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ケンコーマヨ Research Memo(1):業務用に強くロングライフサラダ、タマゴサラダなどで業界トップ

2015/6/12 16:03 FISCO
*16:04JST ケンコーマヨ Research Memo(1):業務用に強くロングライフサラダ、タマゴサラダなどで業界トップ サラダ・総菜類、マヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ加工品等の製造販売を手掛けている。業務用に強く、ロングライフサラダで業界シェア37.4%、マヨネーズ・ドレッシング類も14.7%とキユーピー<2809>に続いて2位に位置する。 ケンコーマヨネーズ<2915>の2015年3月の連結業績は、タマゴ加工品やサラダ・総菜関連がCVSや製パンメーカー向けに順調に拡大し、売上高は前期比5.3%増の60,327百万円と4期連続の増収、過去最高売上高を更新した。また、経常利益は増収効果に原材料コストの低減や、販売価格の改定効果なども加わって、同22.9%増の2,776百万円と2期ぶりの増益に転じた。 2016年3月期の連結業績は売上高が前期比4.8%増の63,200百万円、経常利益が同8.0%増の3,000百万円と増収増益が続く見通しで、経常利益では6期ぶりに過去最高を更新する。前期に本格稼働した静岡富士山工場でのタマゴ加工品の品質が高く評価され、新規顧客の開拓が順調に進んでいるほか、サラダ・総菜関連も中食需要の拡大を追い風に成長を見込んでいる。原材料価格の上昇や固定費負担の増加が見込まれるものの、増収効果や静岡富士山工場の生産効率向上、プロダクトミックスの改善により、利益率も上昇が見込まれる。 決算発表と同時に新中期経営計画「KENKO Five Code 2015-2017」を発表した。3つの戦略として、1.『サラダNo.1(Leading company)』としてのポジションを確立、2.「サラダ料理」の更なる進化、3.グローバル市場への積極展開を進める経営基盤強化を進めていくことです。最終年度となる2018年3月期に連結売上高75,000百万円、連結経常利益率5%の達成を目指していく。 なお、株主還元策としては連結配当性向で20%を意識しながら、安定した利益還元を継続しながら、配当性向を高めていくことを目指しており、2016年3月期も前期比2円増配の25円(配当性向20.1%)を予定している。また、株主優待として毎年3月末の株主に対して、自社製品の贈呈を行っている。 ■Check Point ・マヨネーズ・ドレッシング類は業務用に特化し多くの納入実績 ・タマゴ加工品はCVS向けを中心に新規採用され大幅増収 ・新中計では連結売上高750億円を目指す (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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2809 東証プライム
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時価総額 524,258百万円
マヨネーズやドレッシング、パスタソース等の製造・販売を行う。1919年創業。マヨネーズ、ドレッシングは国内家庭用市場でトップシェア。アヲハタを傘下に持つ。海外でKEWPIEブランドの認知拡大を図る。 記:2024/08/02
2915 東証プライム
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時価総額 39,757百万円
業務用食品メーカー。マヨネーズやドレッシング、サラダ、総菜、タマゴ加工品の製造、販売等を行う。ロングライフサラダで国内トップシェア。おつまみ惣菜等の商品拡大進める。28.3期売上高1020億円以上目標。 記:2024/06/24