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21日の香港市場見通し:上値の重い展開か、企業業績への警戒感が浮上

2014/7/21 9:25 FISCO
*09:25JST 21日の香港市場見通し:上値の重い展開か、企業業績への警戒感が浮上 21日の香港市場は上値の重い展開か。前週末の米国市場ではダウ平均が上昇。地政学リスクへの警戒感が一服したほか、企業業績への期待感が先行した。香港市場もこの流れを素直に引き継げばプラス圏からのスタートとなるが、買い進む動きは限定的となりそうだ。ウクライナや中東情勢に先行き不透明感が残るほか、香港内部では企業業績への警戒感が強まっており、慎重ムードが強まるとみられる。 来月の決算シーズンを前に、業績予想を発表する企業が増えている。「香港経済日報」のまとめによると、今月に入って業績予想を発表した企業103社(メインボードに限る)のうち、減益などの悪化予想が64社、増益などの改善予想が39社と、悪化予想が大半を占めた。セクター別では、航空や資源の不振が目立つ一方、セメント、電力が好調だという。 先週末18日の取引終了後には、中国中煤能源(01898/HK)や中国東方航空(00670/HK)などが業績予想を発表。うち中国中煤能源は6月中間決算の純利益が前年同期比で65-75%減少したとの見通しを示している。景気減速などを背景とした需要の縮小で石炭価格が大幅に下落し、利益が減少したと説明している。 週間を通じては、24日に発表される中国の7月のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が焦点となりそうだ。市場予想では前月からの上昇が見込まれており、中国経済の底打ちを確認する内容となるかが注目される。また、25日にはAIAグループ(01299/HK)が中間決算を発表する予定で、来月の決算シーズンに向けた前哨戦となろう。 《NT》