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リソー教育 Research Memo(4):既存事業の拡大と新規事業の立ち上げの2つの軸で中長期の成長を目指す

2018/11/16 15:47 FISCO
*15:47JST リソー教育 Research Memo(4):既存事業の拡大と新規事業の立ち上げの2つの軸で中長期の成長を目指す ■中長期成長戦略 1. 中長期成長戦略の概要 リソー教育<4714>は1986年2月期の第1期を起点に、2013年2月期まで27期連続で増収を達成した。一時的な停滞の後、2017年2月期に4期ぶりに過去最高売上高を更新した現在は第2次の成長期に入ったとして、売上高の持続的成長と利益率の改善を命題に掲げて取り組んでいる。 同社の中期長期の成長戦略は、既存事業の拡大と新規事業の2つを軸としている。詳細は後述するが、既存事業では潜在的市場規模に対してまだ校舎展開が少なく、そこを充足することが成長戦略の基本骨格となっている。一方、新規事業はまったくの新しい市場であり、ブルーオーシャンの市場を同社の事業モデル(個別指導、高品質・高単価のサービス)を生かして開拓・攻略するという構図だ。 各事業セグメントの既存事業と新規事業、及び成長戦略の概要を一覧にすると以下のようになる。5つの事業セグメントのうち、積極的に成長を目指すのは学習塾事業、家庭教師派遣教育事業、幼児教育事業、及び学校内個別指導事業の4セグメントだ。人格情操合宿教育事業は、それ自体も成長ポテンシャルを有するものの、TOMASなど他の事業との間で連携を図り、相互送客などを通じてグループ収益全体の底上げという形での貢献を想定している。各事業セグメントの成長戦略は以下に詳述する。 同社は2019年2月期の決算発表に際して2020年2月期を初年度とする正式な中期経営計画を発表する計画だ。したがって現時点では中長期の具体的な業績計画は公表されていない。 この点について弊社では、2019年2月期の事業計画が順調に進捗し、業績予想も達成されてくれば、近い将来の売上高300億円の達成が視野に入ってくると考えている。また、以下に詳述する各事業セグメントの成長戦略が出そろった段階では、その積み上げの結果として、売上高500億円という線も見えてくると考えている。同時にまた、同社は営業利益率15%への早期の回復を目指している。現状は大型投資が一段落して回収期に向かうステージにあるため、達成に向けて順調に進捗すると考えている。また、新規事業は軌道に乗った段階での利益率が高いものが多いため、15%を通過点としてさらに利益率が改善する可能性も十分あると考えている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之) 《RF》
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時価総額 38,115百万円
首都圏中心に個別学習塾「TOMAS」を展開。家庭教師派遣教育の「名門会」、幼児教育の「伸芽会」等も。TOB成立でヒューリック傘下に。リソー教育オンラインストアを開設。27.2期売上高382億円目標。 記:2024/06/09