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マーケットE Research Memo(6):増収増益を予想。売上げが計画どおり進捗すれば利益上振れの可能性も

2018/9/20 16:46 FISCO
*16:46JST マーケットE Research Memo(6):増収増益を予想。売上げが計画どおり進捗すれば利益上振れの可能性も ■今後の見通し ● 2019年6月期の見通し 2019年6月期についてマーケットエンタープライズ<3135>は、売上高7,700百万円(前期比21.6%増)、営業利益160百万円(同65.8%増)、経常利益162百万円(同70.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益80百万円(同150.4%増)と大幅な増収増益を予想している。 売上高は前期比21.6%(1,367百万円)増と、大幅な増収が計画されている。売上高の既存ビジネス・新規ビジネス別内訳※別の内訳について、同社は、「新規ビジネスが前期比倍増し、残りが既存ビジネスの成長」としている。これに基づくと以下のようになる。 ※既存ビジネスと新規ビジネスの定義は2018年6月期の決算分析の項で述べたところと同じ。 既存ビジネスは前期比約10%増の6,100百万円が計画されているとみられる。前期に稼働した2つのリユースセンターのフル稼働が増収シナリオの要因の1つとみられる。また、前期にも見られた動きだが、比較的高単価の商材に関して、フリマアプリを用いたCtoCの取引から、同社のような専門事業者を介したCtoBtoC取引への回帰の動きが強まっていることも増収シナリオとして織り込まれているとみられる。背景は言うまでもなく、取引の安全・安心・簡便へのニーズだ。 新規ビジネスは前期比倍増の1,600百万円をターゲットにしている。この内訳の詳細は開示されていないが、前期同様、農機具と通信(モバイル)がけん引する計画とみている。それに加えて、新規に加わった医療機器などがうまく立ち上がれば、予想を上回る伸びとなる可能性もあると弊社ではみている。 一方利益面では、営業利益は前期比65.8%増と伸び率は大きいが、増益額は64百万円にとどまっている。前述のように、2018年6月期においては在庫処分損を除いた実質営業利益は200百万円に迫っていた。そこからすれば減益という見方もできる。この点について同社は、前期に新設した2つのリユースセンターのフル稼働で販管費が増加する見通しであることや、成長投資の一環として人材の採用を拡大する予定で、人件費の増加を織り込んだことを挙げている。 弊社では、リユースセンターのフル稼働については売上拡大にも貢献するため、最終的には増益寄与を予想している。一方、人材投資については、規模や内容が不明なため、当面は状況を見守りたいと考えている。総合的に判断すれば、会社予想を上回って着地する可能性は十分あるとみている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之) 《SF》
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