大手UCルサールの好調な四半期決算が買い安心感に

2014/8/28 9:51 FISCO
*09:51JST 概況からBRICsを知ろう~ロシア市場は反発、アルミ大手UCルサールの好調な四半期決算が買い安心感に 【ブラジル】ボベスパ指数 60950.57 +1.89% 27日のブラジル市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1129.12ポイント高(+1.89%)の60950.57で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは48、値下がり15、変わらず7と買いが優勢。素材を除くすべてのセクターが買われ、中でも通信や石油・ガスに買いが集中した。 買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。ボベスパ指数はこの日、終値ベースで2013年1月24日以来の高値を更新。政権交代への期待が高まっていることが国営大手などの買いにつながった。10月の大統領選挙に向けた最新世論調査では、野党であるブラジル社会党(PSB)所属のマリナ・シルバ元環境相の支持率が第2ラウンド(10月26日)で45%となり、ルセフ大統領の36%を上回った。第1ラウンド(10月5日)での支持率は、シルバ氏が29%、ブラジル社会民主党(PSDB)のアエシオ・ネヴィス氏が19%、ルセフ大統領が34%だった。 【ロシア】MICEX指数 1447.91 +0.32% 27日のロシア市場は反発。主要指標のMICEX指数は前日比4.59ポイント高(+0.32%)の1447.91で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは31、値下がり18、変わらず1と買いが優勢となった。 終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。石油大手タトネフチ(TATNP)に続き、アルミ大手UCルサール(RUALR)も好調な四半期決算を発表したことが買い安心感を与えた。UCルサールはこのほど、今年4-6月期の最終損益が前期の3億2500万米ドル(338億円)の赤字から1億1600万米ドルの黒字に回復したと発表。黒字回復は5四半期ぶりとなった。アルミ価格の上昇やルーブル安が利益を拡大させたと分析された。 【インド】SENSEX指数 26560.15 +0.44% 27日のインドSENSEX指数は続伸。外国人投資家(FII)が10営業日連続の買い越しを記録したことが支援材料。また、大手銀行が相次いで住宅ローン金利を引き下げていることが不動産関連の物色手掛かりとなった。インドステイト銀行やICICI銀行、パンジャブ国立銀行の3行が利下げに参加していると報じられた。今回の利下げを受け、貸出増加ペースが10月のフェスティブ・シーズンに大幅に加速すると見込まれている。 【中国本土】上海総合指数 2209.47 +0.11% 27日の上海総合指数は小幅に3日ぶり反発。前日に1%近く下落した後とあって自律反発狙いの買いが入ったほか、直近1週間で4大銀行の融資の伸びが回復したとの報道が支援材料となった。ただ、28-29日にかけて10社が新規株式公開(IPO)の公募を行う予定で、短期的な流動性低下への警戒感から上値は重かった。一方、深セン成分指数については、香港との株式相互取り次ぎに向けた検討が始まったと報じられ、資金流入期待が強まった。 《FA》