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*08:35JST ホーチキ---防災事業の受注が堅調に推移して業績をけん引、増収増益に ホーチキ<6745>は、日本で最初の火災報知設備を提供。消火設備など防災分野だけではなく、テレビ共同受信設備など情報通信設備やセキュリティ設備なども展開。 2015年3月期の連結業績は、売上高で前期比3.6％増の701.73億円、営業利益で同18.2％増の31.43億円、経常利益で同24.0％増の33.68億円、当期純利益で同33.9％増の20.60億円と増収増益となった。防災事業の火災報知設備と消火設備は、既存物件に対するリニューアル提案や新規受注が堅調に推移した。 2016年3月期の業績予想は、売上高で前期比4.0％増の730.00億円、営業利益で同17.7％増の37.00億円、経常利益で同9.9％増の37.00億円、当期純利益で同11.6％増の23.00億円と引き続き増収増益を見込む。 過去5年間は海外連結売上高が年平均成長率23.7％と大きく成長し、2015年3月期には初の海外連結売上高100億円を突破した。英国では第2位であるシェア20％を有するまで成長したが、それでも世界シェアは2～3%とまだまだ成長の余地は大きい。海外での大きな飛躍に加え、東京オリンピックの影響もありしばらく国内の需要は堅調に推移することが予想される。2018年4月に創業100周年を迎える老舗企業は、まだまだ成長を止めることはない。 《FA》