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コニシ Research Memo(1):新中期経営計画では2018年3月期に売上高1,360億円を目指す

2016/12/15 16:26 FISCO
*16:26JST コニシ Research Memo(1):新中期経営計画では2018年3月期に売上高1,360億円を目指す コニシ<4956>は、「ボンド」ブランドで知られる国内トップクラスの接着剤・シーリング材メーカーである。一般家庭用が有名であるが、産業用、住宅・建材用、建築・土木用と幅広い製品をそろえており、主たる市場は住宅・建築・土木関連である。 2017年3月期第2四半期の業績は、売上高57,329百万円(前年同期比1.7%増)、営業利益2,621百万円(同0.2%減)、経常利益2,400百万円(同10.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,599百万円(同11.5%増)となった。親会社のコニシの業績はボンド事業を中心に比較的堅調だったが、子会社がやや低調であった。営業利益はほぼ前年並みとなり、若干だが期初計画を下回った。為替差損により経常利益の減益幅が大きくなったが、前期に計上した特別損失(解決金)が消失したことから四半期純利益は増益となった。 2017年3月期の業績見通しは、売上高126,000百万円(前期比6.0%増)、営業利益6,630百万円(同3.9%増)、経常利益6,710百万円(同5.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4,180百万円(同11.1%増)が予想されており、期初の予想と変わっていない。住宅向けを中心に各業種向けで上伸が見込まれ、上半期の遅れを取り戻し増収・増益となる見込みだ。 新しい中期経営計画(3ヶ年)を発表している。数値目標は2018年3月期に売上高136,000百万円(2015年3月期比17.5%増)、経常利益7,400百万円(同35.4%増)、経常利益率5.4%(同4.7%)、ROE8.0%(同6.7%)となっており、売上高、経常利益ともに過去最高を目指している。 ■Check Point ・期初予想どおり2017年3月通期は増収増益を見込む ・最終年度の2018年3月期に売上高1,360億円を目指す中期経営計画 ・安定配当を目指し、2017年3月期は前年比2円増の年間22円配当を予想 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《SF》
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接着剤メーカー最大手。木工用ボンドで知名度。合成接着剤ボンドと化成品が収益の柱。土木建設向けに強み。自動車等に使用される弾性接着剤は販売数量増。24.3期3Qは大幅営業増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/15