マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
4/30 18:58:29
13,617,670
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

個人投資家アイデア投資家: 2019年の投資視点【FISCOソーシャルレポーター】

2019/1/2 7:00 FISCO
*07:00JST 個人投資家アイデア投資家: 2019年の投資視点【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家アイデア投資家氏(ブログ「アイデア投資家」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2018年12月19日23時に執筆 2019年も株式相場とうまく付き合っていく為、2018年の株価推移から学べる視点を再確認し、今後の投資に活かしていきたい。 今回は、東証33業種別の株価指数推移から学べることを紹介する。この株価指数は、東証一部の業種分類ごとの時価総額加重平均を累積し投資収益率を指数化したもの。 東証33業種別の株価指数を、2018年12月19日とその1年前で比較すると、ほぼすべての業種でマイナスとなっているのだが、2つの業種のみプラスになっており、リターン順に紹介する。ちなみに同期間のTOPIXは▲14.3%のマイナス。 1位 10.9% 電気・ガス 22社上場(時価総額首位 東電HD <9501>東証一部) 2位 0.1% 水産・農林 7社上場(時価総額首位 日水<1332> 東証一部) それぞれの業態を少し掘り下げて見ていく。まずリターントップの電気・ガス。構成企業22社の内、13社が前年比でプラスになっており絶好調の業種。その中でも再生エネルギーを手掛けるレノバ<9519>は驚異の+208%のリターンとなっている。それに続く東電HD<9501>は58%とこちらも絶好調。時価総額で見ると、レノバは約671億(12月19日時点)円に対し、東電HDは約2兆5397億円と寄与度もとても大きい。 続いて、水産・農林では、構成企業7社の内、2社が前年比でプラスリターンになっており、まずまずの業種。時価総額首位の日水<1332>が+6.5%、2位のマルハニチロ<1333>が+11.5%と業種のプラスに貢献、安定感がある印象だ。 いかがだっただろうか。普段、業種別リターンを参考に、投資先を選定することは少ないと思うが、2018年の様なほとんどの業種でリターンマイナスの市場環境では、輝く業種に注目して、投資先選定するのも1つのやり方ではないだろうか。 次に、本社所在地別の株価指数推移から学べることを紹介する。この株価指数は、全上場企業を組入れ対象に、時価総額加重平均を累積し投資収益率を指数化したもの。 今回取り上げるのは、2018年12月19日とその1年前の株価指数を比較したもので、都道府県別に見ていくと、ほとんどの都道府県はマイナスだが、3つの県のみプラスのパフォーマンスになっているので、リターン順に紹介する。ちなみに同期間のTOPIXは▲14.3%のマイナス。 1位 12.5% 山口県 16社上場(時価総額首位 ファーストリテイリング<9983> 東証一部) 2位 5.2% 愛媛県 13社上場(時価総額トップ ユニ・チャーム<8113> 東証一部) 3位 0.1% 佐賀県 6社上場(時価総額トップ 久光製薬<4530> 東証一部) それぞれの県のスター企業が、プラスリターンに貢献していて、時価総額の大部分を占めている。また業態は衣料品、衛生用品、医薬品とディフェンシブ要素が強い。 いかがだっただろうか。普段、投資先の選定で本社所在地に目を向けることは少ないと思うので、地方に本社を置く企業を選定基準の1つにすることで、従来とは違う候補企業が見つかるだろう。これも1つの見方として、参考にされてはどうだろうか。 ---- 執筆者名:アイデア投資家 ブログ名:アイデア投資家 す 《US》
関連銘柄 7件
1332 東証プライム
922
9/4 15:00
-31(-3.25%)
時価総額 288,060百万円
1911年創業の大手水産会社。水産事業、冷凍食品に強みを持つ食品事業が主力。特定保健用食品等の開発・提供、冷蔵倉庫事業、配送事業等も。コンビニ向けおにぎり・サラダは販売順調。養殖事業の安定・拡大図る。 記:2024/06/13
1333 東証プライム
3,017
9/4 15:00
-33(-1.08%)
時価総額 158,866百万円
水産国内最大手。2007年にマルハ、ニチロが経営統合。水産物の輸出入・販売・養殖のほか、冷凍食品等の加工食品事業、食材流通事業等も。紀文食品と資本業務提携。中計では28.3期営業利益310億円以上目標。 記:2024/06/13
4530 東証プライム
4,006
9/4 15:00
-60(-1.48%)
時価総額 341,171百万円
経皮鎮痛消炎剤「モーラステープ」等の医療用医薬品、消炎鎮痛剤「サロンパス」等の一般用医薬品を手掛ける。1847年創業。鎮痛消炎貼付剤に強み。重点地域へのリソース集中などサロンパスの海外展開に注力。 記:2024/08/19
8113 東証プライム
5,190
9/4 15:00
-10(-0.19%)
時価総額 3,222,128百万円
大手衛生用品メーカー。生理用品、ベビー用紙おむつで国内トップシェア。ペットケア用品、業務用食品包装資材等も。海外売上高比率は6割超。大人用排泄ケア用品は東南アジア地域で商品ラインアップの拡充図る。 記:2024/06/29
659.9
9/4 15:00
-48.6(-6.86%)
時価総額 1,060,471百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13
9519 東証プライム
1,007
9/4 15:00
-60(-5.62%)
時価総額 91,783百万円
再エネ発電所を開発・運営。太陽光を軸にバイオマス、洋上風力発電事業も。小規模分散型の太陽光発電所も順次運転を開始したことで、発電量は順調に増加。東京ガとの間で資本業務提携、第三者割当増資で資本増強。 記:2024/08/26
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10